元上司の宮田さんからメールをいただきました。
「早くも神無月、今年も残すこと3か月を切りましたね。」
「神無月?? 何で、早くも物まねタレントの神無月なんだべか?」
乳っ痴っ恥!(チッチッチ!)
宮田さんのメールの解説によると
「10月の異称は「神無月(かんなづき)」・・・出雲大社に各地の神様が集まり、
地方では神様が不在となるためと言われている。
神無月の「無」は無いと言うではなく「の」という意味だそうで、
「神の月」つまりは神様を祭る月だから神無月と呼ぶ人もいる。」
なるほどね。
歴史の匂いがプンプンしてきました。
自称・歴史評論家折乃笠の出番ですかね。
次に知りたくなるのが、10月以外の呼び名と、いつ頃からこの異称が
使われ始めたかが知りたいですね。
インターネットからです。
1月 睦月(むつき) 正月に親類一同が集まる、睦び(親しくする)の月。
2月 如月(きさらぎ) まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する月。
3月 弥生(やよい) 木草弥生い茂る(草木が生い茂る)月。
4月 卯月(うづき) 卯の花の月。
5月 皐月(さつき)早苗(さなえ)を植える月。
6月 水無月(みなづき)水の月で田に水を引く月の意と言われる。
7月 文月(ふみづき) 稲の穂が実る月
8月 葉月(はづき) 木々の葉落ち月。
9月 長月(ながつき) 夜長月。
10月 神無月(かんなづき) 神の月の意味。
11月 霜月(しもつき) 霜の降る月。
12月 師走(しわす) 師匠といえども趨走(走り回る)する月。
以上の様に、昔は数字ではなく「和風月名」という和名を用いていたそうです。
なんか、粋で情緒があって深くて、良いですねえ。
結構、普段使っている呼び名があります。
師走なんか、12月になるとそこらじゅうで言われますよね。
皐月は、G1の有名な競馬レース。
弥生は、小生も使っている会計ソフトの名前。
葉月は、日本テレビのヒルナンデスに出演のアナウンサー滝 葉月ちゃん。でへへ
睦月、如月、霜月なんて、もう、スナックやバーの名前だと友達が言ってました。
極めつけは卯月。大月の水道屋さんが経営する超大衆食堂の名前です(笑)。
さて、「和風月名」は、日本書紀に暦に関する記述があるそうです。
それによれば、中国で使われていた暦が、古墳時代の6世紀中期(欽明天皇の時代)に百済(くだら)国から日本に伝ったとのことです。
なんと 「我々は古墳時代の言葉を使っています」 ですね。すげ~!
何か、競馬レースの名前、スナックやバーの名前に使用するのは恐れ多いですね。
歴史はロマンだ!
今回も良い勉強ができました(自画自賛)。
P.S.
物まねタレント・神奈月の由来は、先輩から他の芸人でカタカナが
多いから漢字が良いと言われ、さらに先輩が誕生日が11月と行ったら
10月の神無月と間違えて神奈月はどうだと言われて出来たという。
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