経緯
今まで点在していた折乃笠の生成AI技術情報を一か所に統合しました。
サイト名を変更し、情報は全てコンテンツ化して記載致しました。
今後、関連する大規模コンテンツは別サイトを作成しリンクで繋いでいきます。
今回3つの新サイトを作成しました。

その中の一つ『シニア世代のための生成AI活用ガイド』を紹介します。
はじめに
生成AI(ジェネレーティブAI)は、まるで人間のように文章や画像、音楽などを作ることができる、すごいツールです。最近、テレビやニュースでもよく聞くようになりましたね。
「AIって難しそう…」と思うかもしれません。でも、ご安心ください。このガイドは、難しい専門用語はできるだけ使わず、シニア世代の皆さまにもわかりやすい言葉で、生成AIの基本から活用方法までを丁寧にご説明します。
実は、小生も昨年から生成AIをいろいろなことに活用しているんです。ホームページを作ったり、ブログを書いたり、ちょっとした資料を作ったり…本当に便利で驚いています。
このガイドでは、小生が実際に体験したことや、シニアの皆さまに役立つ活用方法を中心に、生成AIの世界をやさしくご案内いたします。一緒に新しい世界を体験してみませんか?
1.生成AIって何?
生成AIは、「たくさんのことを学習して、新しい何かを作り出すAI」のことです。
昔のAIは、人が細かくプログラムした通りにしか動けませんでした。でも、生成AIは違います。「〇〇を作って」とお願いするだけで(これを「プロンプト」と言います)、AIが自分で考えて、色々なものを作り出すことができるんです。
例えば…
- 「猫の絵を描いて」とお願いすると… → 可愛い猫の絵をすぐに描いてくれます!
- 「今日の天気は?」と聞くと… → 今日の天気を教えてくれます!
ね、簡単でしょう?
1ー1.生成AIの種類
生成AIには、作れるものによって色々な種類があります。
① 文章生成AI
- 得意なこと:自然な文章を作ること。手紙の書き出しを考えたり、日記の続きを書いたり、短い文章をまとめたりできます。
- 活用例:メールの作成、あいさつ文の作成、簡単なレポートの作成など
- 製品例:ChatGPT、Gemini、Claudeなど
- 著者のおすすめポイント:いくつか試してみて、一番使いやすいものを見つけてみましょう。無料でも十分使えますよ!
② 画像生成AI
- 得意なこと:まるで人が描いたような絵やイラストを作ること。昔懐かしい風景や、趣味の絵画など、色々お願いできます。
- 活用例:パソコンやスマートフォンの壁紙作り、SNSのアイコン作成、メッセージカードのイラスト作成など
- 製品例:DALL-E、Midjourney、Stable Diffusion、Adobe Fireflyなど
- 著者のおすすめポイント:写真を加工するソフトで有名なAdobeの「Firefly」がおすすめです。操作が簡単で、すぐに綺麗な画像が作れます。とにかく触ってみると楽しいですよ!
③ 音声生成AI
- 得意なこと:テキストを自然な音声に変えたり、声の種類を変えたり、音楽を作ったりできます。
- 活用例:読み上げソフトとしてニュース記事を読んでもらったり、外国語の学習に使ったり、オリジナルの音楽を作って楽しむなど
- 製品例:Vrew、WaveNet、Jukebox、VALL-E 、Mubertなど
- 著者のおすすめポイント:無料の「Vrew」というソフトが簡単でおすすめです。歴史上の人物になりきって自己紹介をしてもらう、なんてこともできますよ。
④ 動画生成AI
- 得意なこと:短い動画やアニメーション、3Dモデルなどを作ることができます。
- 活用例:孫の成長記録動画を簡単に作ったり、旅行の思い出をアニメーションにしたり、趣味の3D作品を作ったり
- 製品例:Vrew、sora、Runway、Synthesiaなど
- 著者のおすすめポイント:文章から簡単な動画を作るなら「Vrew」がおすすめです。
1ー2.生成AIの仕組み(ちょっとだけ専門的な話)
生成AIは、主に3つの要素で動いています。
① 学習データ
- 生成AIは、たくさんのデータ(文章、画像、音声など)を読んで勉強します。このデータが多いほど、AIは賢くなります。
② ニューラルネットワーク
- 人間の脳の神経回路を真似した、AIの頭脳部分です。学習データから色々なパターンを学びます。
③ 生成モデル
- 学習したニューラルネットワークを使って、新しいコンテンツを作り出す仕組みです。
うーん、ちょっと難しい話でしたね。でも、仕組みを詳しく知らなくても、生成AIは十分に活用できますのでご安心ください!
