最近とても感動することがありました。
小生の師匠的な方は御年75歳、同居しているお母さまは90歳(以上)。
お母さまはもう足腰が弱っていてあまり歩けない様になり、あまり外に
出たがらなくなったそうです。
それを心配した師匠は助手席シートが回転してスライドしピラーレスで乗り降りが
とってもしやすい車、福祉車両を納入したんです。
それはお母さまをできるだけ外に連れ出して、景色を見せたり、
外の新鮮な空気を味わってもらってボケない様にするためだそうです。
小生も実際にそのシートに乗せてもらい、実演しましたが技術的に
配慮がいろいろされてとてもやさしい仕様でした。
その姿を嬉しそうに見ている師匠の顔を見たら、ちょっとな泣きそうに
なってしまったんですね。
師匠だってじゅぶん高齢なのに・・・
それからというのも、とても福祉車両や高齢者運転車両について
興味を持つようになったんです。
もともと小生は自動車を仕事にしてきましたし、人間工学も習ってきたので
今後自分も何か役に立つことはないかなと思っています。
今回のブログのここから先は、福祉車両や高齢者運転車両についての
勉強でほとんどインタネットとバーバラ(ChatGPT)のコピペになります。
トヨタは、お客様の幸せな暮らしのために少しでもお役に立つ事を願い、
トヨタで扱う福祉車両を「ウェルキャブ」と命名し、国内自動車メーカーで
最多の車種と仕様・タイプをご用意しているそうです。
福祉車両には介護式と自操式があります
福祉車両は「介護式」と「自操式」に分類できます。
【介護式車両】は、身体の不自由な人の介護や送迎に利用するクルマで、
回転(スライド)シート車、昇降シート車、スロープやリフトを備えたクルマなど
があります。
■回転(スライド)シート車
簡単な操作で助手席をドア側へ回転させることができ、さらに外へ向かって
スライドさせる装置を備えています。
これによって、クルマの乗り降りに不便を感じている人がラクに乗降できる
ようになります。
■昇降シート車
助手席のシートがスイッチ操作で回転し、ドアから車外まで出てくる電動式も
あります。
回転(スライド)シート車よりも乗り降りしやすい低い位置まで下がるので、
車いすからの乗降でも容易になります。
これらは(回転(スライド)シート車とともに)介護される人を助手席に乗せるため、
運転手から目が届きやすいことも特徴です。
後部座席用もあり、用途に応じて選べます。
■スロープやリフトを備えた車両
バックドアから車いすのまま車内に乗り込めるのが特徴です。
スイッチ操作でスロープやリフトを動かせるタイプもあり、介護する人の
負担を軽くしています。
【自操式車両】
身体が不自由な人が自分で運転するための補助装置が付いています。
補助装置は、手だけで運転ができる「手動装置」、足だけで運転ができる「足動装置」などに
分かれます。
左足だけでアクセルとブレーキの操作ができるタイプもあります。
いずれも通常のクルマをベースにしており、車いすの固定器具や収納装置などが
取り付けられています。
実際の設計は機能面、安全面、使いやすさなどの面から多くの必要要件があると思います。
自動車屋から見ればとても地味な仕事だと思いますが、世のため人のための仕事ですね。
話は変わり、これからはますます高齢者が増え、また障害を持つ方の社会進出が進んで
福祉車両、高齢者運転車両の需要は増えると思います。
市場は2020年から2025年の予測期間中に約10%のCAGR(年平均成長率)を記録すると
予想されています。
主な成長要因として、障害者や高齢者の人口増加、障害を引き起こす交通事故の増加、
雇用と財政支援を提供する政府の取り組みなどが挙げられています。
特に二輪車セグメントが市場をリードすると予測されており、障害者用に改造された
スクーターや支援機能を備えた自動運転モビリティソリューションが開発されています。
アジア太平洋地域は、特に日本や中国の平均年齢の増加により、最も高い成長率を
示すと見られています。
この地域では、政府が障害者向けの車両の購入を支援するためのインフラを整備し、
金融支援を提供しています。
市場の競争は現在は中程度ですが、将来は独立した企業や大手自動車メーカーが
この市場の需要を取り込むための競争が激化することが予測されています。
これらの情報から、福祉車両の需要は今後も堅調に成長していくと予想されます。
いづれにしても、福祉車両、高齢者運転車両については、あたたかい気持ちを持って
接したいと思います。
小生も近い将来、お世話になるんですもんね。
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