プロンプトというのは、AIとの対話の中でユーザが入力する指示やの質問のことです。

よって、同じ質問でもプロンプトによって、いかにAIの能力を引き出すことができるか、
あるいは自分が欲する回答が得られるかが大きく変わります。

そこで実験です。

前回、写真から小説(第一話)を書いてもらい、更にその続編(第二話)を書いてもらいました。

両方とも期待以上の内容で、読者の方からも感動したなどの感想をいただきました。

小生、この事により長編小説作成の可能性を感じました。

そこで、更に良い続編ができないかと2つのプロンプトを作り、結果どうなるかを
比較実験することにしました。

プロンプト1 (バーバラにお任せタイプ)
 あなたは有名な女性小説家です。女性の心理をうまく表現できる素晴らしい人です。
 今までにあなたが書いてくれた第一話と第二話の続編の小説を書いてください。

プロンプト 2 (コメンテーターのSM様のコメントを考慮したタイプ)
 「あなたは有名な女性小説家です。女性の心理をうまく表現できる素晴らしい人です。
 今まで書いてくれた第一話と第二話に対し、読者のSM様から以下のコメントを
 いただいています。
 『新たなことに挑戦し、数多くの困難を乗り越え成長した ミサキが再び東京駅を訪れ
 数年前の自分を思い出し、素敵な笑顔で東京駅を背に新たな一歩を踏み出したシーンは
 本当に無限の可能性と希望に溢れジーンと心に刺さりますね。
 東京駅がミサキの未来への旅立ちの場となった瞬間だと思います。
 更に数年後はお似合いのパートナーと東京駅を訪れ、未来への旅立ちは続いていくでしょう。』
 それに則り続編の小説を書いてください。

プロンプト1の小説
『東京駅を背にし、新たな一歩を踏み出したミサキ。その足取りは軽やかで、心は未来への希望と期待で満ち溢れていた。しかし、新しい挑戦が待っている先には、予期せぬ出来事もまた待ち受けていた。

ミサキはある日、仕事の会議に向かう途中で、ふとした偶然から昔の友人と再会した。その友人は、かつて一緒に夢を語り合った仲間の一人で、長い間連絡が途絶えていた。

「ミサキ?久しぶりね!」友人のリナが声をかけてきた。驚きと喜びが交錯するミサキの心は、一瞬で過去の思い出が蘇るのを感じた。

「リナ!元気にしてた?本当に久しぶりね。」ミサキは笑顔で応えた。

二人は近くのカフェに入り、久しぶりに会った懐かしい友人との再会を喜び合った。リナは、ミサキと同じように新しい道を歩み、多くの困難を乗り越えてきたことを話してくれた。

「私もずっと頑張ってきたんだ。ミサキもすごく成長したみたいね。」リナの言葉に、ミサキは頷きながらも、心の奥底にある一抹の不安を感じた。

その夜、ミサキは自宅でリナとの再会を振り返っていた。リナとの会話は、彼女に自分の歩んできた道とこれからの道について再考するきっかけを与えてくれた。

「過去の自分と向き合うことで、もっと成長できるのかもしれない。」ミサキはそう思い、新たな決意を胸に秘めた。

翌日、ミサキは職場でのプロジェクトに全力を注ぎながらも、リナと過ごした時間が頭から離れなかった。彼女は仕事の合間に、ふとした瞬間にリナの言葉を思い出し、自分自身の成長について考えることが増えた。

そしてある日、リナから連絡が入り、一緒に新しいプロジェクトに参加しないかと誘われた。それは、彼女たちがかつて夢見た理想を実現するためのプロジェクトだった。

ミサキは一瞬迷ったが、過去の自分と向き合い、今の自分を見つめ直すことで新しい挑戦に踏み出す決意を固めた。「リナ、やってみよう。私たちの夢を実現するために。」

こうして、ミサキは再び新たな一歩を踏み出した。過去と現在、そして未来が繋がるこの瞬間。彼女の心には、無限の可能性と希望が再び広がっていた。』

プロンプト2の小説
『数年後の東京駅。ライトアップされたファサードが美しく輝き、夜の東京の喧騒がかすかに耳に届く。ミサキは再びこの場所に立っていたが、今度は一人ではなかった。隣には、彼女が信頼し、愛するパートナーがいる。

