今、新型コロナの影響で生活に困っている人たちを支援する無料の食料配布が、
民間会社や市民有志で作るコロナ救援プロジェクトなどで実施されています。

配布された方々は、涙を浮かべて感謝の言葉を言っています。

今回の新型コロナで、今まで働いて御飯を食べるという当たり前のことが、
実はとてもたいへんなことだったのだと改めて思いました。

小生、そのような辛い経験はしたことがないので、偉そうに上から目線と推測で
語ることはしてはいけないと思っています。

しかし、以前から気になっていたこととして、幸福学の偉い先生などは、
「幸福とは、地位や名誉やお金を持つことではなく、人やものを大切にする心を持つことだ。」
などとおしゃっていますが、その先生は御飯を食べるお金が無くなるようなを経験したことが
あるのかといつも思うのです。
そんな記事と合わせて、当人は嬉しそうに高級フランス料理のテーブルに座っている写真が
掲載されています。

小生、お金は目的ではなく、生きていく上での手段であり、最低限は持っていないと、
幸福を語る余裕なんて起きないと思うんですね。

『Yes, life is wonderful, if you’re not afraid of it.
 All it needs is courage, imagination, and some money.
(人生は恐れさえしなければ、とても素晴らしいものだ。
 そのために必要なものは、勇気、想像力、そして少しのお金だ。)』
チャールズ・チャップリンが、映画ライム・ライトで言っている言葉です。

『「金は天下の回りもの」
 今はお金がなくて貧乏かもしれないが、いずれお金が入ってくるからしょぼしょぼするな。
 反対に今はお金があっても、いずれお金がなくなるときも来る。だから有頂天になったり
 驕ったりしなさんな。』

我々も、お金に振り回されず、人間的な心を持って生活したいですね。
そのためには、額に汗かいて努力をした少しのお金が必要です。

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