2. 生成AIって、どんなことに使えるの?
生成AIは、本当に色々な分野で活用されています。シニア世代の皆さまにも役立つ例をいくつかご紹介しますね。
① コンテンツ作成
- ブログ記事:趣味のこと、日々の出来事、地域の情報などを発信するブログ記事をAIが作成
- 手紙やメッセージ:お友達や家族への季節の挨拶、お礼状、お祝いメッセージなどをAIが作成
- 詩や短歌:美しい言葉で気持ちを表現する詩や短歌をAIが作成
- 音楽:好きなジャンルの音楽や、癒やしの音楽などをAIが作曲
② デザイン
- ロゴ:趣味のサークルやグループのロゴをAIがデザイン
- ポスター:イベントや集まりの告知ポスターをAIがデザイン
- ウェブサイト:趣味や活動を紹介するウェブサイトのレイアウトをAIが作成
③ コード生成
- 簡単なプログラム:家計簿アプリや健康管理アプリなど、簡単なスマホアプリのプログラムをAIが作成(少し専門的な知識が必要です)
④ 翻訳
- 外国語の文章:海外旅行先の情報を調べたり、外国のお友達とメールする際に、AIが翻訳
- 外国語のニュース:海外のニュース記事をAIが日本語に翻訳
⑤ カスタマーサービス
- チャットボット:お店やサービスのウェブサイトで、質問に自動で答えてくれるAIチャットボット
⑥ 教育
- 学習教材:趣味の教室や集まりで使う教材をAIが作成
- 個別学習のサポート:AIが個人のレベルに合わせて、学習プランを提案
⑦ 医療
- 医療画像の診断:レントゲン写真やCT画像などをAIが分析して、病気の早期発見をサポート(専門的な分野です)
- 新薬開発:AIが新しい薬の候補を見つけるのを手伝う(専門的な分野です)
これらの例はほんの一部です。生成AIは、アイデア次第で本当に色々なことに活用できます。
まずは、文章作成AIや画像生成AIなど、簡単なものから試してみてはいかがでしょうか?
3.生成AIの良い点と注意点
生成AIは、便利なだけでなく、注意しなければならない点もあります。ここでは、良い点と注意点を分かりやすくご説明します。
3ー1.生成AIの良い点
① 効率アップ
- 時間短縮:文章作成や画像作成など、時間がかかる作業をAIが代わりにやってくれるので、時間を有効活用できます。
- 例:趣味の俳句の会報誌を作るのに、AIに俳句の候補をいくつか作ってもらって、選ぶ時間を短縮
- 労力削減:面倒な作業や、 repetitive な作業をAIに任せることで、疲れを軽減できます。
- 例:毎月発行している地域のニュースレターの文章作成をAIに手伝ってもらい、編集作業の負担を減らす
② 新しいアイデア
- 発想力:自分では思いつかないような、ユニークなアイデアをAIが提案してくれることがあります。
- 例:旅行の計画を立てる際に、AIにおすすめの観光ルートや穴場スポットを聞いて、新しい発見をする
- 創造性:AIが作ったものをヒントに、さらに自分のアイデアを広げることができます。
- 例:AIが作ったイラストを元に、絵手紙を描いて友人に送る
③ 自分に合わせた情報
- 個別対応:AIは、使う人に合わせて、情報をカスタマイズすることができます。
- 例:趣味のオンラインショッピングで、過去の購入履歴に基づいて、AIがおすすめの商品を紹介してくれる
④ コスト削減
- экономия:人にお願いしていた作業をAIに任せることで、費用を抑えることができます。
- 例:お店ののために、AIに簡単なデザインを作成してもらい、 費用を削減
⑤ 幅広い活用
- 教育、医療、エンターテインメントなど、色々な分野で活用できます。
- 例:地域の サイトの紹介動画をAIに作ってもらい、観光客誘致に活用する
3ー2.生成AIの注意点と対策
① 倫理的な問題
- ウソや差別:生成AIは、間違った情報や、差別的な内容を作り出すことがあります。
- 対策:AIに学習させるデータ(材料)を、色々な情報源から集めて、偏りのないようにする。AIが作った情報を鵜呑みにせず、自分で確認する 生成AIが生成した情報とファクトチェックの様子
- 例:ニュース記事を作らせる場合は、複数の新聞記事やニュースサイトの記事を学習データとして使い、公平な内容になるようにする
② 著作権の問題
- 権利関係:生成AIが作ったものの著作権が、誰のものになるのか、まだはっきりしていません。
- 対策:ルールをきちんと作り、誰が権利を持つのか明確にする必要があります。
- 例:AIが作った絵画や音楽などの著作権について、法律でルールを決める
