最近、新聞や雑誌を静かに賑わしている天才数学者と言われる望月新一さん。
皆さん、ご存じですか?

何が凄いかって言うと 月刊誌”文藝春秋” の記事によると
『望月新一さんは構築された「宇宙際タイヒミュラー(lUT)理論」
によって、数学の未解決難問であり続けた「ABC予想」を証明した。
「ABC予想」の証明は凄いことですが、lUT理論の構築こそが望月さん
の偉大な功績だ。
言ってしまえば望月さんは、これまでにない全く新しい数学”を
創造したということになる。』

はぁ~ ???

『望月氏は東京都生まれ。五歳の時に渡米し、16歳で米国の名門
プリンストン大学に飛び級入学、32歳という若さで京都大学教授に
就任という経歴を持つ。』

す、す、すげえ~!

以前、大学の理学部数学科を卒業した人に数学学会誌(名称?)を
見せてもらったことがありますが、はっきり言ってこれ「宇宙語?」の世界。
もう完全に、お宅の世界としか思えませんでした。(失礼)

一体、高度な数学は何に役立つのですか?

『現在、ICカード決済で高額の金銭のやり取りが出来るようになった。
これは高いセキュリティがあってこそですが、その暗号技術には「楕円曲線」
という数学の分野が応用されている。
また、人工知能の世界で注目されている`「ディープラーニング(深層学習)」は、
「誤差逆伝播法」という仕組みで性能が飛躍的に向上した。』

少し、理解できますね。
ここで、えっという記事があります。

『数学を学ぶことは人生を豊かなものにしてくれるようです。
退職後に、「時間が出来たから、中高生の時に分からなかった
数学の問題にもう一度チャレンジしてみたい」という方はけっこう多くて、
そういう方々の話を聞いていると、数学は人の精神を高め、
喜びを与えてくれるものだと感じることがあります。』

素晴らしい志ですね。
実は小生も高専や大学の数学の本を本棚に飾ってあります。
インテリアとしては、非常に理知的で素晴らしいです。
この前、月の位置を考えるのにベクトルを復習しました。(本ブログで報告済)

『歴史を振り返ると、古代ギリシャでは数学をすることで魂を浄化しようと
 していたらしいです。
 また、図形や数についての定理を証明していく中で
 「なぜそうなったのか」を考えて行くと「人間とは何か」に行きつくのです。』

まさしく、数学などの自然科学は、哲学であると言っているようなもんです。
確かに、ピタゴラスの定理を習った時は、数学の神秘の世界を知ったような
不思議な感覚がありました。

で、このブログで何が言いたいのですか?

今回のブログは、まったく何を言いたいのか、締まりがなくてすいません。
皆さんは、このような世界があるということを頭の片隅に知っておいて下さい。

この続きは、改めて勉強してブログでお話しできるようにします。
”たぬき”と”きつね” の話よりも、難しそうです。

P.S. ピタゴラスの定理とは、直角三角形3辺の長さの関係を表す斜辺の長さを c,
     他の2辺の長さをa , b とすると  c^2=a^2+b^2 となる。

◆まだ、ホームページはトラブル中です。復旧に悪戦苦闘中です。
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