今日のおじさんはメルヘンチックに・・・
朝の光の中で温かいお茶を一口すすりながら、ふと「言葉」について考えておりました。

「絶対に自分の方が正しいことを言っているのに、なぜか相手に届かない」
「正論をぶつけたはずなのに、場の空気がかえって冷え込んでしまった」
そんな経験、皆様にも一度はあるのではないでしょうか。
小生自身、これまで技術の現場やさまざまな対話の場で、振り返れば耳の痛い失敗が山ほどあります。
理屈が通っていることと、心が通うことは、まったくの別物。
正論というのは、磨けば磨くほど切れ味が鋭くなり、気をつけて扱わないと「刃物」のように相手の心を切りつけてしまいます。
相手に悪気はなくとも、切っ先を向けられた瞬間、人は防衛本能で心を閉ざしてしまうものです。
伝わらない原因は、話の内容そのものではなく、自分の「言い方」や「佇まい」が知らず知らずのうちに固くなっているからかもしれません。
だからこそ、正論を口にする時ほど、ほんの少しの優しさを添えたいと思うんですね。
「相手は今、どんな景色を見ているのだろう」
「どんな想いを抱えて、この言葉を聞いているのだろう」
そうやって相手の立場をほんの少し想像してみる。言葉は刃物にもなれば、冷えた体をそっと包み込む「毛布」にもなります。正しいことを突きつけるのではなく、受け取った相手がほっと安心できるような毛布を掛けてあげる。
そんな伝え方を心がけたいものです。
言葉を口から放つ前に、吸って吐く「ひと呼吸」。
そのわずか数秒の間(ま)があるだけで、トゲのある表現はまろやかになり、温もりを帯びた言葉へと変わります。
今日も一日、大切な人たちをそっと温かく包み込むような言葉を選んで歩んでまいりましょう。
折乃笠さん、今日は雰囲気違いますね。
ん~ん 玉にはね。
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