③ セキュリティの問題
- 悪用:生成AIが、悪いことに使われる危険性があります。
- 対策:AIを使える人を制限したり、セキュリティ対策を強化する必要があります。
- 例:悪意のあるプログラムを作らせないように、AIにセキュリティチェック機能を設ける
④ プライバシーの問題
- 個人情報:生成AIが、個人情報を集めてしまうことがあります。
- 対策:個人情報が見えないように加工したり、データの使い方を制限する必要があります。
- 例:AIの学習データから、名前や住所などの個人情報を削除してから利用する
これらの良い点と注意点を理解して、生成AIを上手に活用し、注意点には気をつけるようにしましょう。
4.生成AIの未来
生成AIは、これからもどんどん進化していくと考えられています。未来は、もっとすごいことになるかもしれません。
① もっとすごいコンテンツ
- 学習データが増えたり、AIの技術が進化することで、今よりもっとリアルで、質の高い文章や画像、音楽などが作れるようになるでしょう。
② 色々なコンテンツ
- 文章、画像、音声、動画だけでなく、3Dモデルやゲームなど、もっと複雑なものも作れるようになるでしょう。
③ 人間とAIの協力
- 生成AIは、人間の創造性を助ける道具として、ますます活用されるようになるでしょう。
5.ガイドの使い方と生成AIを始める方法
最近は、生成AIの情報がインターネット上にたくさんありすぎて、どこから始めたら良いか迷ってしまいますよね。
ご安心ください。小生が試してうまくいった方法を、ステップごとにご紹介します。
ステップ1
- まずは、このガイドをもう一度読んでみましょう。 全体像を把握することができます。
ステップ2
- 気になる言葉は、YouTubeで検索してみましょう。 「生成AIとは?」「画像生成AI 無料」など、キーワードで検索すると、解説動画がたくさん見つかります。
- ポイント:「KEITO」さんの動画や、最近アップされた動画がおすすめです。YouTubeは、映像で説明してくれるので、とても分かりやすいですよ。
ステップ3
- 実際に使ってみましょう。 まずは無料版で十分です。
- ポイント:目的を持って使うのがコツ。例えば、「お友達に送る暑中見舞いの文章をAIに作ってもらう」「趣味の絵画教室のチラシのイラストをAIに描いてもらう」など、何か具体的なテーマを決めて試してみましょう。
ステップ4
- 1ヶ月くらい続けてみましょう。 毎日少しずつ触ることで、AIに慣れてきて、「AIって意外と簡単で便利だな」と思えるはずです。
ステップ5
- 目標を決めましょう。 「AIを使って何がしたいか」を具体的に考えてみましょう。
- 例:「ブログを始めて、趣味について発信する」「AIで絵を描いて、個展を開く」「AIで動画を作って、地域を紹介する」など。目標が決まれば、必要なツールや学ぶべきことが見えてきます。
- 副業を考えている方は、専門家が開いている無料セミナーに参加してみるのも良いでしょう。
ステップ6
- 最新情報をチェックしましょう。 生成AIの世界は、毎日進化しています。
- ポイント:専門家のSNS(X(旧Twitter))アカウントをフォローして、最新情報をチェックしましょう。
◆ おすすめ専門家アカウント
- 七里信一 | 日本一わかりやすく生成AIを教えてます @ai_Prompt_1144
- 木内翔大@SHIFT AI代表「日本をAI先進国に」 @shota7180
- チャエン | 重要AIニュースを毎日発信 @masahirochaen
- KEITO💻AIディレクター @keitowebai
- usutaku@AI情報解説 @usutaku_com
これらのアカウントは、私も参考にしている専門家の方々です。ぜひフォローして、役立つ情報を手に入れてくださいね!
6.まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
生成AIは、私たちの可能性を広げ、生活を豊かにしてくれる、素晴らしい道具です。
このガイドが、皆さまの生成AIの世界への第一歩となり、新しい体験を楽しんでいただくきっかけになれば、とても嬉しく思います。
これから、生成AIはますます進化していくでしょう。この新しい波に乗り、一緒に未来を切り開いていきましょう!
それでは、生成AIの世界で、またお会いしましょう!
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