1.はじめに
「努力」 とても良い響きで、とても好きです。
前向き、明るい、健気、積み重ね、頑張る等々がイメージされますね。
広辞苑によると
「目標実現のため、心身を労してつとめること」
良いですねえ~!
ただし、どちらかというと、廻りの方々が「努力」をしている姿を見るのが好きで
自分で「努力」をするのは苦手です。
小生、「努力」と聞くと大上段に構えてしまい、ついつい頭と体に力が入ってしまい、
なかなか行動に移せなくなってしまうんですね。
そんな中、つい最近素晴らしい数式に出会ったのです。
2.数式 「1.01の法則」
SNSの先生のメルマガで紹介がありました。
有名な計算式なのでご存知かもしれませんが、「1.01の法則」というものです。
これは、1 日「0.01」だけ頑張った場合とサボった場合を数字で表したものです。
1 日に「0.01」だけ 365日間努力し継続した場合、1 年後には約38倍の成果が
出せるようになります。
逆に、1 日に「0.01」だけサボった場合、1年後には元の能力の0.03倍にまで
能力は低下してしまいます。
ということで、1 日「0.01」頑張った人と「0.01」だけサボった人では、1年後に
37.8/0.03 = 1260倍
となるわけです。
わずか 1 日「0.01」の違いが 1 年後には大きな違いになってしまうんですね。
この「0.01」が、まさしく「努力」 すなわち 「目標実現のため、心身を労してつとめること」なんですね。
数字で量を表すことが好きな小生は、この法則を知ってほんとうれしいです。
3.待てよ、量だけでなくて方向も大事でしょ!
この話を進めていく中で、もう一つ大事な事があるような気がしてきました。
「目標実現」のためには、上記で示した「努力」の量も大事ですが、
「努力」の方向も大事でしょ。
いくら「努力」をしても、その方向が間違っていたら、目標には近づけません。
そこで考えました。
上図で、Aは目標に向かって、まったく無駄がなく、「努力」をしている人です。
Bは、いくら「努力」をしても(何年たっても)、まったく目標に向かいません。
たとえ、1 日「0.05」いや「100」頑張っても、だめですね。
まさしく、骨折り損のくたびれ儲けです。
まあ、一般的な人は、Cだと思います。
方向でまったく無駄がないということは、あり得ないし、少しくらい無駄をして
いろいろな失敗をして再発防止をしながら進む方が、得るものも多いと思います。
3.まとめ
「努力」を数学すなわち量と方向で表すことができました。
もちろん、これが絶対ではないし、まったく正しいとは思えませんが、
何か「努力」の指標になると思います。
日一日、自分は「0.01」頑張っているか?ベクトルは正しいか?と
自問自答すると良いかもしれませんね。
このお話が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
小生にとって、「0.01」頑張ったことにもなります(笑)。
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明けましておめでとうございます。
折乃笠さんのブログは、小生の知識を広げる情報源の大きな一つになっており、勉強になりますので、本年もおもろくて役に立つブログを楽しみにしています。よろしくお願いします。
「1.01の法則」は知りませんでした。素晴らしいと思います。1日 0.01の努力毎日 意識して頑張ろうと思います。
方向も大事ですね! 全く無駄なく目標に向かって努力することは、一見BESTに思えるかもしれませんが、失敗すると大けがする可能性が大です。
ちょい若いとき、ゴルフで調子が良かったので、山越えのショートカット&ワンオンを狙いましたが、山の木々を超えることができず大たたきした経験があります。急がば回れですね~。(笑)
新しいことに挑戦するときには、何度も何度もつまづいて、すなわち無駄なことや失敗をして、成長するものです。