5月23日(土)朝6時、山梨塩山恵林寺で坐禅会が再開されました。
小生も約6か月ぶりに参加致しました。

坐禅会は通常時毎週土曜日に開催され、全体で約1時間20分、内坐禅30×2回、
住職の講話が20分実施されます。
住職の古川老大師(52歳)は東京大学大学院の哲学博士課程卒業で
哲学を離れ出家されたという方で、たいへん面白いあたたかい気さくな方です。

小生、恵林寺の坐禅会に参加するようになって約3年半で、1ヵ月に1回~2回
参加しています。

まだまだ、修行が足らなくて、坐禅に集中するのが難しい状況です。。
「坐禅というのは、何かを得るためではなく、心の中にある、いろいろなゴミを
捨てるためにある」
と教えれれているのですが、坐禅中はそんな気分になるのですが、
終わるとまた元に戻ってしまいます。

今回も4時起床。心身共きれいきれいして家を出発します。

6か月ぶりの坐禅は、凛とした早朝の境内の中、身が引き締まる思いで座り、
調身、調息、調心(姿勢を整える、体を整える、こころを整える)を実施。
久々に心地よい気分になりました。

老大師の講話も、たいへん興味深い禅のお話で、
「禅というのは、坐禅をすることだけではなく、坐禅をする前と後の心と体の準備と
後の行動が大事である。」

その後、いつもの如く、恵林寺の綺麗な庭をゆっくり鑑賞します。
春夏秋冬と四季折々の木々や草花、池の鯉、石庭の形等々が醸し出す
景色が素晴らしく、いつもしばらく見惚れています。

その後、サラブライトマンの歌を聴きながら、塩山や勝沼のぶどう畑や桃畑を
通って帰路につきます。
これまた春夏秋冬と四季折々の景色が素晴らしい。
甲府盆地、富士山、八ヶ岳、南アルプスが、ぶどう畑や桃畑の色とりどりの
下敷きの上に輝いています。

小生にとって、早朝坐禅会は、坐禅だけではなく、坐禅をする前と後の
心と体の準備と後の行動がとても貴重なものなのです。

◆ホームページは復活しました。
http://orinokasa.com/index.html

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