この度、大月エコの里が20周年を迎えました。

昨日、創設時理事長だった市議会議員様(先々会の市議会議長)から
直接手渡しでアニバーサリーのパンフレットをいただきました。

その内容を熟読し、たいへ感銘・感動しましたので、皆様に紹介致します。

尚、エコの里の『未来』については、折乃笠の提案もさせていただきました。

1. はじめに

この度、エコの里は創立20年を迎えました。

桜咲く春、黄金色の稲穂揺れる秋——富士山の絶景に抱かれながら、里山の自然と都市の暮らし、人と人がつながる場所、それが大月エコの里です。20年という節目を迎え、改めてこの里山が歩んできた歴史と、今そしてこれからの未来についてご紹介します。私、折乃笠も一人の利用者・応援者として、この特別な場所の新しい歩みに寄り添いながら、未来への思いを共に考えていきたいと思います。

2. エコの里とは

大月エコの里は、山梨県大月市鳥沢地区に広がる約10ヘクタールの美しい里山を活用した、市民参加型の体験交流施設です。東京からのアクセスも良く、春には千本桜が咲き誇り、晴れた日には富士山を間近に望むことができる景勝地としても知られています。運営するNPO法人おおつきエコビレッジは、「自然と人、都市と農村の交流」「持続可能な地域社会の創造」「次世代への継承」を理念に掲げ、農業体験、森林体験、環境教育、多世代交流イベントなど多彩な活動を展開してきました。

3. エコの里の『過去』

エコの里の物語は2004年、市内の未利用農地や山林が宅地開発から市民の手に託されたところから始まります。最初は荒れ地同然だった里山を、地域の有志や市民ボランティアが少しずつ開墾し、1本ずつ桜やハナモモの苗木を植える「千本桜プロジェクト」や、貸し農園づくり、ログハウス(管理棟)の建設、自然観察エリアやしいたけ園の整備などを進めてきました。

設立からの20年、エコの里は単なる体験農園から「地域と都市」「世代と世代」が出会い、交流し、育ち合う“新しい里山コミュニティ”として成長しました。地元の子どもたちが自然とふれあい、都会の親子が田舎暮らしを体験し、農業や森林活動に汗を流し、春には桜祭り、秋には収穫祭と、四季折々の賑わいが広がるようになりました。

その取り組みは地元はもちろん、全国からも評価され、農林水産大臣賞など数々の表彰やメディア紹介も受けています。何より、ここを訪れる一人ひとりが「第二のふるさと」と感じ、笑顔とともに想い出を重ねてきたことが、エコの里最大の財産です。

4. エコの里の『現在』

今のエコの里には、約60区画の貸し農園、桜並木、森の遊具やピザ窯、マウンテンバイクコース、キャンプエリア、星空観察スポットなど、さまざまな施設や体験が用意されています。農作業体験や収穫イベントには首都圏からも多くの家族が訪れ、里山の恵みとともに「命を育てる」楽しさを分かち合っています。

利用者同士の交流も盛んで、お互いに育て方を教え合ったり、収穫物をシェアしたり、運営スタッフや地元住民とのつながりも生まれています。また、地産地消の推進や、地元産農産物・加工品の販売、地域マルシェへの参加、企業や大学との連携による体験研修の受け入れなど、社会的役割もますます広がっています。

さらに、エコの里は「里山×SDGs」の先進モデルとしても注目されています。間伐や植樹による森の保全、無農薬・循環型農業、自然エネルギーや生ごみ堆肥化の推進、そして子どもたちへの環境教育。人と自然がバランスよく関わり合いながら、地域の未来を育てていく場としての役割が、着実に広がり続けています。

5. エコの里の『未来』

これからの20年に向けて——メッセージと折乃笠の提案

創立20周年の節目にあたり、エコの里は次の時代へ新しいビジョンを掲げています。

「もっと多くの人がこの里山を知り、訪れ、世代や地域を超えてつながる場所に」「新しい里山ビジネス、体験プログラムを創出し、未来世代にも里山の価値を伝えていく」「地域だけでなく、世界からも評価される“みんなのふるさと”へ」——そうした強い思いが、運営スタッフや応援者から寄せられています。

私、折乃笠もこのメッセージを受けて、これからの20年をいっしょに考えていきたいと思います。

地域の持続可能な循環と多様な人が集い、学び合える拠点として、エコの里はどんな進化を遂げられるのでしょうか。

大きな戦略1:世代と地域を超える拠点へ

エコの里は今後、地元住民と都市部の来訪者、若者とシニア、多様なバックグラウンドを持つ人々が出会い、学び、支え合う「サードプレイス」としての役割を一層強めます。イベントや体験活動、コミュニティ運営を通じて、新しいライフスタイルや価値観を創出し、“生きた循環型社会モデル”として、全国・世界にその知見を発信していきます。

大きな戦略2:生成AIの積極活用で進化する里山運営

もう一つの挑戦は、「AI」と「里山」の融合です。

生成AIを活用して、農作業の記録や気象データ分析、作物の生育管理を効率化し、利用者への情報提供やコミュニティ形成もAIがサポートします。イベントやSNS発信の自動化、農業×AIの学習プログラムの導入、さらには里山の生物多様性調査や環境モニタリングなど、AIの力で新しい運営と地域づくりに挑みます。

この未来は、単なる効率化ではなく、「人のぬくもり」と「最先端技術」が共存し、みんなが安心して参加できる新しい“里山コミュニティ”をつくり出すことを目指します。折乃笠も、AIと人が支え合う未来のエコの里に大きな期待を抱き、次の20年を共に歩んでいきたいと思います。

6. おわりに

20年の歩みは、決して平坦な道のりではありませんでした。しかし、多くの人の知恵と力、そして「この場所を大切にしたい」という思いが重なって、いまのエコの里があります。

これからの20年も、時代とともに変わり続ける里山の自然と人々の暮らし、その真ん中で、エコの里は未来へと歩みを進めます。

もしこの記事を読んで心が動いた方は、ぜひ一度エコの里を訪れてみてください。美しい風景と人の温もり、そしてAIとともに進化する里山の新しい可能性を、きっと感じていただけるはずです。

私・折乃笠も、みなさんと共に次の20年を創る仲間になりたいと思いました。

その思いを音声とパワーポイントの作成です。(パワーポイントは後日オープンします)

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