11月16日(土)、市民会館での青少年育成大月市民会議が終わってすぐの16時30分大月が誇る猿橋「Wine Cellar HASEBE 長谷部酒店」に向かいました。
そこでは記念すべき「大月ローカルガストロノミー」の第一弾、キックオフイベントとなる「セラーズ・ディナー」が開催されました。

「やまなしって美味しい!」をテーマに掲げたこの夜。 この小さな集まりが、これから大月の未来を照らす、大きな第一歩になる。そんな確信に満ちた、素晴らしいひと時となりました。
大月が誇る「日本一」の人物
イベントは、店主である長谷部賢さん(日本一のワインカウンセラー)の心のこもったご挨拶で幕を開けました。
その後、僭越ながら小生からも「大月ローカルガストロノミー」について、その目指すところをご説明させていただくお時間を頂戴しました。

小生が特に強調したかったこと。それは、この大月市には「日本一」の方が二人在る、という事実です。
一人は、2025年度ミスインターナショナル日本代表に輝いた能崎愛さん。 そしてもう一人が、今、私たちの目の前で微笑んでいる長谷部賢さんです。
長谷部さんご自身こそが、類まれなる知識と情熱、そして人柄で、食と人、人と地域を繋ぐ「大月ガストロノミー」そのものであると、小生は思っています。この「個」の力が、地域を動かしていくと思います。
「やまなしって美味しい!」を五感で体感
今回のセラーズ・ディナーは、『魚とや七海』の奥秋学シェフとの豪華コラボレーション。




「やまなし食材使った七海料理と県産ワイン・日本酒を愉しむひと時」というご案内の通り、店内には奥秋シェフによる、県産食材のポテンシャルを最大限に引き出した美しい料理の数々が並びます。
立食スタイルで、参加者の皆様もリラックスした表情。 小生も早速、一皿手に取り、長谷部さんが選んだ一杯目のワインと合わせてみました。
美味しい。 いや、美味しいという一言で片付けるのが申し訳ないほど、「超」がつく美味さです。
山梨の豊かな土壌で育った野菜、清流で育った川魚、こだわりの肉。それらが奥秋シェフの手によって、洗練された「七海料理」へと昇華されています。
そして、何より衝撃を受けたのは、そのペアリングの妙でした。
一つ一つの料理に対し、「これにはこのワインを」「こちらには敢えてこの日本酒を」と、長谷部さんがチョイスした県産酒が、寸分の狂いもなく料理の旨味を引き立て、包み込み、そして新たな味わいを生み出していくんですよ。
素晴らしい料理と、それを完璧に理解した素晴らしいお酒。 その幸福なペアリングが、口の中で次々と繰り広げられます。
これがガストロノミーだ
参加者の皆さんの笑顔を見ながら、美味しい料理とお酒をゆっくりと楽しむ。 会話が弾み、笑い声が響き、そこには温かな一体感が生まれていました。
「この上ない幸せ」とは、まさにこの瞬間のこと。
ただお腹を満たす「食事」ではなく、その土地の食材、料理人の技術、お酒の知識、そして集う人々の笑顔、そのすべてが一体となって「体験」となる。
これが「ガストロノミー(美食学)」なのだと、痛感しました。
食文化が、大月の未来を創る
小生は、この活動の先に大月の確かな未来を見ました。 ガストロノミーとは、文化です。 そして文化とは、人を幸せにする力を持っています。
美味しい食は、人を笑顔にし、人を呼び、地域に誇りを生み出します。 長谷部さんという「日本一」の存在を核に、「食」という文化を通じて人を幸せにする。それこそが、大月の活性化に繋がる最も確かな道筋だと思います。
この小さな、しかし熱い情熱に満ちた集まりが、大月を「食」で選ばれる街にしていく。
「セラーズ・ディナー」は、その希望に満ちた狼煙(のろし)となる一夜でした。
そして、大酒を飲み、ガツガツ食べることが当たり前だった小生は、少し大人になりました(笑)。
◆お願い (お手数お掛けします) ブログを読まれた方は下記2つのボタンを順番にクリックをお願いします。 クリックしてアクセスするだけで点数が入り(投票され)順位が上がります。 アクセス後は何もせず、本ブログに戻ってきてください。
