1月14日(土)6時、塩山恵林寺の今年初めての坐禅会「坐禅はじめ」に
参禅して参りました。
先ず、御住職・古川周賢老大師様のメッセージです。
『今朝の坐禅会は、恵林寺のご参加19名、間隔を空けて坐禅を
していただきました。
第133回『恵林寺オンライン坐禅会』は、Zoom・Youtube 会場に、
あわせて12名のご参加をいただきました。
早朝からご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。
本日から、令和5年の恵林寺坐禅会、坐禅はじめとなりました。
何かと心を悩ますことの多い昨今ですが、今年一年、どっしりと坐り、
まっすぐ前を見やりながら励んでいきたいと思います。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。』
3時起床、ルーチンワーク(ブログ、ツイッター、ホームぺージ、メール)を実施。
♪ヴィヴァルディ 四季を聞きながら爽やかモーニング。
時間の余裕をみて4時45分自宅出発、今日は氷点下にはなっていなく、
0℃位?比較的暖かい。
5時30分着、本堂に着座して想いにふける。
始めて恵林寺で坐禅したのは・・・
2016年9月24日(土)
その時のブログより
『◆先ずは実践
何もせずリラックスしている時の方が色々な事を考えてしまう。
何も考えない、良い方法はないだろうか。
禅では、頭で何かを考えたりするのは雑念であって、断ち切るべきものとされている。
“禅”とは?
◆座禅会 (約50名)
生まれて初めて座禅をした。先程習った作法に従って坐っている。
何か気持ちがすぅ~としている。
背中を撃ってもらう。ビシッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ 静かな境内に響く。
気持ちが引き締まる。
30分があっという間に終わる。
座禅。極めるのに相当時間が掛りそうである。
“禅”は、なかなか魅力がありそうだ。』
それ以来、月に1~2度、早朝坐禅会に参加するようになり、更に御住職の古川老大師様の
禅講座に3年連続で参加させていただいております。
禅という観点で、「人として何が大切か、真の幸せとは何か」を考えるようになりました。
また、大きな人生の岐路で迷っている時に、手を差しのべていただきました。
恵林寺は、小生にとって、人生について悩み苦しんだ時に、駆け込む修行の場所です。
恵林寺は、甲斐の雄・武田信玄の菩提寺であります。
天正10年(1582)3月、息子勝頼は時運を味方につけることができず天目山下に自刃、
甲斐武田氏は滅亡しました。
同4月3日、恵林寺は織田信長の焼き討ちにあい、快川国師は「安禅必ずしも山水を
須(もち)いず、心頭滅却すれば火も自(おのずか)ら涼し」と言葉を残し、百人以上とも
いわれる僧侶等とともに火に包まれました。
「心頭滅却すれば火も自ら涼し・・・」
というお言葉は、いつも小生を支えてくれています
「心の持ち方ひとつで、いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなる」と解釈しますが、
この「心の持ち方」が、「人として何が大切か、真の幸せとは何か」の中心にあると
小生は思っています。
さて、今回の「坐禅はじめ」の坐禅は、姿勢を整えて、呼吸を整えて、心を整える。
荘厳な鐘の音から坐禅は始まります。
鐘の音が腹の中まで響いてきます。
それによって、その後まったくの静寂の世界になります。
無理やり何も考えないようにするのではなく、思いや考えが湧いてきたら1つ1つ
対応していく。
その時は超ポジティブに捉え楽観的に結論を出していく。
時々、何も考えない無の時間も訪れる。
とにかく自然体で何もかも受け入れてしまう。
小生の坐禅は少しずつ変化しています。
坐禅とは?と問われたら、「自分を見つめるもの」と答えます。
塩山恵林寺 「坐禅はじめ」に参禅。
2023年が始まりました。
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