今、地元大月浅利には、多くの 「輝く人」 がいらっしゃいます。
「輝く人」 とは、特に有名人でなくても、一途に一つの事を
努力されている方、人のために頑張っている方、
話をしているだけで心が温かくなる方などで
取材をしてホームページで紹介しています。
実は昨日、80年近く俳句を詠んでいるKさんを取材して参りました。
詳細は、ホームぺージ「大月 浅利の里」で紹介しますが、
今回、Kさんを通して俳句の世界の素晴らしさを紹介します。
Kさんは20代で俳句を詠み始め、97歳の現在でも積極的に
詠まれています。
取材の中で、俳句の素晴らしさをお聴きしたところ
「自然の風景を写生して、自分の想いを伝えられることです。
ホトトギス派の基本理念
四季の移り変わりによる自然界や人間界のあらゆる現象を、
そのまま客観的にうたうということです。」
最後に一言お願いしたところ
「俳句は 「人生の支え」 なり」
今回、俳人Kさんを通して、俳句の世界を教えていただきました。
ここから、折乃笠の独断と偏見意見です。
俳句は、季語を入れる、5-7-5と語数は限られている中で、
自分の5感で感じたあらゆる現象を語句だけで表わすという
「芸術」だと思います。
絵画や彫刻、写真は、五感の内、観て感じる要素が大きいと
思いますが、俳句はまさしく5感なんですね。
もう一つ、同じ俳句を詠んだ人は、たぶん十人十色、
感じることが違うのではないかと思いました。
今回、Kさんの句を詠ませていただきましたが、
Kさん、他の方、小生、皆感じ方が違うんです。
それぞれの解釈があっていい、それが俳句の素晴らしさだと
思いました。
俳句の専門家に言わせると、俳句は宇宙だと言います。
今回の取材は、極普通の日常生活の中で、経験したことのない
世界を垣間見たようでとても刺激になりました。
P.S.
『むらさきの ぶどう畑に 白い雲』
どこかでもお話ししましたが、これは小生の文壇デビュー作です。
大月市市民文化祭の小学校俳句部門の出品で娘に頼まれて、
お風呂の中でひとひねり。
それが、堂々2位になってしまいました。
(本当はダントツ1位だったが、ネタがばれていた。)
今でも、娘が表彰式の時、苦笑いをしていたのを覚えています。
もしかすると、その時の審査委員がKさんだったのかもしれません。
とても恐ろしくて、今回お聞きすることができませんでした(笑)。
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