昨日はコロナ感染9日目でした。(残り2日予定)
体はすっかり正常に戻り、贅沢な事に運動不足で太り始めて
いるような?
ゆっくりした時間が流れています。
ここで、興味深いことを思い出しました。
今、一つの資料(文章)を作成する時間が長くとれるので、一回目で
ゆっくり丁寧に書いています。
そのかわり、チェックする時間や回数を減らしています。
一方、以前は細切れの時間の中、一回目はおおよその筋書きと
キーワードの殴り書き、時間を置いて2回目、3回目と徐々に
仕上げていきました。
次の日の4回目で最後の仕上げを行います。
両者を比較すると、延べの時間はほとんど同じなのですが、仕上がり方は?
明らかに後者の方が良いんですよ。
それはなぜか?
「書類を寝かす」
会社時代に「書類は一度書き終えたら少し寝かせて熟成させると良い」
というアドバイスを頂きました。
例えば企画書を書いている最中は、頭の中がそのことで一杯です。
しかし、時間を置いて冷静な状態に自分を戻すことで、受け手の目線に
近い状態で企画書を見ることができます。
理由として
1つ目は、「書き手」の目線から「読み手」の目線へと変わること。
改めて冷静な目線で見直すことで、資料の質が高まります。
2つ目は、違うことをしている間に、アイデアが降りてくるということです。
![](https://life-backup-blog.com/wp-content/uploads/2022/07/ブログ糠味噌.jpg)
実は小生、漬物が好きで、特に糠味噌付けが大好きなんです。
きゅうり、なす、ダイコン、カブ、ながいも、セロリ、キャベツ、にんじん
家内に頼んで、何でも糠味噌付けにしてもらっています。
それぞれの野菜によって、美味しく食べるためには
漬けて置く時間が違うんですよね。
また、同じ野菜でも漬ける時間を変えることによって
味や食感をいろいろ変えて楽しくできます。
寝かせる時間は書類も一緒だと思うんです。
緊急を要する速報メールは全く適応外。
毎日書く日報は1~3時間。
企画書は最低1日。
提案書は1週間。
小生の今は毎日発行しているブログは6時間以上は寝かせています。
粗々原稿は前の日の早朝に書きます。
仕上げは前の日の昼間か夕方です。
清書は投稿する日の早朝です。
報告会などの資料(例えば芹沢光治良報告書)などはわざと1週間。
書籍にしたエッセイ集は1ヵ月~3ヵ月は寝かせました。
何故書類によって寝かせる時間を変えるのか?
ここから折乃笠の屁(mi付)理屈です。
寝かせるとは、自分の脳味噌を休ませているんだと思います。
たぶん、脳味噌って、時間の正比例で忘れていくんじゃなくて
累乗で忘れていくと思うんですね。
たぶん、1ヵ月もすればほとんど何も覚えていない。
よって1ヵ月経ったエッセイなど最初から書くようなものです。
1週間でも、30%位しか覚えていないと思います。
「書類を寝かす」=「糠味噌付けを寝かす」=「脳味噌を休ませる」
そうか、糠味噌も脳味噌も同じようなものか(笑)
ということは、いつも、きゅーりやなすを考えていると、
美味しい漬物になって、文章で表わせるかもしれませぬ。
![](https://life-backup-blog.com/wp-content/uploads/2022/07/ブログ糠味噌.jpg)
さて、コロナ解禁日30日まで後2日。
まだまだ何かがありそうです。
頑張ります。
P.S.
家内は2日早く解除。
昨日、美味しい刺身と冷たいビールを買ってきてもらいました。
晩酌は、美味すぎて泣きながらいただきました(笑)。
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「書類を寝かす」は、小生も実践しています。
理由は、折之笠さんの言っている通りで、寝かすと熟成し完成度があがります。
小生は、前職では若手社員の教育もやっていましたが、最近の若者は期限が近づかないと何もやらないきらいがあって、教育の提出物(例えば論文、フレームワークなど)の出来栄えは熟成されておらず完成度が低いので、何度もブラッシュアップしていました。
そして、書類を寝かせることの重要性を教えたつもりですが、ちゃんとやっているかな⁉
それから、もう一つ教えたことは、直ぐできる仕事は期限が先でも直ぐやる。
そして、重要な仕事に集中せよ。そうすれは仕事力と人間力アップにつながる。