1月13日(土)6時、塩山恵林寺の今年初めての坐禅会「坐禅はじめ」に
参禅して参りました。
先ず、御住職・古川周賢老大師様のメッセージです。
『今朝の坐禅会は、ご参加17名。
早朝からご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。
今年も、昨年以上に、いっそうの精彩をつけて、精進していきたいものです。
本年度も、どうぞよろしくお願い申し上げます。』
4時起床、爽やかモーニング。
時間の余裕をみて4時45分自宅出発、今日も寒く軽く氷点下になっているだろう。
温度計は見ないことにします。
途中、弟子(濱野屋の御曹司)を迎えに行き、中央高速経由5時35分着。
直ぐに本堂に着座。
始めて恵林寺で坐禅したのは・・・
2016年9月24日(土)
その時のブログより
『◆先ずは実践
何もせずリラックスしている時の方が色々な事を考えてしまう。
何も考えない、良い方法はないだろうか。
禅では、頭で何かを考えたりするのは雑念であって、断ち切るべきものとされている。
“禅”とは?
◆座禅会 (約50名)
生まれて初めて座禅をした。先程習った作法に従って坐っている。
何か気持ちがすぅ~としている。
背中を撃ってもらう。ビシッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ 静かな境内に響く。
気持ちが引き締まる。
30分があっという間に終わる。
座禅。極めるのに相当時間が掛りそうである。
“禅”は、なかなか魅力がありそうだ。』
それ以来、月に1~2度、早朝坐禅会に参加するようになり、更に御住職の古川老大師様の
禅講座に3年連続で参加させていただいております。
禅という観点で、「人として何が大切か、真の幸せとは何か」を考えるようになりました。
また、大きな人生の岐路で迷っている時に、手を差しのべていただきました。
恵林寺は、甲斐の雄・武田信玄の菩提寺であります。
天正10年(1582)3月、息子勝頼は時運を味方につけることができず天目山下に自刃、
甲斐武田氏は滅亡しました。
同4月3日、恵林寺は織田信長の焼き討ちにあい、快川国師は「安禅必ずしも山水を
須(もち)いず、心頭滅却すれば火も自(おのずか)ら涼し」と言葉を残し、百人以上とも
いわれる僧侶等とともに火に包まれました。
「心頭滅却すれば火も自ら涼し・・・」
というお言葉は、いつも小生を支えてくれています
「心の持ち方ひとつで、いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなる」と解釈しますが、
この「心の持ち方」が、「人として何が大切か、真の幸せとは何か」の中心にあると
小生は思っています。
さて、今回の「坐禅はじめ」の坐禅は、姿勢を整えて、呼吸を整えて、心を整える。
6時、荘厳な鐘の音から坐禅は始まります。
鐘の音が腹の中まで響いてきます。
それによって、その後まったくの静寂の世界。
無理やり何も考えないようにするのではなく、今の小生の座禅のスタイルは
開始前に2回の座禅の時(約25分間)に考える議題を決めます。
今回は①2024年の5つの主要課題の整理と進め方、②その中の一つChatGPTの
具体的な進め方です。
真っ暗で凛とした冷たい空気の中、とても集中ができて、頭の中を整えることができました。
小生の坐禅は少しずつ変化しています。
今、坐禅とは?と問われたら、「自分を整えるもの」と答えます。
塩山恵林寺 「坐禅はじめ」に参禅。
小生の2024年が始まりました。
帰りに老大師様に直々に色紙をいただきました。
家に帰って調べてみると「龍吟風舞」とは、直訳すると「竜が吟じ風が舞う」という意味の日本語の成句です。この表現は、非常に力強く美しい自然現象や、それに匹敵する壮大な出来事を形容するのに使われます。例えば、力強く美しい音楽演奏や、迫力あるスポーツのパフォーマンスなどが「龍吟風舞」に例えられることがあります。
具体的な例を挙げると、以下のようになります:
- 音楽会でのピアニストの演奏が非常に感動的で、会場全体がその音楽に引き込まれた。このような状況を「彼のピアノ演奏はまさに龍吟風舞だった」と表現することができます。
- オリンピックでのフィギュアスケート選手が、技の難易度が高く、美しく滑る姿を見せた。このとき、「彼女の演技は龍吟風舞のようだ」と評されることがあります。
この成句は、その美しさ、力強さ、そして動きの優雅さを強調する際に使われる言葉です。
良し! 小生はピアニストやフィギュアスケート選手ではなく,ただのおじさんですが、今年は美しさ、力強さ、そして動きの優雅さを強調する振る舞いをしていこうと思います(変なおじさんにはならない様に)
◆お願い (お手数お掛けします) ブログを読まれた方は下記2つのボタンを順番にクリックをお願いします。 クリックしてアクセスするだけで点数が入り(投票され)順位が上がります。 アクセス後は何もせず、本ブログに戻ってきてください。
小生は座禅は1回しか経験がありません。某トラックメーカーに入社したときに新入社員の教育の中に組み込まれていました。当時は座禅中は何も考えず無になれと言われていたと思いますが、私はどうすれば無になれるかを考えているうちに終わってしまったような記憶があります。
折之笠さんのように座禅の時に考える議題を決めると良いアイデアや答えを創造することができ頭の中が整うかもしれませんね!
いまは、サウナで10~15分汗をながしながらいろんなことを考え(スケベなことじゃないですよ(笑))、その後水風呂に入ってから、露天の椅子に座って身体を整えています。
老大師様の成句「龍吟風舞」はいいですね。
美しさ、力強さ、そして動きの優雅さを強調する言葉として、今年のビジネス教育の中で機会があれば紹介させてもらおうと思っています。
小生も変なおじさんにならないような振る舞いをしていこうと思います。