小生、曇りの日は別として、幸せなことに大きな富士山を毎日見ています。

というより、毎日、富士さんにお会いしています。

何故、そんな言い方をするかと言うと、富士さんってお合いする度に
違う顔をしているんです。

季節や時間や天候による部分も多々ありますが、見る側の心の有り様も
多きな要素だと思うんです。

こちらが嬉しい時はとっても雄大で大きく見えるし、ちょっと落ち込んでいる時は
やさしく慰めてくれます。
怒っている時は、富士さんを見ない様にしているんですが、おせっかいにも
目の前にどんと出てきます。

太宰治の小説の中で『富嶽百景』という作品があります。

太宰が描く富士の姿を人間や人生に置き換えることで、小説の世界がより
大きな広がりを見せてくれます。

小生、昨日一昨日とこの小説を読んで、ずうっと頷いていました。

小説の中の「私」がいかに富士山を罵倒しようが、反対に賞賛しようが、
富士は人間の思いに振り回されることは決してありません。

感情に掻き回されながら生きている自分とは違って動じることのない富士に、
「私」は驚嘆の目を向けているのです。

「偉い」「よくやってる」「富士には、かなわない」という言葉を「私」は使っています。

小生、先程も富士さんに会ってきました。

堂々とした富士さんは、何があっても周囲に惑わされず、ぶれない心を
教えてくれていました。

富士さんは心の鏡だと思います。

大月岩殿山からの富士さん

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