今年もまた、大月の夜空を焦がす情熱の灯火、「大月かがり火市民祭り」の季節がやってまいりました。この祭りに、ひときわ熱い想いを注ぎ、全身全霊で挑む一団がいます。それが「小山田信茂公顕彰会」です。

小生自身、今年は主役級の大役である御神隊の一員を務めさせていただくと同時に、この小山田信茂公顕彰会のお祭り主担当、そして市全体の実行委員会のメンバーとしても関わらせていただいております。多くの役割を拝命し、身の引き締まる思いですが、中でも顕彰会の活動には特別な情熱を傾けています。幾度となく議論を重ね、練り上げてきた今年のお祭り計画が、ついにその全貌を現しました。今回は、その計画に込められた私たちの想いと、祭りを訪れる皆様にぜひ体験していただきたい魅力の数々をご紹介させていただきます。

武将への敬意が結集した、鉄壁の計画
一つの祭りを創り上げるには、見えない場所での膨大な準備が必要です。私たちの計画書は、単なる作業リストではありません。それは、戦国武将・小山田信茂公への深い敬意と、その歴史と御遺徳を一人でも多くの方に伝えたいという、会員一同の熱意の結晶です。

「全体行動計画」には、会員一人ひとりの役割が詳細に記されています。まるで合戦に挑む武将たちのように、各自が持ち場を守り、緻密な連携プレーで祭りの成功という一つの目標に向かって突き進んでいるのです。この鉄壁ともいえる準備体制こそが、私たちの活動の根幹であり、誇りでもあります。

あなたも戦国武将に!五感で楽しむ顕彰会ブースの全貌
さて、いよいよ皆様をお迎えする顕彰会ブースの魅力をご紹介しましょう。今年のテーマは「体感」。見るだけではなく、五感で歴史を感じていただくための企画が満載です。

まず、ブースの目玉は「兜・鎧の展示と試着体験」です。ずらりと並んだ武具を前に、きっと胸が高鳴るはずです。ここでは、お客様ご自身が兜をかぶり、その重みと感触を直接味わうことができます。記念撮影はもちろん大歓迎。ご自身のスマートフォンでの撮影はもちろんのこと、私たち顕彰会のスタッフが撮影し、その場で写真をプリントアウトしてプレゼントするという、手厚いサービスもご用意しました。ぜひ、旅の思い出、夏の思い出としてお持ち帰りください。

さらに、ブース周辺では、甲冑を身にまとったM様、K様らが皆様をエスコートいたします。武将と肩を並べて歩くという非日常的な体験は、お子様から大人まで、忘れられない記憶となるでしょう。

展示物も、今年はさらに充実しています。信茂公の生涯や顕彰会の活動を紹介するパネル、迫力ある信茂公の絵板に加え、武田様が所有される貴重な品々も特別に展示いたします。風にはためく信茂公の旗印のもと、歴史の息吹を間近に感じてください。

また、より深く信茂公の世界を知りたいという方のために、顕彰会が発行した論集や、私たちの活動を支えてくださっている相談役の著書なども販売いたします。歴史の楽しさと奥深さに、ぜひ触れてみてください。

祭りの華を支える、見えざる一日
この賑やかなブースが生まれるまでには、そして祭りが終わるまでには、実に長い一日があります。私たちの当日のタイムスケジュールは、早朝の準備から始まります。

祭りが始まる数時間前の午後1時、私たちは会場に集結し、ブースの設営を開始します。テントを立て、幕を張り、数々の展示品を慎重に配置する。汗だくになりながらの作業ですが、これから始まる出会いを想像すると、自然と力が入ります。

午後3時、いよいよブースの開会です。ここから怒涛の時間が始まります。当番制でブース運営にあたり、お客様一人ひとりに丁寧な対応を心がけます。そして午後7時、私たちはブースを一時的に他のメンバーに託し、祭りのハイライトである「御神体お迎え」の隊列に加わります。甲冑隊と旗隊が厳かに進むこの時間は、私たちの活動のまさに集大成ともいえる瞬間です。

祭りの喧騒が最高潮に達し、そして少しずつ静寂を取り戻す午後9時。私たちのもう一つの戦いが始まります。それは撤収作業です。楽しかった時間の余韻に浸る間もなく、全ての備品を丁寧に片付け、梱包し、会場を元の姿に戻します。全ての備品を拠点であるO様宅に運び終え、ようやく解散できるのは、午後10時半を回る頃。長い一日の終わりです。

このように、祭りの華やかな表舞台は、多くの人間の見えない場所での献身的な努力によって支えられています。

今年の「大月かがり火市民祭り」、そして「小山田信茂公顕彰会」のブースは、例年以上に熱く、見どころに満ちています。私たちの情熱の全てを、この一日に注ぎ込みます。ぜひ会場に足をお運びいただき、歴史のロマンと、祭りに生きる私たちの想いに触れていただければ幸いです。

皆様のお越しを、会員一同、心よりお待ちしております。

 

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