今週は ”遠いくへ行きてー旅ブログ”の第14弾として、岡山を話す。

岡山 おかやま OKAYAMA 何か響きがええなぁ。
しゃあけえ、OーKAYAMAで、母音が全部Aじゃけぇじゃ。
全然やっちもねえところから入ったぞな。

実はわし、岡山は一回しか行ったことがねえんじゃよ。
確か30代中盤で、山陽山陰地区の販売会社会議で品質問題の
説明をしに行ったのじゃった。
岡山駅から会場までタクシーで行ったんじゃが、途中岡山城が
ぼっけぇ立派で黒のビルディングみてーじゃったことを覚えとるぞな。

ぼっけぇ頭の中で印象が濃いいんじゃなぁ。
何故?
途中通過したこたぁなんべんもあり美しい景色を見た事や
テレビの印象が濃いいけぇじゃ思う。

わしのベスト5のめーに岡山を勉強つかあせー。

岡山県は典型的な瀬戸内海式気候に属しとるぞな。
晴天に恵まれる日が多いいため『晴れの国 おかやま』を県の標語にしとるぞな。
ぶどうや桃をはじめとした高品質の果物の生産地として有名じゃ。
昔話、桃太郎は岡山県が舞台とされとり、それにちなんで
岡山県は桃太郎一色じゃ。
桃太郎言えば「きびだんご」こちらは岡山県の銘菓として親しまれとるそな。

ベスト5 テレビ番組 しゃーけー大ちゃん
1964年のテレビドラマじゃ。ほとんどの皆さんは生まれとらん?
紺のかすりにズックのかばん、頭に小さな学帽をかぶり、藤蔓の手製の鳥かごに
「親友」のブンチョウ・ブン太を入れて、岡山から東京に出て来た大ちゃんが、
都会性に慣れきった大人や子供達の間で気ままに行動し、驚きと笑いを起こす。
「しゃあけえ」「~ぞな」「~じゃら」「つかあせー」やこーの言葉遣いに愛嬌が有り、
都会う子や大人たちは、その姿や言行に些か戸惑いながら、
大ちゃんの自然児ならではの魅力に引き込まれていく、といった感じの話じゃった。
言うてみれば、大物なのか馬鹿なのか、わからん。
わし、小学校に入ったばっかりじゃったがいつも大ちゃんに憧れとったね。
「しゃあけえ」の意味? テレビの中では大ちゃんが「しゃあけえ」「しゃあけえと
困った時に口にする言葉で、「だってえ」「だってえ」いう行じゃった様な。
いずれにしても、日本が高度成長期の真っ只中、忘れてい行けん日本人の
純粋な心を表わした素晴らしいドラマじゃった。

ベスト4 瀬戸内海
高専5年生の卒業記念一人旅で電車&バスによる四国一周をしとる。
四国までの手段は、東京→夜行バスドリーム号→大阪→野洲→普通電車→西明石 
→特急ひかり号→岡山→快速電車→宇野→宇高航路→高松じゃら。
この時、岡山や宇野を通過しとるんじゃなぁ。
当時は四国の最大の玄関は宇野じゃったんじゃなぁ。
ブルートレイン寝台特急”瀬戸”が東京~宇野まであったぞな。
(しゃあけえ、わし高うて乗れなんだ。)
宇野で船に乗ったのがごご1時、1時間の瀬戸内海船の旅じゃった。
その時は天気が悪かったんじゃが、瀬戸内海の島々がぼっけぇドラマチックに
見えた。瀬戸はええなあ~。今は瀬戸大橋ができて直四国へ行けるが、
やっぱ瀬戸は船で島々を観ながら行くのが一番じゃ。
近え将来、どの県から瀬戸内海を観るのが綺麗かを確かめる旅をしてー。

ベスト 3 岡山城
とにかく、大きゅうて、黒うて、立派! 正直こねーな雰囲気の御城は見たことが
ねえ。
戦国時代に、備前東部から興って、美作、備中東部まで勢力を伸ばした宇喜多氏が
本拠としたぞな
岡山城は標高が十数メートルの丘が連なる小高え土地に建設された
天守は4重6階の複合式望楼型で、出入り口は付属しとる塩蔵に設けられとる。
その外観は黒漆塗の下見板が特徴的で、この印象から「烏城(うじょう)」とも
呼ばれ、同じ山陽道の隣県の「白鷺城(はくろじょう)」とも呼ばれる姫路城と
対比されることもあるんじゃ。
また隣接する大名庭園・後楽園は、水戸・偕楽園、金沢・兼六園とともに、
日本三名園として並び称されとる。

ベスト2 桃太郎
桃太郎言えば岡山。岡山言えば桃太郎じゃら。
この地にゃあ鬼ノ城と呼ばれる古代山城や巨大墓に立ち並ぶ巨石や
こーの遺跡が現存する。
これら遺跡の特徴から吉備津彦命が温羅と呼ばれた鬼を退治する伝説
の舞台となったぞな。
鬼退治伝説は、古代吉備の繁栄と屈服の歴史を背景とし、桃太郎伝説の
原型になったとされ、吉備の多様な遺産は今も訪れる人々を神秘的な物語
へと誘うてくれるんじゃ。
実は全国に我こそは桃太郎発祥の地と声を上げる街が多いく、2008年に
日本桃太郎会連合会が設立されたほどじゃ。
実は今年「桃太郎サミット」が大月市で開催されるはずじゃったが、
新型コロナウイルスの影響で延期となったんよ。

ベスト1 人
『意外にクールで冷淡? 理屈っぽさもある岡山男性。つかあせー。  
雨の降る日が少ねえことにかけては全国トップ※1であることから
「晴れの国」とも呼ばれる岡山県。  
しゃあけえ、カラッとした気質なのじゃねえかと想像しとうなるが、
明るう開放的な一方で「クール」「冷淡」いう声も多いいようじゃ。
理屈っぽい男性が多いなぁ、勉学の場で知識を競い合う風土が
影響しとるのかもしれん。
当然、弁も立つ人が多く、岡山男性を言い負かすなぁ大変そうじゃ。
中でも大阪との交流が深かったこたぁ、ビジネスセンスや商才を磨くと同時に、
お金について細けー傾向を生んだといえるじゃろう。』
ぴったしカンカン!そのものじゃ。何と素晴らしい表現。
だれが言うても大当たりの人がおった。
しゃあけえ、もう十年以上前に若くして亡くなってしまったんよ。
仕事の面で本当にお世話になりました。

以上、皆さん、岡山は如何じゃったか?

みんな、これに懲りず、遠いくに行きてー
リクエストをお願いします。

それじゃ、楽しみに待っとるね。

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