みなさん、こんにちは!折乃笠公徳です。
本日は、大月市が熱気に包まれている「甲州大月 桃太郎まつり」の会場、大月短期大学の岩殿ホールから、なんと実況中継でお届けしております!
(会場にパソコンを持ち込み、録音、写真、AI、折乃笠のタイピングを駆使して、その場でブログを作成しました。)

まずは、会場入り口に掲示されていたポスターから、この素晴らしい祭りの概要をご紹介しましょう。

今年のテーマは「昔から学ぶ、今に生きる、未来に備える」。まさに温故知新の精神です。主催は首都圏大月市会や大月市観光協会など、大月を愛する団体が結集しています。 出演者は、大月桃太郎大使であり「桃太郎俳優」というユニークな肩書きを持つ神木優さん。そして、ご存じ大月市出身の落語家、林家正雀師匠です。正雀師匠は「彦六の正蔵」ゆずりの人情噺や、寄席版歌舞伎とも言える芝居噺の唯一の演じ手として知られています。
さて、ここからが本題です。
小生が心を打たれ、ぜひ皆様にお伝えしたいのが、第一部で行われた神木優さんによるエンターテイメント「桃太郎」です。これが単なる昔話の解説ではなく、現代社会を生き抜くための「深い教え」に満ちていたのです。

神木さんの講演、「桃太郎の『鬼』はウイルスだった? 5つの深すぎる真実」。 このタイトルだけで引き込まれませんか? 神木さんはまず、「鬼」の正体について切り込みました。鬼(おに)の語源は「隠(おん)」、つまり見えない恐怖。それは雷や台風などの自然災害、そして疫病(ウイルス)のメタファーだったというのです。 さらに面白いのが、鬼の姿(牛の角、虎のパンツ)の由来。これは陰陽道の鬼門(北東=丑寅)から来ているそうです。では、なぜお供が犬・猿・雉なのか? これも適当ではなく、鬼門の反対側である「裏鬼門(南西)」に位置する干支が、申(猿)・酉(雉)・戌(犬)だから。つまり、桃太郎のチーム編成は、見えない恐怖(鬼)を封じるための完璧な布陣だったのです!これには会場からも「おぉ~」というどよめきが起きました。
そして話は「リーダーシップ論」へ。 桃太郎は単なる冒険活劇ではなく、「社会貢献の設計図」であると神木さんは説きます。 特に小生の心に刺さったのが、「桃太郎から学ぶ5つのリーダーシップ」です。
とことんポジティブである: 桃から生まれるという異常事態を気にしない強さ。
人のために動く: 復讐ではなく、村人のために立ち上がる奉仕の心。
人に誇れる武器を持つ: 「日本一のきびだんご」という絶対的な自信。
一人で立ち向かう覚悟: 最初はたった一人で出発する責任感。
目標と熱意を伝える話術: きびだんご(報酬)だけでなく、ビジョンで仲間を鼓舞する力。
「アメリカの『オズの魔法使い』と構造が同じ」という指摘も興味深かったですね。ドロシーと桃太郎、どちらも仲間が知恵や勇気を求めて旅をする。この物語の型は、世界共通の成功法則なのかもしれません。

【折乃笠の感想】
いやあ、感動しました。本当に深い。広くて深い!
これまで単なる子供向けの昔話だと思っていた桃太郎が、これほどまでに論理的で、現代のビジネスや地域活性化に通じる哲学を秘めていたとは。
特に「鬼=見えない災害・疫病」に立ち向かうために、「多様な知性(猿・雉・犬)」を結集して「社会貢献」するという視点は、まさに今の我々、そしてこの大月市に必要なマインドセットではないでしょうか。
小生も「令和ビッグムーンプロジェクト」の一員として、また一人の大月市民として、桃太郎のような覚悟とポジティブさを持って、地域という鬼門を守り、盛り上げていかねばと決意を新たにしました。
皆さんも、心の中に「日本一のきびだんご」を持って、明日からまた頑張りましょう!
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桃太郎のチーム編成(犬・猿・雉)が、見えない恐怖(鬼)を封じるための完璧な布陣だったのです! については小生も「おぉ~」とどよめきました。そして、5つのリーダーシップも心に刺さりますね!
桃太郎は昔話ではなく、未来を切り拓くための哲学かもしれません。大月市の熱気とともに、この学びを自分の心の “きびだんご” として持ち帰りたいと思います。