このところ、AIを毎日活用していろいろな面で効果を出しています。
が、ちょっちゅ先を急ぎ過ぎて、プロンプト作成が乱れ気味(?)の
ような気がしています。
折角、七里先生の講座を半年受けて資格(右のサイドメニューを参照ください)まで取ったのだからそれに恥じないようなAIプロンプトエンジニアでなくてはいけませぬ。
そこで、一旦初心に帰って、AIプロンプトの基礎を学び直すことにしました。
あんたは偉い!(自分で言うなよ)
皆さんも是非、選考にしてくださいね。
1.プロンプトとは?
プロンプトとは、AIに対する「指示文」のことです。AIに「何をしてほしいのか」を伝えるための文章やフレーズを意味します。AIはプロンプトをもとに、文章を生成したり、質問に答えたりします。
簡単に言うと、「AIにお願いをするための言葉」です。
例:プロンプトを使ったお願い
例えば、友達にラブレターを書いてもらいたいとき、次のような指示をしますよね?
「感動的なラブレターを書いてくれない?」
これがプロンプトです。
実際の例題
では、AIにプロンプトを使って文章を作ってもらう例を見てみましょう。
例1:簡単なプロンプト
「猫について、かわいらしく、簡単に説明してください。」
このプロンプトに対して、AIはこんな回答をします: 「猫はふわふわで、遊び好きなかわいい動物です。小さな肉球や、寝るときの丸まった姿がとても愛らしいです。」
例2:もう少し詳しいプロンプト
「犬の特徴を、友達に教えるために、簡単で楽しい感じで教えてください。」
このプロンプトに対して、AIは次のように答えます: 「犬はとってもフレンドリーで、遊び好きな動物なんだよ。特にしっぽを振って喜ぶ姿が最高にかわいい!一緒に散歩したり、遊んだりすると楽しい時間を過ごせるよ。」
まとめ
プロンプトとは、AIに「これをやってほしい」とお願いするための指示文です。具体的な内容を伝えたり、どんなトーンで書いてほしいかを伝えたりできます。
ポイント
具体的に:何をしてほしいのか、具体的に伝える。
トーンやスタイル:かわいく、楽しく、丁寧に、などの雰囲気も伝える。
これで、プロンプトの基本的な考え方が理解できたと思います。まずは簡単なプロンプトから練習してみましょう!
2.七里先生の「8+1のプロンプト公式」
著作権がありますので、簡単に説明します。
【各ステップの内容】
前提条件
依頼者や目的を設定し、方向性を決めます。ツールの使い分けは自由で、自分で試して最適な方法を探しましょう。
対象のプロファイル
誰に向けた内容かを明確にします。年齢や職業、趣味などを具体的に指示します。
参考資料
追加情報として製作者のプロファイルやテキスト情報などを入れます。情報を追加すると精度が向上します。
名詞と動詞を指示
具体的な指示をします。例えば、「好きな人に手紙」ではなく「ラブレター」と具体的に名詞を使うことで、内容が明確になります。
形容詞で内容を調整
例えば、「感動的なラブレター」や「優しいラブレター」といった形容詞を追加し、文章のニュアンスを変えます。
出力形式を指示
文章の形式や構成を決めます。例えば、「Twitter用の140文字」や「Q&A形式」など、出力の仕方を具体的に伝えます。
出力内容を具体化
回答の方向性を明確にします。例えば、「テキストデータを使う」とか「プロとの対話形式にする」など、安定した出力を得るための指示を出します。
スタイル・トーンを指示
文章の雰囲気を指定します。例えば、フォーマルやカジュアル、ニュース風など、文体やトーンを設定します。【+1の追加指示】
さらに、追加で「詳しく説明してください」「異なる観点から説明してください」など、内容を深めたり広げたりする指示をします。
この流れでプロンプトを作ることで、明確で精度の高い出力が得られるようになります。
3.汎用的なプロンプトのテンプレート
実際にテンプレートを使ってやってみて下さいね
作成者が入力する部分を【】で示しています。
前提条件:あなたは【依頼者】です。目的は【目的】です。
対象:ターゲットは【年齢・性別・職業・趣味・悩み】の【対象者】です。
参考情報:この文章は【参考資料(例:ブログ、ニュース記事、調査結果など)】に基づいています。
具体的な指示:次のタスクを実行してください:
【名詞】と【動詞】を使って【内容】を説明してください。
【形容詞】を追加して、文章に【雰囲気】を持たせてください。
出力形式:文章の形式は【形式(例:箇条書き、Q&A形式、物語形式など)】で、文字数は【文字数】でお願いします。
スタイル・トーン:スタイルは【スタイル(例:カジュアル、ビジネス、フォーマルなど)】で、トーンは【トーン(例:親しみやすい、客観的、情熱的など)】にしてください。
+1追加指示:さらに【追加指示(例:詳しく、異なる観点からなど)】してください。
4.AIプロンプトの基礎の勉強法
以下の文章はそれなりに高度なプロンプトを作成して、それを使って書いています。
是非、勉強して、こんなんが作成できるようになってくださいね。楽しいよ~!
