今、出口治明著の”哲学と宗教全史”を読んでいます。
この本は、哲学と宗教を断片的にではなく体系的にわかりやすく
書かれていて、たいへん読みやすい本です。
小生にとって、ぶつ切りになっている知識を繋ぎ合わせてくれる、
痒い所に手がとどく様な本です。
読み終わったら、全体を紹介したいと思いますが、今回は初期の
ページに登場する孔子・論語についてです。

孔子は、紀元前500年という大昔の人ですが、今でも論語は
世界中で読まれていて、日本人も非常に好きな古典です。
孔子の哲学、論語は、今風に言えば「人間としての生き方」を
説いたものと言われています。

数多い名言の中で、小生が一番好きな言葉は
「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」
ー過ちをしても悔い改めない、これを本当の過ちと言うー
小生、今まで、この言葉にどれだけ助けられたことか。
自慢じゃないですけど、生活面、仕事面、対人関係、その他において、
思い出すと、声に出して嘆いたり、赤面してしまうような失敗が多々あります。
血液B型なのでスカッと忘れてしまう様に見られていますが、
結構、ドロドロいつまでも悔やんでいる時があります。
そんな時、この名言が心の乾いたところに、水を与えてくれます。

この名言から小生のモットーが生まれました。
失敗を恐れず、何事にもチャレンジして、失敗したら、
再発防止をしっかりやってまた前に進む、常に歩く事。

何がここで一番言いたいかというと、知識はただ知っていることを
ひけらかすのではなく、自分の精神にしっかり刻み込み、
実際の行動に活かさなければ意味がないと思うのです。

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