昨日はコロナ感染9日目でした。(残り2日予定)
体はすっかり正常に戻り、贅沢な事に運動不足で太り始めて
いるような?
ゆっくりした時間が流れています。
ここで、興味深いことを思い出しました。
今、一つの資料(文章)を作成する時間が長くとれるので、一回目で
ゆっくり丁寧に書いています。
そのかわり、チェックする時間や回数を減らしています。
一方、以前は細切れの時間の中、一回目はおおよその筋書きと
キーワードの殴り書き、時間を置いて2回目、3回目と徐々に
仕上げていきました。
次の日の4回目で最後の仕上げを行います。
両者を比較すると、延べの時間はほとんど同じなのですが、仕上がり方は?
明らかに後者の方が良いんですよ。
それはなぜか?
「書類を寝かす」
会社時代に「書類は一度書き終えたら少し寝かせて熟成させると良い」
というアドバイスを頂きました。
例えば企画書を書いている最中は、頭の中がそのことで一杯です。
しかし、時間を置いて冷静な状態に自分を戻すことで、受け手の目線に
近い状態で企画書を見ることができます。
理由として
1つ目は、「書き手」の目線から「読み手」の目線へと変わること。
改めて冷静な目線で見直すことで、資料の質が高まります。
2つ目は、違うことをしている間に、アイデアが降りてくるということです。
実は小生、漬物が好きで、特に糠味噌付けが大好きなんです。
きゅうり、なす、ダイコン、カブ、ながいも、セロリ、キャベツ、にんじん
家内に頼んで、何でも糠味噌付けにしてもらっています。
それぞれの野菜によって、美味しく食べるためには
漬けて置く時間が違うんですよね。
また、同じ野菜でも漬ける時間を変えることによって
味や食感をいろいろ変えて楽しくできます。
寝かせる時間は書類も一緒だと思うんです。
緊急を要する速報メールは全く適応外。
毎日書く日報は1~3時間。
企画書は最低1日。
提案書は1週間。
小生の今は毎日発行しているブログは6時間以上は寝かせています。
粗々原稿は前の日の早朝に書きます。
仕上げは前の日の昼間か夕方です。
清書は投稿する日の早朝です。
報告会などの資料(例えば芹沢光治良報告書)などはわざと1週間。
書籍にしたエッセイ集は1ヵ月~3ヵ月は寝かせました。
何故書類によって寝かせる時間を変えるのか?
ここから折乃笠の屁(mi付)理屈です。
寝かせるとは、自分の脳味噌を休ませているんだと思います。
たぶん、脳味噌って、時間の正比例で忘れていくんじゃなくて
累乗で忘れていくと思うんですね。
たぶん、1ヵ月もすればほとんど何も覚えていない。
よって1ヵ月経ったエッセイなど最初から書くようなものです。
1週間でも、30%位しか覚えていないと思います。
「書類を寝かす」=「糠味噌付けを寝かす」=「脳味噌を休ませる」
そうか、糠味噌も脳味噌も同じようなものか(笑)
ということは、いつも、きゅーりやなすを考えていると、
美味しい漬物になって、文章で表わせるかもしれませぬ。
さて、コロナ解禁日30日まで後2日。
まだまだ何かがありそうです。
頑張ります。
P.S.
家内は2日早く解除。
昨日、美味しい刺身と冷たいビールを買ってきてもらいました。
晩酌は、美味すぎて泣きながらいただきました(笑)。
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「書類を寝かす」は、小生も実践しています。
理由は、折之笠さんの言っている通りで、寝かすと熟成し完成度があがります。
小生は、前職では若手社員の教育もやっていましたが、最近の若者は期限が近づかないと何もやらないきらいがあって、教育の提出物(例えば論文、フレームワークなど)の出来栄えは熟成されておらず完成度が低いので、何度もブラッシュアップしていました。
そして、書類を寝かせることの重要性を教えたつもりですが、ちゃんとやっているかな⁉
それから、もう一つ教えたことは、直ぐできる仕事は期限が先でも直ぐやる。
そして、重要な仕事に集中せよ。そうすれは仕事力と人間力アップにつながる。