”遠うへ行きたい旅ブログ”で、岐阜を話します。

わっち、岐阜には、仕事や観光で数十回は行っとる。
先ず、仕事関係では、犬山の近くの可児市にステアリング装置
メーカーさんがあって、会社の新人の頃から数十回と行っとる。
公私共たいへんお世話になりました。
また、観光地も日本を代表するようなええところが多うあって、
何度も訪れとる。

それでは、先ず簡単に岐阜県を紹介しますねっち。
『3000m級の雄大な山々と、その山々を源とする木曽三川が流れる岐阜県。
世界文化遺産「白川郷合掌造り集落」やユネスコ無形文化遺産「本美濃紙」が
有名で、かつては織田信長が支配しとった土地でもあるんです。
飛騨牛や鮎などの名物グルメ、温泉や街巡りなどの観光が楽しめる。』

岐阜、ええですねえ~
話す前から、また行きたくなってまいました。

それでは、わっちの岐阜ベスト5を紹介します。

ベスト5 飛騨 白川郷
白川郷、言葉で表せんくらい素晴らしい。良き日本の文化美、生活美を感じます。
合掌造りの集落、独特の景観があり、遠うから見ても、近うで見ても古魅力的。
夜はライトアップして幻想的な雰囲気を醸し出します。
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されとるのも納得できます。
合掌造りは近うへ行くと、どでかいんですよね。ビルの様です。
白川郷の荻町地区は、今も実生活の場として使われとるとこに価値が
あるんですって。
白川郷、未来永劫、日本人のために無うならんでほしいと思います。
日本人に生まれて良かった。

ベスト4 大垣駅 青春の駅
昔、昔、東海道本線に夜11時頃東京駅を出発して、岐阜県の大垣駅に
朝の5時頃着の夜行普通列車がありました。
直角椅子の対面シートで、長い休み期間は結構混むんですよ。
わっち、初めて乗ったのが、高専の1年生15歳の時です。
友達と京都旅行の時でした。若いで、寝んで騒いているんですね。
何かアルコールも補給しとったような?(丸秘)楽しかったですね。
横浜、小田原、熱海、沼津、静岡、浜松、豊橋、名古屋と真夜中やろうと、
降りる人もいれば、乗る人もおる。結構長う止まっとるで降りて深呼吸など。
大垣駅につくと、顔が油でギトギトになっとるんですね。
ここで、顔を洗って歯磨きして、コーヒー飲んで、リフレッシュ。
ほんとはパンツも交換したいのですが、後でたらんくなるで止め。
大垣駅から、大阪行普通列車に乗り換えるのですが、ほとんど爆睡状態。
気が付くと京都駅におるんですね。
不思議な事に帰りの列車のことは、まったく思い出されません。
大垣行夜行普通列車はいったい何回乗ったやろう?
たぶん十回は乗っとる。大垣駅はわっちにとって青春の駅です。
大垣行夜行普通列車は、今も夜行快速列車「ムーンライトながら」と
名前を変えて、夜中の東海道を走っとる。

ベスト3 明智光秀の故郷 美濃
NHK大河ドラマ”麒麟委がくる”素晴らしいですね。
今までとまた違った明智光秀像が描かれとって、歴史の面白さを感じます。
配役も個性的で、特に”コマ”役の門脇麦と”織田信長”役の染谷将太が
ええですねえ~。将来有望です。
さて、美濃ちゅうと斎藤道三。下剋上を果たして商人から大名に成りあがった強者。
今でも岐阜へ行くと、道三が人気ありますね。また頭に美濃と付く地名が多うあります。
道三の死後、織田信長が稲葉山城を攻略し、この地方一帯を平定すると、地名を
「井の口」から「岐阜」へと改称したそうです。
稲葉山城も岐阜城と名を変え、天下統一の足がかりとなりました。
光秀が信長に仕えるきっかけとなった足利義昭と信長の会談をして立政寺があるのも、
この岐阜の地でありました。
岐阜は歴史上、重要な土地なのですね。

ベスト2 木曽路馬籠宿
木曽路はわっちのどえらい好きなとこの一つです。
京都から続く旧街道は当地の宿場馬籠宿の先では木曽路と呼ばれる江戸時代の情景を
保つ険しい80㎞ほどの区間を言います。
歴史ある宿場町馬籠は、中央南アルプス南端に位置し、傾斜地形の中に水田や山林が
広がる里山です。
わっち二十歳の時、兄の勧めで読んだのが島崎藤村の小説”新生”です。
その時から読書人生が始まりました。
馬籠宿は島崎藤村の生まれ故郷なのです。
以下は、わっち4年前に妻籠宿を訪れた時の文章です。
『大学時代、師と仰いだ島崎藤村の生涯、考え方、行動、仕事、家族をたどり、
自分の進んどる道は正しいと確認できた。わっちの原点には師・藤村がおる。
我の師には、大学時代からの師・島崎藤村先生、そして会社に入ってからの師・
芹沢光治良先生がおる。わっちは幸せである。』
詳細は下記を読んでおくれんさい。
http://orinokasa.com/%E6%9C%A8%E6%9B%BD%E8%B7%AF%E8%97%A4%E6%9D%91%E3%82%92%E6%83%B3%E3%81%86.pdf

ベスト1 可児 ステアリング装置メーカーさん
入社時からたいへん深うお付き合いさせていただきました。
わっちの設計担当システムで根幹にある装置で、トラックやバスの運転フィーリング
を決める重要な性能を担っとる。
特に長距離輸送トラックや夜行高速バスの運転は長時間連続運転するで、
その重要性は更に高まります。
そんな中、そのメーカさんの営業課長さんには本当にお世話になりました。
小生が若かれし頃、たぶん生意気盛りやったと思いますが、その課長さんから
思いっきり叱り飛ばされたことが数回ありました。
その時は、自分の上司でもない、ましてや装置メーカーの立場でと、
半分ふて腐れとったと思います。
けど、自分が部下を持つ様になって、叱ってくれた意味が分かったのです。
その営業課長さんが.定年退職する時の送別会で、そのお礼を言った時、
涙ぐみながら握手してきた事は今でも忘れられません。
その時から、わっち、装置メーカーを含むどんな立場の方々とは、上から目線ではのう
対等目線で.本音でぶつかり合うお付き合いをするようにしたのです。
わっち、会社生活では最後までそれを貫き通しました。
今でも、わっちのビジネスポリシーです。

以上、皆さん、岐阜は如何でしたか?

岐阜、ええところですね。
思い出多きところです。

それじゃ、また、ごきげんよう。

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