「昨日、8月11日午後、いつもの様に図書館にいました。
今回は人文科学分野のまとめで、文献を読んでいてドキッとする
項目が出てきました。
今回のブログは、是非皆さんとこれを共有したくて予定外の内容を
急遽書かせていただきます。
このところ、以前にもまして新聞やインターネットニュースは
陰鬱な目を背けたくなるニュースをこれでもかこれでもかと報じています。
小生のまじかでも信じがたい「見ざる聞かざる言わざる」したい不祥事が
明るみになりました。
このところ、どうも心のどこかが、「ざわわざわわ」 しています。
世界的ある統計では、世界でも日本人は幸福度が低い結果が出ています。
生活満足度=幸福度と考えると、残念ながらいくら実質GDPが増えても、
日本人は幸福になっていないのです。
現代、経済が豊かになっても、何が足らないのか?
私は「 日本人の心 」じゃないかと思うんですね。
今般の新型コロナ禍で足らない部分がより露わになったのではないかと思います。
それは、本来持っていた「日本人の心」すなわち資質、自分より人を敬う心、
おもいやり、勤勉、まじめ、正直さが気臼になってきた。
これまで隠されていた愚かさや醜さがあぶり出されれてきた。
のではないでしょうか。
今、真実が何で嘘が何かが全くわからなくなってしまって、自分を見失っているような
気がします。
これが日本人共通の幸福が感じられない原因だと思うのです。
ここから、小生のエッセイに書かれていることを紹介します。
先ず、今の自分にもう一度戒めを含めて、記します。
皆さんも是非お読みください。
『東日本大震災は、その廃れたと思っていた 「日本人の心」 すなわち道徳心や
倫理観が、まだまだ日本人の心の中にDNAとして立派に生きていることを
実感させてくれました。それは、日本の美しい自然や風土の中で培われた
先天的資質、という面もあったかもしれません。
震災に立ち向かった人々の中には、道徳心や倫理観を大切にした戦前の教育を
受けたおじいちゃんやおばあちゃんから、息子、孫へと継承された「日本人の心」
があったのだろうと思うのです。
それを培ったのは、戦前の「修身」教育であり、「修身」の骨格をつくった
[教育勅語]だったと思います。こうした心の教育があって初めて、相手への
思いやりや礼儀正しさ、秩序を守る心などが育まれたのではなかったのでしょうか。
ここで、教育勅語を紹介します。
『教育勅語は、明治天皇が近代日本の教育の基本方針として下した勅語。
1890年(明治23年)10月30日に下され、1948年(昭和23年)6月19日に
国会によって排除または失効確認された。』
具体的にどのようなことが書いてあるのかを知っている方は少ないのでは
ないでしょうか。
ここでは、教育勅語の内容である「12の徳目」について紹介していきます。
1【孝行】……親孝行をしましょう。
2【友愛】……兄弟、姉妹は仲良くしましょう。
3【夫婦の和】……夫婦は仲良くしましょう。
4【朋友の信】……友達は互いに信じあって付き合いましょう。
5【謙遜】……言動を慎みましょう。
6【博愛】……広く、すべての人に愛の手を差し伸べましょう。
7【修学習業】……勉学に励み、手に職をつけましょう。
8【智能啓発】……智徳を養い、自分の才能を伸ばすことに努めましょう。
9【徳器成就】……人格の向上に努めましょう。
10【公益世務】……世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう。
11【遵法】……法律や規則を守り、社会の秩序を守りましょう。
12【義勇】……正しい勇気をもって、国のために真心を尽くしましょう。』
教育勅語を何度読んでも、しごく当たり前のことしか書いてありません。
たぶん、普段だったら、なんだ当たり前ではないかとほとんど読まないで
やり過ごしてしまうと思うんですね。
それでは、この12の内、何個できているかと改めてチェックすると
2~3個ぐらいしかできていません。
特に5以下は相当やばいです。
この教育勅語は、第二次世界大戦後日本にきたGHQが「日本人の心」を
断絶させるために排除または失効させたといいます。
東日本大震災では、東北固有のじっちゃんばっちゃん文化やお国柄などで
まだまだ「日本人の心」が生き残っていたのだと思います。
そして、11年経った今、東北以外の地でこの「日本人の心」が残っているか?
・・・・・
小生は残っていると思います。残っていると信じたいです。
それを探して、皆さんに紹介するのが小生の使命だと思っています。
そしてもう一つ、この教育勅語を是非復活させたいと思っています。
超微力ながら、前進致します。
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