遂にその日がやって参りました。
昨日、大月市民会館で、小山田信茂公顕彰会と笹子追分人形芝居のコラボ公演を鑑賞しました。

コラボが決まってから、構想を練り、台本を作り、人形を制作し、練習を重ねて、もう約3年は経っていると思います。その長い歩みが、ついに一つの舞台となりました。
今回、小生はその動きを少し離れたところから応援しておりました。
次は、AIを駆使したコラボを主催したいと思います。
■ 地域の歴史を、地域の伝統芸能で伝える
2026年10月18日、第60回大月市文化祭の一環として開催された今回の公演。
演目は、次の3つでした。
・『甲斐源氏信誉忠臣譚~韮崎新府城軍議の段から岩殿の段~』
・『日高川入相花王~渡し場の段~』
・『三番叟』
小生が今回ご紹介したいのは、コラボの中心となった『甲斐源氏信誉忠臣譚』です。
武田家が存亡の危機に直面した時代を背景に、武田勝頼や小山田信茂に関わる物語を描いた作品です。

新府城での軍議から岩殿へ。地元にゆかりのある歴史が、人形芝居という形で舞台に広がりました。
実は会社で隣に座って一緒に仕事をしている若者も追分人形芝居の一員で、応援に更に熱が入りました。
■ 約3年の積み重ねが、舞台に
風林火山の旗、甲冑姿の人形たち。そして、屋敷を背景に色鮮やかな衣装の人形が並ぶ場面。人形だけでなく、衣装や舞台背景にも、作品をつくり上げるための準備が感じられます。

何より、素晴らしい演技でした。
台本ができ、人形が完成しても、それだけで舞台は完成しません。練習を重ね、演じる方々の力が合わさって、初めて観客に届けられる作品になります。
構想から台本作り、人形制作、練習へ。約3年という時間を振り返ると、今回の公演には一層の重みがあります。
小山田信茂公を伝える顕彰会の活動と、笹子追分に受け継がれてきた人形芝居。
その二つが結びつき、今回の舞台が実現しました。関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。

■ 折乃笠コメント
歴史に親しむ入口は、本や史跡だけではありません。
こうした人形芝居を楽しむことも、地域の歴史や人物を知るきっかけになると思います。
芝居として描かれた物語と史実を分けながら、「小山田信茂公とは、どのような人物だったのだろう」と関心を広げていただければと思います。
今回のコラボが、小山田信茂公と笹子追分人形芝居の両方への関心を深め、次の世代へつながっていくことを願っています。

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