いやはや、またまたびっくりしました。このところ、AIに驚かされっぱなしです。
大型トラックの開発に長年携わってきた小生ですが、今回の精巧なトラックの図を見て、思わず腰が抜けそうになりました。
「何だ、この細かさは!」



車体を支える骨格、エンジン、配管、足回り。そして、ボルト一本一本まで描き込まれています。
全体の図を眺めて驚き、エンジン回りを拡大して、また驚く。昔の仕事を思い出しながら、ついつい細かいところに目が向いてしまいます。
「ボルト一本まで、正確に描かれているように見えるではないか!」
約1,700部品という話にも驚きました。
小生が一つずつ数えたわけではありませんが、その密度には圧倒されます。
もちろん、見た目の精巧さと、実際に製造できる設計の正しさは別です。そこは技術者の確認が欠かせません。
それでも、複雑な構造をここまで見せられる表現には、大きな可能性を感じます。
■「Anatomy」って、何でしょう?
こうした「仕組みを見せる表現」で、小生が今注目しているのが「Anatomy(アナトミー)」です。
簡単に言えば、AIに「この仕組みを分かりやすく見せて」と頼み、立体的な図や、触って動かせる教材を作るための道具です。
例えば、歯車の回転、機械の中の動き、品物が順番に流れる様子。文章だけでは想像しにくいことを、目で追える形にするのです。
それでは、先ほどのエンジンを動かしてみますね。
すっすっすげ~!!
普通の写真なら、眺めることが中心です。動く教材なら、つまみを動かしたり、条件を変えたりしながら、仕組みを確かめられます。
「ああ、そういうことだったのか!」
この瞬間を作れるところが、小生には魅力的です。
■ 小生なら、こんな説明に使いたい
まず思い浮かぶのは、ものづくりの現場です。
例えば、製品を作る前の準備に3,000円かかるとします。
10個作れば、準備費の負担は1個当たり300円。
100個作れば、1個当たり30円です。
この違いを、数量のつまみを動かすと変化する教材にしたらどうでしょう。
「たくさん作ると、なぜ1個当たりの負担が減るのか」が、数字に苦手意識のある方にも伝わりやすくなりそうです。
また、加工・検査・梱包という三つの工程で、検査だけが遅ければ、そこに品物がたまります。
その様子が動いて見えれば、「どこを改善すると全体がよくなるのか」を、皆で考えやすくなると思います。
■ AI講座にも、ブログにも
小生が取り組むAI講座でも、こうした教材を使ってみたいと考えています。
説明を聞くだけでなく、自分で動かしてみる。数字を変えてみる。そして、結果が変わる理由を考える。
参加者から「あれ?」「なるほど!」という言葉が自然に出る講座にできたら、学ぶ楽しさも増すのではないでしょうか。
人生応援ブログでも、文章や写真に加えて、読者の皆さんが仕組みを体験できるような紹介ができたら面白いですね。
なお、小生はまだAnatomyを使った教材制作を始めた段階ではありません。
まずは小さな題材から、できることを確かめていきたいと思っています。
■ AIが進歩するほど、経験も生きる
Anatomy本体は無償で公開され、CodexやClaude Codeなどと組み合わせて使う仕組みです。利用するAI側の契約や利用枠は別に確認が必要ですが、小生はまず、現在の契約を生かせる方法から検討したいと思っています。
https://github.com/wheresryan22/anatomy
ただ、どんなに見事な図ができても、それだけで内容が正しいとは限りません。
「この動きはおかしくないか」
「この説明では、初心者が誤解しないか」
そこを確かめるのは、人の役目です。
長年の仕事で積み重ねた経験は、AIが登場したからといって、古くなるばかりではありません。AIの表現力と組み合わせることで、次の世代へ伝える力になるのではないでしょうか。
今回は、まずその精巧さに腰を抜かしました。
でも、驚いてばかりもいられません。次は小生の経験を、誰かの「分かった!」につなげてみたいと思います。
皆さんなら、どんな仕組みを「見て分かる形」にしてみたいですか?
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