2月14日(火)16時30分、市内大衆中華料理店でエビうまにと水餃子を
つまみにビールと熱燗を飲みながら「郷土山梨大月市を良くするためには・・・」
を熱く語っている3人がいました。

地元歴史研究会「小山田信成公顕彰会」の会長、副会長、ブログ制作担当(おら)
の3人です。

先ず大月の良いところは、富士山をはじめ景色が良い、水が綺麗、
古代からの歴史が深い、様々な伝統・文化がある、そして何よりも
JR中央特快が東京駅からやってくる、特急ならば新宿まで1時間!

現在のテレワークの時代、古民家を低価格で貸し出せば絶対都会から
人が集まるはずだ!

今、大月で必要なことは、政治、経済、教育、企業誘致、医療などなどの充実、
特に必要なのは市民が元気になること!

元気になるためには、大月市民の体に流れる昔の人たちの歴史を知り、
誇りを持つことである!

これが結論でした。

まさしく、誇り高くなるために歴史を研究、発信している歴史グループが
「小山田信成公顕彰会」なんですね。

実は大衆中華料理店に来る3時間前、大月市内のある地域の公民館で
講演会が開催され会長が熱く語ったのでした。

話の骨子は
『小山田信茂公顕彰会にとって、2022年は大きな飛躍の年となりました。
逆臣の定説をくつがえす熱意と研究が認められ、山梨県制作の「信茂と勝頼」
ショートムービーとなりました。

今までの定説は信茂の裏切りで笹子峠が封鎖され、勝頼は仕方なく天目山麓に
逃げ討ち死にし武田氏は滅亡したとされています。

我ら顕彰会の説は笹子峠は封鎖されていなかった。
信茂は婦女子家臣を北条方(現在の八王子市)へ無事に逃がした。
その後信茂の孫が武田信正と結婚し、武田信興が生まれたが、この人こそ
武田家再興の人であったのです。

そして「裏切り」は勝頼が信茂に命じたことだと考えればつじつまが合うのだが、
2007年 12月、上吉田富士山御師小澤志摩所蔵の「武田勝頼滅亡記」
と題された「理慶尼記朱校本」を顕彰会主宰・松本憲和が発見し、定説を
覆す論拠を得たのです。

県制作ムービーでは『信茂と勝頼』では儂(わし)を撃て。そして首を信長に差し出せ。
それが領地領民を守ることになる」「憎まれ役をすまぬ」と勝頼は信茂に命じた。

長崎知事が大月市内の集会で、「信茂と勝頼」にふれ、「勝頼の命令だったと
考えるのが合理的」と述べたと紹介されました。

こうしたことを機会に国中と郡内の感情的なしこりが消え去ることを期待します。
そして大月市の地域おこしも。

今、私達ができうることは、歴史に真摯に向き合い、郷土の英雄、小山田信茂公の
事績を検証し、次世代が誇りをもって郷土を語ることが出来るようにすることで
あります。

同時にそれが、私たち世代の役割であり、責務でもあると考えます。 

その為には、大月市全体を良くしようと、市民一丸となって考え、身近で、
一人でも取り組めるところから実行していくことが、大事であると思います。』

最後に会長は長崎山梨県知事のコメントを紹介しました。

『「信茂を取り上げる必要があった」「郡内」(大月よ東側と富士吉田方面)と
「国中」(甲府を中心とする西側)。

山梨県内でおおっぴらに語られることはあまりないが、観光客の流動が
大きい郡内と、盆地を中心とした国中の気質とが生んだ「すれ違い」は
山梨県に横たわる大きな課題のひとつだ。

信玄公の生誕500年を2021年に迎えるにあたり、山梨県は2020年、
県内すべての27市町村、各市町村の観光関係団体・経済団体などとともに
「信玄公生誕500年記念事業実行委員会」を立ち上げ、異例の
「自治体制作ドラマ」を発表することにしていた。

ドラマの主人公を誰にするのか。これが焦点だった。

小山田信茂の評価が地域間の微妙な感情の遠因とも言われている。』

大衆中華料理店でのまとめは
我々は小山田信成公は逆臣ではないことを先ずは大月市民に理解してもらうこと、
そして歴史的に誇りを持ち、国中衆と仲良くして山梨県を一つにする。

合わせて大月が発展し住みよい街になるようにする。

以上です。
皆さん、とっても良い話でしょう。

幕末の長州や薩摩でされていた話と同じです。

もちろん、小生.次の日は二日酔いでした。
(次元が違う話すんなって!)

 

ブロトピ:人生応援ブログ 毎日ブログを更新しています

ブロトピ:ブログ更新しました

 

◆お願い (お手数お掛けします)                                               ブログを読まれた方は下記2つのボタンを順番にクリックをお願いします。                      クリックしてアクセスするだけで点数が入り(投票され)順位が上がります。                       アクセス後は何もせず、本ブログに戻ってきてください。

にほんブログ村 その他生活ブログ 人生相談へ
にほんブログ村


セルフコントロールランキング