12月7日(水)、カタール・ドーハで行われていたサッカーワールドカップに
出場していた日本チームが帰国しました。
ファンが待ち受ける空港のゲートから出てきた監督や選手たちの表情が
とても印象的でした。
皆さん、とっても清々しい表情でクロアチアに負けた時の悲壮感は
見られず、やり切った感のする良いお顔でした。
今回のワールドカップは、初戦のドイツ戦から手に汗握る展開で逆転、
その後のコスタリカ戦敗戦、スペイン戦の逆転と日本中がハラハラドキドキの
喜怒哀楽の凄まじいものでした。
マスコミも手のひら返しの応酬で、賛否両論の凄まじいものがありました。
そんな中、日本選手のロッカールームを片づけて帰る話や日本サポータの
ゴミ拾いなど美談も大きく取りざたされました。
小生、今回の日本チームのワールドカップ出場の中で、試合、選手の対応、
サポータの対応など全ての行動を通して一番印象に残っているのは
クロアチアに敗れた後、スタンドのサポーターに深々とお辞儀する
森保監督の姿です。
90度近い深いお辞儀でその時間は相当長いものでした。
海外メデイアは次のように伝えています。
『延長戦を含めた120分間で1―1と決着がつかず、PK戦は1―3で屈した。
目標に掲げたベスト8入りをあと一歩で逃し、ピッチ上に崩れ落ちた選手たち。
ようやく立ち上がって全員で輪になり、森保監督が話をした後だった。
指揮官は日本のサポーターがいるスタンドの前へ行き、
胸に手を当てた後、深々とお辞儀をした。
「無償のサポートに感謝していた。あまり見ない光景だ」
「一流の人物だ」
1次リーグで優勝経験のあるドイツ、スペインを破って世界を驚かせた日本。
16強で姿を消すことになったが、指揮官の去り際は美しかった。』
小生、このお辞儀にとても感動したと共に日本人の武士道を感じました。
相手を敬い、礼儀を重んじて、潔い。恩を重んじる。
正直、今の日本では忘れられている感が多々あります。
むしろ、外国人の方がしっかり見てくれて感じてくれているくらいです。
森保監督は次のように心境を明かしたそうです。
「サッカーファミリーの皆さんに、これまで応援、共闘、ありがとうございましたと
いうシンプルな気持ちだった」と試合後の心境を明かした。
シンプルと言いながら、人としてとても深い人間性を感じます。
もう一度我々もスポーツを通じて、この様な深い人間性を感じて
少しでも見習うべきだと痛感しました。
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小生も森保監督の深いお辞儀の瞬間と海外メディアの報道は、何度見ても涙がでるほど感動します。
サッカー少年だった小生がもう一つ印象に残ったことは、報道でも紹介されていますが、PK戦で蹴るメンバーは選手たちが手を挙げて決めたことです。
小生もPKの経験がありますが、物凄い緊張感と責任感の中で蹴らないといけないので、その重圧に押されてうまく蹴れないこともありました。
技術はもちろんなんですが、ゴールを決めるイメージを強く持って迷わずに蹴ることが必要だと思います。それでも運もあるのでキーパーに止められることもあります。
なので、ベスト8を賭けたPK戦に手を挙げた5人の侍の勇気には称賛です。
本当に森保監督の去り際や采配、日本チームの戦い方やマナーは、世界中に大きな感動を与えたと思います。