2026年10月22日、愛(AI)の街大月推進委員会による「大月AI寺小屋」の第2回定例会を実施しました。
全25名のメンバーのうち、出席8名、オンライン参加2名。まだ2回目の集まりとしては、小生、上出来だったと感じています。
この寺小屋は、AIの知識を一方的に教える場所ではありません。年代や職業の違う仲間が、それぞれの経験や疑問を持ち寄り、暮らし、仕事、地域づくりにAIをどう役立てるか、一緒に考える場所です。
詳しい人だけが活躍するのではなく、初めて触る人も、聞くだけの人も大歓迎。そんな気軽な学びと交流の場を、大月で少しずつ育てていきたいと思っています。

■ AIは、どれを使えばよいのか?
今回のミニ講座では、AIの種類と使い分けを取り上げました。
「ChatGPT、Gemini、Claude……いろいろあるけれど、何が違うの?」
使い始めると、まずここで迷いますよね。
そこで、地域の秋祭りを題材に、チラシやLINEの案内文を考える、工作の作り方を調べる、打合せメモを議事録にまとめる、といった身近な使い方を紹介しました。
大切なのは、「この仕事は絶対にこのAI」と決めつけないことです。同じ依頼を別のAIにもしてみると、説明の仕方や提案の切り口に違いが見えてきます。
複数の回答を比較する方法も取り上げました。名前や評判だけで選ぶのではなく、「小生が今、何をしたいのか」をはっきりさせて選ぶ。AIとの付き合い方も、目的から考えることが大切です。
もちろん、もっともらしい答えでも、そのまま正解とは限りません。数字や事実、最新情報は、人が確認して使うことを忘れてはいけません。
■ 若い世代の挑戦。AIを商売と地域の夢に生かす
平山亮さんからは、大月駅前の「ぶいあにcafé」と、AIの活用について紹介していただきました。
平山さんは大月市猿橋町のご出身。都内でさまざまな仕事や店舗経営を経験し、大月へ戻り、今年、大月駅前でお店を開業されました。
紹介資料には、メニュー開発や価格設定、チラシ、SNSの文章や画像、イベント企画、業務マニュアル、原価計算や売上分析など、店舗運営に結び付く活用例が並んでいます。
さらに、動画の企画や台本、ナレーション、音楽づくりにもAIを活用。そして、その先には「大月をアニメとVTuberの聖地へ」という構想があります。
AIを単に「面白い道具」として眺めるだけでなく、日々の商売や地域への夢を形にするために使う。その具体性が、小生にはとても印象的でした。
■ シニアの挑戦。学びたい気持ちに年齢制限はない
一方、小俣公司さんは、Microsoft Copilotを独学で学び、老人クラブや老人大学での活動、短歌、歴史探究などに積極的に生かしている方です。
まさに「大月のシニアの星」。
若い人が得意で、シニアは教わる側。AIの世界を、そんなふうに単純に分けることはできません。長年の経験や地域への理解があるからこそ、AIに問い掛けたいことも豊かになるのだと思います。
今回の関連資料には、大月の災害の歴史を振り返り、これからの備えを考える原稿もありました。
川の恵みと水害、地域に残る災害の記憶、地震や富士山噴火への備え。そして、近所同士の声掛けや助け合い。
技術の話が、地域の歴史を学ぶことや、大切な人を守ることにつながっていく。小生は、こうした学びにも大きな可能性を感じています。
■ 小生からは、理系心をくすぐる発見を紹介
小生からは、CodexやAnatomyを題材に、文章で意図を伝えながら、プログラムや立体的な機械の表現に取り組む面白さを紹介しました。
元大型車開発エンジニアの小生としては、思わず「10年前に、これが欲しかった!」と言いたくなる世界です。
もちろん、見栄えのよい図ができることと、実際に安全に使える設計ができることは別です。だからこそ、人間の知識と経験を持ち寄りながら、新しい道具の可能性を確かめていきたいと思います。
■ うれしいメッセージもいただきました
会の後、メンバーからこんな温かな言葉をいただきました。
「皆さん色々頑張っていい感じの会に進んでいますね! シニアから若人まで色んな人が居て・・これからの舵取りが腕の見せ所ですね!」
そして最後には、
「今日もうまい一杯で疲れを取ってくださいね!」
何とありがたい言葉でしょう。
会を準備し、進める側にとって、こうした一言は本当に励みになります。「舵取りが腕の見せ所」と言われると、身も引き締まりますが、小生一人で舵を握り続ける会にはしたくありません。
それぞれが得意なことを持ち寄り、時には教え、時には教わる。皆さんと一緒に、進む方向を考えていきたいと思います。
■ 折乃笠コメント
今回、小生があらためて感じたのは、AIを学ぶ会でありながら、実は「人を知る会」でもあるということです。
お店を営む人、地域の歴史を探究する人、新しい表現に挑戦する人。同じAIを使っていても、目的も、経験も、見えている景色も違います。その違いこそが、この寺小屋の面白さです。
若い世代の発想と行動力。シニア世代の経験と知恵。どちらが上でも下でもなく、互いに刺激を受け合う。その間にAIという共通の話題があることで、新しい会話が生まれていくのだと思います。
小生が目指したいのは、難しい専門用語が飛び交うだけの会ではありません。
「それなら小生にもできそうだ」
「今度、お店で試してみよう」
「そんな考え方もあるのか」
参加した方が、そんな小さな発見を一つ持ち帰れる会です。
まだ2回目。これから工夫することはたくさんあります。しかし、最初から完成された会でなくてもよいのです。皆さんと試し、笑い、時には失敗しながら、少しずつ育てていけばよい。
AIをきっかけに、人と人がつながり、大月が少し元気になる。
そんな「愛(AI)の街大月」を目指して、小生も楽しみながら歩んでまいります。
さて、温かなメッセージに甘えて、うまい一杯……といきたいところです(笑)。
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小生も約4年前から設計派遣会社の主任クラスを対象にビジネス教育の講師をやっています。年4~5回実施しており、約30数人の受講生と接してきました。教育の目的は、リーダーとして必要な思考プロセスやマインドを身に着けることです。
なので最初の数回は、完璧を目指してカリキュラムに準じ、自分の描いたストーリーで進めていましたが、、途中で何かが違う! 自分らしさを出し切れていないことに気づきました。
それから、少しずつ自分らしい進め方に変えることで、自分自身も楽しむことができ、何よりも受講生がリラックスして楽しんでもらえたことが嬉しくてたまりませんでした。
また、若い世代とコミュニケーションを図ることで、お互いに刺激を受け、新しい会話が生まれていくことで、小生の頭も活性化され、ボケ防止に繋がっていると思います。
また、最終回の後は居酒屋で懇親会です。そこで、更に福山パワーが発揮され、会話が弾み盛り上がります。
これからも、若い世代の人達、学生時代の友人や会社関係の友人との繋がりを大切にしていきたいと思います。