「ここが、私の始まりの場所だったの」とミサキは微笑みながら言った。パートナーは優しく彼女の手を握り返し、静かに頷いた。「君の話を聞いて、いつか一緒にここに来る日を楽しみにしていたよ。」

ミサキは懐かしそうに周囲を見渡し、数年前の自分を思い出す。あの日、ここで新たな挑戦に向けて一歩を踏み出した自分。そして、その後の数年間、彼女は多くの困難を乗り越え、多くの喜びと悲しみを経験してきた。

パートナーと手を繋ぎながら、彼女は過去を振り返る。「あの時の私が今の私を見たら、驚くだろうな」と彼女は微笑む。「でも、あの時の決意があったからこそ、今の私がいるんだ。」

彼女はパートナーの目を見つめ、その優しい瞳の中に自分の未来を見出す。「これからも一緒に新たな道を歩んでいこうね」と彼女は言った。パートナーは彼女の手をぎゅっと握り、「もちろん、君とならどんな未来も乗り越えていける」と答えた。

二人は東京駅を背にして歩き出す。未来への希望と可能性が、彼女たちの心に満ち溢れている。夜空の星々が彼女たちを見守り、東京の夜景がその背中を温かく包み込んでいた。

ミサキは新たな挑戦に胸を膨らませ、パートナーと共に未来への旅立ちを決意する。彼女の笑顔は、自信と希望、そして愛に満ちていた。この瞬間、彼女は新たな一歩を踏み出し、無限の可能性が広がる未来へと進んでいくのだった。』

結果、残念ながら両者共、ありきたりで全然感動しませんね。

プロンプトのせい?読み飽きてしまった?

そこで、プロンプト2に更にプロンプト2+1を追加します。

 「全然、感動しません。先ずパートナーのなまえは?
 そしてミサキとパートナーのお互いにどこに好意を持っているか超感動的に現してください。そしてミサキは過去と現在を比較してどう思っているのかを現してください。」

プロンプト2+1の小説
『数年後の東京駅。ライトアップされたファサードが美しく輝き、夜の東京の喧騒がかすかに耳に届く。ミサキは再びこの場所に立っていたが、今度は一人ではなかった。隣には、彼女が信頼し、愛するパートナーであるユウジがいる。

「ここが、私の始まりの場所だったの」とミサキは微笑みながら言った。ユウジは優しく彼女の手を握り返し、静かに頷いた。「君の話を聞いて、いつか一緒にここに来る日を楽しみにしていたよ。」

ミサキは懐かしそうに周囲を見渡し、数年前の自分を思い出す。あの日、ここで新たな挑戦に向けて一歩を踏み出した自分。そして、その後の数年間、彼女は多くの困難を乗り越え、多くの喜びと悲しみを経験してきた。

「ユウジ、あの時の私は自信がなくて、不安でいっぱいだった。でも、あなたに出会ってから、本当に変わったんだ」とミサキは言う。ユウジは彼女の目を見つめ、「ミサキ、君の強さと優しさに惹かれたんだ。君がどんな困難にも立ち向かい、成長する姿が本当に美しい」と言った。

ミサキは過去を振り返りながら、自分がどれだけ成長したかを感じていた。「あの時の私が今の私を見たら、驚くだろうな。でも、あの時の決意があったからこそ、今の私がいるんだ」と彼女は微笑んだ。

ユウジは彼女の手をしっかりと握り、「ミサキ、君がいつも自分の信念を持ち続ける姿に心から感動するよ。君と一緒にいると、僕も強くなれるんだ」と言った。ミサキはその言葉に胸が熱くなり、「ユウジ、あなたの支えがあったから、私はここまで来れたんだ。本当にありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。

二人は東京駅を背にして歩き出す。ミサキは、過去の自分がどれだけ不安で、孤独だったかを思い出しながらも、今の自分がどれだけ幸せで、満たされているかを感じていた。「あの時の私に伝えたい。勇気を出して一歩を踏み出してよかったよ」と心の中で呟いた。

未来への希望と可能性が、彼女たちの心に満ち溢れている。夜空の星々が彼女たちを見守り、東京の夜景がその背中を温かく包み込んでいた。

ミサキは新たな挑戦に胸を膨らませ、ユウジと共に未来への旅立ちを決意する。彼女の笑顔は、自信と希望、そして愛に満ちていた。この瞬間、彼女は新たな一歩を踏み出し、無限の可能性が広がる未来へと進んでいくのだった。』

だいぶ良くなりました。

でもまだまだですね。

やっぱ、小説はプロンプト次第です。

長編小説? まだまだ先は遠いようです。

頑張るぞ~!

