先ず、この写真をご覧ください。
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これは小生が葛飾の小学校の3年生か4年生の時に同級生の女の子の
お誕生日会に招かれた時の1シーンです。
皆.下町の子せがれですが、さすがにヨソイキ着ていますね(笑)
この写真は今でもとても覚えていて、実に懐かしい写真です。
実は今週の週末に葛飾立石で中学校の同胞会(各組選抜)があり、
その話題提供に使おうと思っています。
一番左のちょっととぼけていて憎めないキャラクターが今回の幹事で、今はダンデイーで元一流アパレル店の店長をしていました。
さて、話は大きく変わり、この4人は何をしていると思いますか?
すぐわかる人は相当ふるい方か、超漫画スキの方ですね。
それは「シェー」です。
皆さんは???ですよね。
それでは昔懐かし「シェー」をじっくり紹介します。
イヤミの「シェー」って一体何?:現代の若者にもわかる「おそ松くん」
「シェー!」
この奇妙な叫び声とポーズ、どこかで見たことはありませんか?
これは、昭和を代表するギャグ漫画「おそ松くん」に登場するイヤミの決めゼリフとポーズです。
もしかしたら、お父さんやお母さんが子どもの頃に真似をしていたのを見たことがあるかもしれませんね。
でも、「おそ松くん」ってどんな漫画なの? イヤミって誰? シェーってどういう意味? なんで流行ったの?
…と、若い世代にはわからないことだらけかもしれません。
そこで今回は、現代の若者にもわかりやすく、「おそ松くん」のイヤミと「シェー」について解説していきます!
イヤミってどんなキャラ?
「おそ松くん」には、個性的なキャラクターがたくさん登場しますが、その中でも特に異彩を放っているのがイヤミです。
イヤミは、細身で長身の中年男性で、髪型はリーゼント、服装は西洋風の背広という、ちょっと変わった出で立ちをしています。
そして、いつもステッキを持ち歩き、タバコをふかしている姿が印象的です。
彼の性格は、まさに名前の通り「イヤミ」な人物。
プライドが高くて自己中心的、ずる賢くて嘘つき。
おまけに、怠け者で臆病者という、まさにダメ人間の典型のようなキャラクターです。
イヤミは、六つ子たちを相手に、嫌味を言ったり、意地悪をしたり、時には詐欺まがいのことをして、彼らを困らせることが大好きです。
しかし、いつも最後は六つ子たちにやり返され、ひどい目に遭うというのがお決まりのパターンです。
職業はというと、学校の先生、怪しげなセールスマン、医者、泥棒、ホームレスなど、作品によってはコロコロ変わります。
ですが、すべての作品で職業が変わるわけではありません。
赤塚不二夫と「おそ松くん」
「おそ松くん」の基本情報をおさらいしておきましょう。
「おそ松くん」は、赤塚不二夫先生によって1962年から1969年まで雑誌「週刊少年サンデー」に連載されたギャグ漫画です。
赤塚不二夫先生は、「天才バカボン」や「ひみつのアッコちゃん」など、数々の人気ギャグ漫画を生み出した、まさに昭和のギャグ漫画界の巨匠です。
「おそ松くん」は、松野家の六つ子、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松を中心としたドタバタコメディです。
個性豊かな六つ子たちが、毎回様々な騒動を巻き起こす、抱腹絶倒のストーリーが人気を博しました。
イヤミの決めポーズ「シェー」誕生秘話!
さて、いよいよ本題の「シェー」について解説していきましょう。
「シェー」は、イヤミの代名詞とも言える、両手を広げ、片足を高く上げたポーズです。
このポーズと共に、「シェー!」と叫ぶのが、イヤミの定番のリアクションです。
実は、この「シェー」というポーズ、赤塚先生がある日、 偶然見た歌舞伎役者のポーズ をヒントに思いついたと言われています。
当時、歌舞伎は一般の人々にとって、複雑な物語や様式化された演技 敷居の高いものでした。
しかし、赤塚先生は、歌舞伎の独特の動きや表現を、ギャグ漫画という形でわかりやすく、面白くアレンジすることで、多くの人々に親しみやすいものにしたのです。
意図せず生まれた歌舞伎と「シェー」のつながり、そして赤塚先生がユーモアを通して歌舞伎を大衆に広めたという点は、非常に興味深い洞察と言えるでしょう。
社会現象を巻き起こした「シェー」旋風!
