突然ですが、皆さん「市役所の仕事」って、どんなイメージがありますか?
窓口での手続き、書類の山、なんだかちょっとお堅い雰囲気…?
もちろん、それも大切な市役所の姿ですが、実はもっと色々な顔があるんです。
小生は、2023年の秋から市役所でお仕事をさせていただいています。
今回は、私が経験してきた「ホームページ担当」と「広報担当」の仕事を通して感じた、市役所のリアルな姿や、日々奮闘している(!)様子を、少しだけご紹介したいと思います。
普段なかなか見えない市役所の裏側、ちょっと覗いていきませんか?

【フェーズ1:ホームページ大変身!の巻 (2023年10月~2024年9月)】
小生の市役所での最初のミッションは、ズバリ「ホームページのリニューアル」でした!
皆さんが普段、市の情報を調べたり、手続きを確認したりするのに使う、あのホームページです。
「もっと市民の皆さんが使いやすく、分かりやすいホームページにしたい!」
その一心で、プロジェクトがスタートしました。とはいえ、小生自身、行政のホームページ作りは初めて。
まずは、市役所の中にどんな部署があって、どんな仕事をしているのかを知ることから始まりました。
「えっ、市役所ってこんなに色々な仕事をしてるの!?」と、毎日が発見の連続。まるで市役所探検隊でした(笑)。
そして、他の街のホームページはどうなっているんだろう?と、近隣の自治体はもちろん、なんと12もの市のホームページを徹底的に調査!それぞれの工夫や特色を学ぶのは、とても刺激的でした。
「この機能、大月市にもあったら便利かも!」なんてアイデアが浮かんできたり。
もちろん、楽しいことばかりではありません。
ホームページを作るには、「CMS」という専用のシステムを使ったり、写真をきれいに加工したり、情報を整理してデザインを考えたり…と、覚えることがたくさん!特に行政でよく使われるシステムの操作には、最初は四苦八苦しました(汗)。
説明書とにらめっこしたり、詳しい人に教えてもらったりしながら、なんとかマスター。
話題の「生成AI」にも挑戦してみました。
文章作成を手伝ってもらったり、アイデアを出してもらったり…。
「へぇ、AIってこんなこともできるんだ!」と驚きつつ、どうやったらもっと上手く使えるか、
試行錯誤の日々でしたね。
この1年間で、市役所の全体像が見えてきたこと、そしてWebサイト制作に関する様々なスキルを身につけられたことは、小生にとって大きな財産になりました。
なにより、リニューアルしたホームページが、少しでも皆さんの役に立てていたら嬉しいな、と思います。
【フェーズ2:広報の世界へ飛び込む!の巻 (2024年10月~2025年3月)】
ホームページリニューアルが一段落した昨年秋からは、新たな挑戦が始まりました。
今度は「広報」のお仕事です!
皆さんのご自宅にも届く「広報」。あの広報紙の編集や発行が、小生の新しい担当業務の一つになりました。
毎月、どんな情報を載せたら市民の皆さんに関心を持ってもらえるか、企画会議で頭を悩ませます。
そして、実際に現場へ取材に!
市内で行われる様々なイベントに足を運び、参加者の皆さんの笑顔や、頑張っている方々の姿を写真に収めるのは、本当にやりがいのある仕事です。「いい写真撮れましたね!」なんて声をかけていただけると、疲れも吹き飛びます。
撮った写真を選び、記事を書き、デザイナーさんとレイアウトを相談し、何度も何度も校正を重ねて…ようやく1冊の広報紙が出来上がります。
発行日、街なかで広報紙を手に取ってくださっている方を見かけると、心の中でガッツポーズです(笑)。
広報の仕事は、広報紙だけではありません。
ホームページのお知らせを更新したり、イベントの告知をしたりといった日常業務はもちろん、時には記者発表の準備をしたり、男女共同参画の活動をお手伝いしたりと、本当に多岐にわたります。
生成AIも、記事の下書きやアイデア出しなどで、少しずつ活用し始めています。まだまだ手探りですが、「これは広報の仕事でも強力な助っ人になるぞ!」と感じています。
この半年間で、改めて「広報」の大切さを実感しました。
市役所がどんな取り組みをしているのか、どんなイベントがあるのか、それを分かりやすく、魅力的に市民の皆さんへ伝えること。
そして、取材などを通して、市民の皆さんの声を直接聞くこと。
それは、市役所と市民の皆さんを繋ぐ、とても重要な役割なんだと感じています。
【これから:デジタルの力で、もっと市を元気に! (2025年4月~)】
ホームページ担当と広報担当。
この二つの経験を通して、私の中には「デジタルの知識」と「行政や市民の皆さんへの理解」という、二つの軸ができました。
これからは、この経験を活かして、市の「デジタル担当」として、もっともっと皆さんの役に立ちたいと考えています!
デジタル化も、他の部署と協力しながら進めていきたいです。
目指すのは、ただパソコンに詳しいだけの人ではありません。
技術はもちろん、行政の現場のこと、そして何よりも市民の皆さんの気持ちを理解した上で、「デジタルで何ができるか」を考え、実行できる担当者になりたいと思っています。
まだまだ勉強中の身ですが、市がもっと便利で、もっと魅力的な街になるように、デジタルの分野から貢献していきたいと思います。
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4/1からデジタル担当大臣ですか~!(笑) 今や折之笠さんの得意な分野ですから生成AIとDXを有効に活用して、魅力的な街つくりと大月市の発展に貢献してください。
また、多くの課題達成が求められると思いますが、その際はこれまでの経験や実績を活かすことも大切ですが、その時々の価値観を優先することも必要だと思います。