小生らの故郷には、雄大な自然が育んだ豊かな食の恵みと、先人たちが受け継いできた食文化という、かけがえのない宝が眠っています。この宝を未来へと繋いでいくために、今、新たな挑戦が始まろうとしています。食を愛し、地域を愛する想いを持った人々が集い、食を通じて地域の新たな可能性を切り拓くための協議会が、いよいよ本格的に動き出しました。
「ローカルガストロノミー」という言葉をご存じでしょうか。これは、単に「ご当地グルメ」を開発することに留まりません。その土地の食材や食文化、人々の営み全体を一つの物語として捉え、その土地ならではの食体験の魅力を発信していく取り組みです。小生らは、この活動こそが、地域の未来を豊かにする鍵であると信じています。
生産者の減少や食生活の変化など、地域の食を取り巻く環境は決して安泰ではありません。だからこそ今、行動を起こす必要があるのです。点在する地域の魅力を線で結び、面として広げていく。食を切り口に、経済の活性化や新たな価値の創出、そして誰もが自らの故郷に更なる誇りを持つきっかけを作ること。それが、小生らが目指す未来像です。

先日、その歩みを確かなものとするための重要な会合が、市内のとある酒屋様を会場に開かれました。集まったのは、理事長、副理事長をはじめ、この活動の中心を担う理事や事務局の面々です。
この日の議論の中心は、今後の活動の根幹を定めることでした。
まず、「我々は何のために活動するのか」という根本的な哲学、活動の「軸」となる目的を、全員で共有し、確立しました。これは、協議会という船がどこを目指して航海するのか、その羅針盤を定める最も重要なプロセスです。
次に、その目的を達成するための具体的な道筋が話し合われました。
理想を語るだけでなく、それをいかにして現実に変えていくか。事業の内容、費用、そして今後の日程感まで、地に足の着いた計画が練られました。この強固な土台と明確な計画が、夢を実現するための原動力となります。
この会合は、来るべき本格的な船出に向けた、決意表明の場でもありました。理事会の熱意は、やがてより広い地域の方々を巻き込んだ大きなうねりへと変わっていくことでしょう。
小生らの活動は、協議会のメンバーだけで完結するものではありません。
素晴らしい食材を育てる方、こだわりの料理を提供する方、伝統の味を守り続ける方、そして「この地域の食が好きだ」という想いを持つすべての皆様が主役です。
この挑戦は、まだ始まったばかりです。
この小さな一歩が、やがて地域の未来を豊かに彩っていくと信じています。
どうぞ、今後の活動にご注目ください。
そして、共にこの地域の「美味しい未来」を創り上げていきましょう。
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小生はこのブログでローカルガストロノミー と言う言葉を知りました。いろいろ勉強になりますね!
ローカルガストロノミーの概念が、この地に根付き、未来へ続く新しい文化のうねりとなることを期待しています。
食を介して、地域の誇りが再発見され、人々の心に深く刻まれる、そんな新たな挑戦に向けて、大胆な第一歩が踏み出されたのではないでしょうか。今後の活動に注目しています。