「シェー」は、漫画の連載と共に、爆発的な人気を博し、たちまち社会現象を巻き起こしました。
子どもたちはもちろん、大人までがこぞって「シェー」の真似をするようになり、テレビや雑誌など、あらゆるメディアで「シェー」が取り上げられました。
「シェー」は、当時の若者文化に大きな影響を与え、新しい時代の象徴ともなりました。
それは、従来の常識や権威にとらわれない、自由で奔放な若者たちの精神を表現していたのかもしれません。
また、「シェー」は、イヤミの性格とは対照的に、時としてポジティブな意味合いで使われることもありました。
これは、「シェー」が単なるギャグの枠を超え、人々のコミュニケーションツールとして、社会に浸透していったことを示しています。
現代における「シェー」の文化的意義とは?
「おそ松くん」の連載が終了してから半世紀以上が経ちましたが、「シェー」は今もなお、多くの人々に愛され続けています。
テレビ番組やCMなどで「シェー」のポーズが使われることも多く、日本を代表する iconic なギャグとして、世代を超えて親しまれています。
現代において、「シェー」は、単なるギャグの枠を超え、昭和レトロを象徴する cultural icon としても認識されています。
それは、高度経済成長期の活気や、人々の optimism を思い起こさせる、ノスタルジックな symbol でもあると言えるでしょう。
現代のメディアでは、イヤミや「シェー」は、しばしば過去の時代を懐かしむ文脈で登場します。
例えば、バラエティ番組で過去の流行を振り返るコーナーや、昭和をテーマにしたドラマなどで、「シェー」が登場することがあります。
また、近年では、「おそ松さん」としてリメイクされたアニメ作品も人気を博しており、イヤミや「シェー」といった、オリジナル作品の特徴的な要素が、現代風にアレンジされて受け継がれています。
このように、「シェー」は、過去の文化を現代に伝える役割も担っていると言えるでしょう。
まとめ:時代を超えて愛される「シェー」 – 日本人のユーモアを象徴するポーズ
「シェー」は、赤塚不二夫先生の天才的な発想から生まれた、時代を超えて愛されるギャグです。
その独特のポーズと叫び声は、多くの人々を笑顔にし、社会現象を巻き起こしました。
現代においても、「シェー」は、昭和レトロを象徴する cultural icon として、世代を超えて親しまれています。
さらに、現代のメディアで再解釈され、新たな形で人々に楽しまれていることから、日本人のユーモアを象徴するポーズとして、その存在感を示し続けていると言えるでしょう。
皆さん、どうでしたか?
結構深いですね。
もういっちょ!
はい、それでは今週の金曜日の夕方、小生は生まれ故郷の葛飾に行ってきます。
昔懐かし同級生と「シェー」をやってきます。
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もちろん 「シェー」はよ~く知っていますよ。小学校のときにテレビでも観ていましたし、驚いたときにシェーポーズが流行っていましたね!
中学校の同胞会で皆で昭和を懐かしんで シェーして写真に残してください。
小生はもう一つ昭和のギャグといえば 谷啓の「がちょーん」が大好きで、いまでも時々ですが驚いたときにやっています。現役の時はボルトの谷径のことをガチョーンと言っていましたっけ~(笑)
ちょっとネットで調べてみたら昭和ギャグのアンケートでダントツ1位のようです。因みに2位がコマネチ(ビートたけし)、3位にシェー(イヤミ)がランクインしています。
やっぱ昭和のギャグは、ユーモアがあって世代を超えて親しまれているんですね。