今、北京冬季オリンピックが開催されています。

連日、日本の選手や世界の選手から多くの感動をもらっています。

一方、一部では審判や運営をめぐってトラブルが発生しています。

そんな中の出来事です。

2月9日に開催されたアルペンスキー女子回転で、コースの整備担当者が
旗門(ポール)に器具を残したままだったため、ブルガリアのブカディノバ選手が
滑走やり直しになるアクシデントがありました。

ブカディノバ選手によると、1回目の滑走中に金属が残されていることに気付き、
それを避けての滑走を余儀なくされたということです。

やり直しは認められたものの、ブカディノバ選手は「最初の滑走と同じではなかった」
と怒りと不満をつづっています。

次のコメントは、選手にとってのオリンピック出場の意義を強く感じさせられます。

「リフトまで下って上に戻り、そしてスタート地点まで滑って(スキー板をつけて)、
すぐにスタートする。
もちろん、私はトップレベルのスキーヤーでも、メダルを争うような選手でもないのかも
しれません。
だけど努力に努力を重ねて、ここに来たんです!!!」

その後が感動的です。

「すごく悲しい」

としつつも

「最後まで闘った自分に満足だし、誇りに思っています。
 笑顔はなくしません。
 何一つ、私を落ち込ませることはできません。」

と、前向きな気持ちも伝えました。

実は、ブカディノバ選手は7日に開催された大回転で手を骨折しており、怪我を抱えた中での
出場だったのです。

オリンピックでは、どうしてもメダル有力選手やメダル獲得選手が注目されがちです。

でも、オリンピックに出場すること自体、たいへんな努力(その中にはどれだけの汗と涙があることか・・・)によって得た実力がないとできませんよね。

日本のオリンピック出場権を得るための予選では、多くの有名選手が落選しています。

ブルガリアのブカディノバ選手の様に、強靭な精神と前向きな性格も必要なんですね。

これからのオリンピック観戦は、勝敗の裏に隠された人間模様にも注目したいと思います。

我々が勇気をもらう様な素晴らしいお話がいっぱいあると思います。

ありがとう、ブカディノバ選手。

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