先週”たぬき”と”きつね” についてお話をしました。
今週は、”ゴリラ”と”チンパンジー”についてお話をします。

さすがに家の近くで、ゴリラとチンパンジーは見かけませんが、
それに似た人はよく見かけます。

ゴリラとチンパンジーと言うと真っ先に思うのが、昔の映画”猿の惑星”です。
知らない方もいると思いますが、小生はSF映画の傑作だと思っています。

『4人の宇宙飛行士を乗せてケネディ宇宙センターから発進した
一隻の宇宙船が、およそ6か月の宇宙飛行を経て、地球への
帰還を目指していた。船長のテイラー(チャールトン・ヘストン)は
準光速航行のハスライン理論に従って、船内時間が1972年7月14日、
地球時間が2673年3月23日であることを確認した後、
睡眠薬を注射して他の3人と同じように冬眠状態に入った。
何らかのトラブルが発生し、宇宙船はとある惑星の湖上へと不時着水した。

オアシスにたどり着いた一行は水浴びをするが、途中で何者かに
衣服や物資を盗まれる。その後を追いかけた一行の前に現れたのは、
原始人のような人間の群れを追いかける、銃で武装し馬に跨った
猿の騎兵たちであった。
猿にとって人間は、知能も低く、文化や言葉を持たない野蛮な下等動物に
過ぎなかった。
その後、テイラーは、海岸で胸から下が地中に埋まった自由の女神像を発見する。
人類が文明を、そして地球を自ら滅ぼしたことを悟ったテイラーは、
その場に泣き崩れるのだった。』

この中で、ゴリラ、オラウータン、チンパンジーが出て来ますが、ゴリラは粗野な兵隊、
オラウータンは政治家、そしてチンパンジーは学者として登場します。
それぞれの特徴を巧妙にキャラクター表現しており、素晴らしいものです。

それでは、皆さん、ゴリラとチンパンジー、どんなイメージがありますか?

小生のイメージは
ゴリラは、力強く、狂暴。
頭はそれ程良くなく、単純。

チンパンジーは、類人猿の中で一番賢い。
性格は穏やかで、優しい。

ところが、調べてみると違うことがわかりました。
インターネットによると

『凶暴ランキング 「一番こわいおサルさんは?」
①チンパンジー
チンパンジーは、とっても凶暴なんだ。
某テレビ番組などでは、よく愛らしい姿が見られるけど、あれは子供の時だけ!
大人になると、群れの中でも激しく争うし、時には殺し合ったりも…
肉食だから「猛獣」カテゴリーでもいいくらい凶暴なんだよ。
②ゴリラ
ゴリラは、見た目はとっても怖いけど究極な「平和主義」!
臆病な一面もあるけど、優しくて、滅多なことでは攻撃をしてこない温和な動物
殺傷能力が高い大型動物で、ここまで接近できる動物はゴリラだけとも言われているよ。

知能ランキング 「頭がいいって本当?」
①チンパンジー
チンパンジーはDNAの99%が人間に類似!
チンパンジーは自己認識が可能な数少ない動物の1種で、言語や感情、
道具を使ったり、とっても頭がいい動物なんだ
③ゴリラ
人間や弱い動物を攻撃せず、無駄な戦いはしないよう和解する
コミュニケーション能力があるみたいだよ!』

今度、家の近くでチンパンジーに似た人と会った時は、
近寄らない様にします。

このように、人間を知るために、周りの動物をいろいろ考えてみることも
たまには必要ですね。

次回は、犬と猫のお話をします。

◆ホームページにお戻りの方が下記をクリックして下さい。
 http://orinokasa.com/index.html

◆御意見をいただける方は下記 Commentをクリックして下さい。