下記の文は5分でできます。
ガイドブック: AIプロンプトの基礎の勉強法
- 導入部分
1.1 AIプロンプトエンジニアリングとは何か?
AIプロンプトエンジニアリングとは、AI(人工知能)に対して適切で効果的な指示や質問を与え、AIから望ましい応答を得るための技術です。AIは与えられたプロンプト(入力文)に基づいて応答を生成するため、プロンプトの質が応答の精度や内容に大きく影響します。プロンプトエンジニアリングのスキルを身に付けることで、AIを効果的に活用し、目的に沿った応答を引き出すことが可能となります。
1.2 学習の重要性
AIの応答をうまく引き出すためには、正確で明確なプロンプトを作成することが重要です。AIは与えられた情報に基づいて推論し応答を生成するため、プロンプトの設計が結果を大きく左右します。プロンプトの精度を上げることで、AIのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
- 基本概念の理解
2.1 キーワードの選び方
プロンプトの作成において、使用するキーワードやフレーズは非常に重要です。キーワードの選び方次第で、AIの応答の内容や方向性が変わります。具体的かつ明確な単語を選び、曖昧な表現を避けることで、AIに意図を正確に伝えることができます。
ポイント: キーワードは具体的で、シンプルかつ正確な表現を心がける。
2.2 意図の明確化
プロンプトを設計する際に、自分が求めている情報や意図を明確に伝えることが大切です。どのような情報を得たいのか、回答の形式や範囲をどの程度にしたいのかを具体的に設定します。これにより、AIが混乱せずに正確な情報を提供できるようになります。
ポイント: 具体的な要求や期待する情報の範囲をプロンプト内で示す。
- プロンプト作成の練習
3.1 簡単な例題
初めてプロンプトを作成する際は、簡単で具体的なテーマから始めましょう。いくつかの例を通じて、プロンプトの組み立て方を学びます。
例題1: 「AI技術の歴史を簡単に教えてください。」
解説: ここでは「簡単に」というフレーズを使い、詳細すぎない情報を求めています。
例題2: 「Pythonでリストを並べ替える方法を教えてください。」
解説: 技術的な用語を正確に使い、対象の操作を明確にしています。
3.2 応用例題
次に、もう少し複雑な要求を含むプロンプトを作成してみましょう。詳細な情報を求める際には、具体的な指示を含めます。
例題1: 「AI技術の歴史の中で重要な出来事を3つ教えてください。それぞれの出来事について、その重要性の理由も教えてください。」
解説: 数を限定し、重要な要素を指定することでAIに回答の方向性を示しています。
例題2: 「Pythonでリストを並べ替える際のパフォーマンスを向上させる方法をいくつか教えてください。」
解説: 「パフォーマンス向上」という具体的なテーマを設定し、焦点を絞っています。
- 応用と実践
4.1 具体的なシナリオでの練習
次に、実生活やビジネスでのシナリオを想定してプロンプトを作成し、応用力を高めます。
シナリオ例: 旅行の計画を立てたいとき。
プロンプト例: 「1週間のイタリア旅行のスケジュールを立ててください。各都市での観光名所やおすすめの料理を含めて教えてください。」
解説: 旅行の期間、内容、目的を明確にし、具体的な情報を求めています。
4.2 AIの応答を確認し、改善点を洗い出す
実際にプロンプトを使い、AIの応答を確認します。得られた回答が期待と異なる場合は、プロンプトを修正し、再度試行します。この反復プロセスを通じて、プロンプト設計の精度を向上させます。
- よくある間違いと改善策
5.1 誤った質問の例と修正方法
誤った例: 「AI技術のことについて知りたい。」
改善策: 「AI技術の歴史や、現在の主要な応用分野について簡単に教えてください。」解説: 「知りたい」という曖昧な表現を具体的な要求に修正しています。
誤った例: 「Pythonでできることを教えてください。」
改善策: 「Pythonでデータ分析を行う方法について教えてください。」
解説: 「できること」という広範囲な要求を、特定の操作に絞り込んでいます。
- まとめ
6.1 学習の振り返りと今後のステップ
これまでに学んだ基礎的な内容を振り返り、プロンプトエンジニアリングの重要性と基本概念を確認しましょう。今後のステップとして、より高度な応用編や、複雑なプロンプト作成の練習を行うことをおすすめします。また、学んだ内容を日常的に実践することで、さらなるスキル向上を目指しましょう。
このガイドブックを通じて、プロンプトエンジニアリングの基礎を学び、効果的なプロンプト作成のスキルを身に付けてください。練習と反復を重ねることで、AIを活用した新たな可能性が広がります。
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