人間だもの、たまには失敗もするさ。

でもね。ド近眼はつらいのよ。
あのね、あたしそれによって、多くの失敗をしてきました。
(何で、おかまに?)

小生、小学校6年生くらいから仮性近視になりはじめ、
中学校の頃完全に近視になり、高専では完全にド近眼になり、
メガネをかけ始めました。

特に目が悪くなる様なことは、していないのですけんど・・・・・。

自慢じゃないけどさほど勉強はしなかったし、テレビゲームもやらなかったし、
目が腐るような悪いものは見なかった(少し見たかな)し・・・。

近視というのは、年々徐々に悪くなるんですよ。

小生の場合、もう少し昔だったら、完全に牛乳瓶の底の様な
メガネだったと思います。
レンズ技術の発達により、今はかなり薄くすることができるですね。
が、お値段が目ん玉が飛び出る程、高いんですよ。

更に歳を取ってくると、近視に遠視つまり老眼がプラスされます。
もう、見える範囲がね~じゃねえか の世界です。

さて、小生のド近眼による失敗談を聴いてください。

その1 大学の時の話です。
4年間の内の後半はアパートに住んでいました。
論文のテーマが破壊力学に関するものだったので、
1回の実験が1週間ぶっとおし、実験室に寝袋を持ち込んで
ほとんど泊まり込みで実施していました。
よって、アパートで布団の上で寝るのは、たま~に。
そんなある日、夜通し飲み会があり、気が付いたら朝、布団の上で
寝ていました。布団の上で寝るのに慣れていない。
朝、頭痛え~。何か目が霞んでいる ???
まずいメガネが無い!
無い!無い!無い!恋じゃない(歌どころでは無い。)
飲み屋に忘れたか?どっかで落としてしまったか?
・・・
布団をたたむと、メガネさんが下敷きになっている。
それも大きく変形している。
スペアなんてもってねえし。
と、その後、なんとか、破壊力学の技術で直しました。
もし、あの時メガネが無かったら・・・。
今の自分はなかったかもしれません。

その2 会社での話です。
年に2回の健康診断が嫌で嫌でしょうがなかったのです。
少し前まで、視力検査は検査員の方が文字を棒で示していたんです。
実は小生、一番上の文字が見えないんですよ。
更に、文字を指す棒も見えないんです。
ある時、一番上の文字を暗記して視力検査に臨みました。
そして、本番。
小生自慢げに「あ」「け」と言った瞬間、検査員を始め廻りのギャラリーが
クスクス笑っているんです。
実は検査員のお方は、いつもとは違い、上から二番目を指していたんですね。
「ん~ も~ いつもと同じにやってよ~。」
それから増々視力検査は嫌いになりました。

まだまだありますが、最後極めつけを。
その3 中学の時のお話です。
お風呂に入って出てきた時、部屋が薄暗くて、干してある洗濯物が
良く見えなかったのです。
ド近眼は暗いと更に見えないんですよ。
まあ、いいや。適当に干してあるパンツをとってパジャマを着ました。
さて、次の日、授業中おしっこを我慢していたので走って便所へ。
出てこい!シャザーン! 
??? 出てこない。
あれえ~? 社会の窓がない!
そうなんです。
おふくろのパンティー(そんない色っぽいものでなくズロース)を
履いてきてしまったのです。
結果、もちろん少しちびっていました。

以上、近視でない方にはわからない苦しみでした。

ところで、近視で良いことは無いの?

ほとんどありませんが、メガネをとると目線が定まらず、目が潤んだ
感じになるんですね。
昔、飲み屋のお姉さん方に
「色っぽい!」
と褒められたことがあります。

今は歳も取り
「エロっぽい!」
になってしまいました(笑)。

たく、ド近眼はつらいよ!

 

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