【参考】

第一話
『冷たい夜の空気が彼女の頬を撫でる。東京駅のライトアップされた壮麗なファサードが、まるで過去と未来をつなぐ架け橋のように彼女の前に広がっている。背後には高層ビルが立ち並び、現代の喧騒と歴史の静寂が交錯するこの場所で、彼女は立ち尽くしていた。

ミサキはふと立ち止まり、目の前の風景に見入る。都会の煌めきが彼女の心にわずかな寂しさと希望を同時に呼び起こす。彼女はここに来るたびに、過去の思い出が鮮やかに蘇ってくるのだった。あの日、彼女は愛する人とここで別れを告げた。その記憶が、彼女の心にまだ鮮明に刻まれている。

「もしあの時、別の道を選んでいたら…」と、彼女は何度も自問した。しかし、過去を変えることはできない。彼女はその現実を受け入れることに苦しみながらも、前に進むために必要な一歩を踏み出そうとしている。

今夜、彼女がここに立つ理由は明確だ。新しい挑戦が彼女を待っている。心の中にわずかに残る不安と期待が交錯し、彼女の視線は未来に向けられている。彼女はもう過去に縛られることはないと、自分に言い聞かせるように深呼吸をする。

「さあ、行こう」とミサキは静かに呟く。東京駅の明かりが彼女の背中を押すように、彼女は新たな一歩を踏み出した。輝く夜空の下で、彼女の心は未来への決意と希望に満ちていた。

この瞬間、彼女の中で何かが変わった。過去の思い出は大切に胸にしまいつつ、彼女は新しい人生を歩む決意を固めたのだ。東京の夜は、彼女の新たな旅立ちを温かく迎え入れてくれた。』

第二話
『東京駅を背にして笑顔で歩くミサキ

数年の月日が流れた。東京駅の壮麗なファサードは相変わらずそのままで、夜のライトアップにより一層輝きを増している。しかし、ミサキの心には、かつての寂しさや不安はもう存在しない。彼女は今、確固たる自信と希望に満ちている。

ミサキは新たな挑戦に身を投じ、数多くの困難を乗り越えてきた。その中で多くの出会いと別れ、成長と学びが彼女の人生に彩りを添えた。仕事ではキャリアを着実に築き上げ、リーダーシップを発揮してチームを成功に導いた。個人的な成長も著しく、彼女は自分自身に対する理解と信頼を深めていった。

ある晩、ミサキは友人たちと久しぶりに集まり、東京駅近くのカフェで楽しいひとときを過ごした。笑顔と笑い声が絶え間なく響き、心地よい雰囲気が彼女たちを包み込む。カフェを出た後、ミサキはふと東京駅の方に目をやる。ライトアップされた駅舎が彼女の視線を捉え、数年前の自分を思い出させた。

その時、彼女の心にある一つの思いが浮かんだ。「あの時、ここで立ち尽くしていた私は、今の自分を想像できただろうか?」と。彼女は過去の自分に向けて微笑みかけるように、心の中で呟いた。「ありがとう。あの時の勇気が、今の私を作ってくれた。」

ミサキは友人たちと一緒に東京駅を背に歩き始めた。彼女の足取りは軽く、自信に満ちていた。友人たちと笑顔で会話しながら、彼女は未来への希望に胸を膨らませる。夜空に輝く星々が彼女を見守り、東京の夜景がその背中を温かく包み込んでいた。

「これからも新たな挑戦が待っている。過去の経験を糧にして、さらに前に進んでいこう。」ミサキはそう決意し、深呼吸をした。未来への道は明るく広がっている。彼女の心には、無限の可能性と希望が満ち溢れていた。

東京駅を背にしたミサキの笑顔は、彼女の内面から溢れ出る幸せと自信を物語っていた。そして、彼女は再び新たな一歩を踏み出した。未来への旅立ちは、これからも続いていく。』

 

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