友人のスポーツクラブコーチから教え子のAI走行解析を頼まれました。
はい、やるよ!とは言ったものの、はてできるかな?
いろいろなAIに尋ねたところ、最高級モデルChatGPTo3が名乗りをあげてくれました。
◆プロンプト
「あなたは短距離走の生体力学専門コーチです。提供された左のランナーの短距離走のビデオを分析してください。このアスリートの走フォームにおける長所トップ3と、具体的な改善が必要な点トップ5を特定してください。各改善点について、具体的なドリルまたは意識すべきポイントを1つ提案してください。分析結果を箇条書きで提示してください。
◆その後数回とやり取り
◆解答
➀ChatGPTo3の回答をGoogle NotebookLMに音声にしてもらいました。
お聞きしながら先をお読みください。
②ChatGPTo3の回答
左側ランナー総合フォーム評価(2本のビデオを通した結果)
※見やすさ重視で “箇条書き” のみでまとめました
🔰 長所 — 走りの土台としてすでに優れている点 TOP 5
• 腰が落ちない“腰高フォーム”が一貫
着地しても骨盤が沈まず、重心が前方に残るため推進力を逃がさない。
• リカバリー(ヒールリフト)が高く速い
踵が臀部近くまで引きつく → ハムストリング主導で脚の循環がスムーズ。
• 着地時間が短く、地面反発を素早く取り込めている
2本とも平均 0.13 秒前後のグラウンドコンタクトタイム。
• ケイデンスが安定(190〜200 spm)
ピッチが揺れず、後半でも失速幅が小さい。
• 上体・頭部の横揺れがほぼ無い
目線がぶれず、体幹がしっかり固定されているためエネルギーロスが少ない。
🛠 改善すれば伸びしろが大きい点 TOP 5 + 推奨ドリル
- 前脚ドライブが浅くストライドが伸び切らない
o ドリル:A-スキップ(膝をへそ高まで縦に引き上げる/10 m×6本) - 接地直前に足首が底屈し“置きに行く”動きになる
o ドリル:ポゴジャンプ(20 cm台→母指球で連続反発8回×3セット) - 腕がセンターラインを越えて骨盤ローリングを誘発
o ドリル:チューブ固定アームスイング(拳は「腰ポケット↔頬」を直線で30 秒×3) - 遊脚側の骨盤がわずかに落ち“ヒップロック”が遅れる
o ドリル:片脚ドロップスクワット(骨盤水平を保って15回×2/脚) - 小指寄りフォア外側接地で下腿に余分な張力
o ドリル:片脚内外フットターン(枠内を“真下タッチ”で内外交互10回×2)
🎯 6週間で目指す変化イメージ
• ストライド +8 cm(1.75 m → 1.83 m)
• 着地剛性向上でGCT −0.01 秒
• 結果として 100 mタイム −0.3〜0.4 秒(現状換算11.4 s → 11.0 s切りが射程)
⏳ トレーニング進行例(週3回メニュー)
• Weeks 1-2:上記①②③の基礎ドリルを補強後に10 分実施
• Weeks 3-4:A-スキップ→ドリブル走15 m/ポゴ→片脚バウンディングへ発展
• Weeks 5-6:30 mフライ走(10 m加速+20 m計測)×4本でフォーム確認 → 再撮影して自己チェック
ポイントは「腰高フォームという強みを活かしつつ“前脚の一押し”を加えること」。
ドリルを習慣化すれば、わずかな角度とタイミングの修正だけで速度は確実に向上します。
他のスポーツでも応用できそうです。
AI解析をスポーツクラブの目玉にしたら如何でしょうか?
そしたら、小生、AIスポーツコーチとして就任します。

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