最近、どこに行っても「生成AI」の話題で持ちきりですが、小生の周りでも地域や未来に向けた様々な挑戦が続いております。
そんな中、日頃から小生の身を案じ、いろいろと心配をしてくださる大切な師匠がおります。
今回は、その師匠との間に交わされた、深く心温まる交流についてお話しいたします。
日頃の尽きない感謝の気持ちをどうにか形にしたいと思い、小生は一本の日本酒を師匠にプレゼントすることにいたしました。選んだのは、特選純米大吟醸「笹一」です。この芳醇で特別な一献に、心からの「ありがとうございます」を託したのでした。

すると、小生のその気持ちを師匠は本当に喜んでくださり、「それならば」と、大吟醸にこれ以上なく合う肴を自ら買い物に行って揃えてくださったのです。それだけでなく、なんと師匠ご自身の手で腕を振るい、素晴らしい料理の数々を準備してくださいました。
その日の仕事が終わり、小生が師匠のお宅へお邪魔したのは18時のこと。
扉を開けると、そこには驚くほど心のこもった食卓が広がっておりました。美しく盛り付けられた新鮮なお刺身の数々、鰹のたたき、さらには小鉢に丁寧に並べられた数々の肴が、机いっぱいに並んでおります。

18時から始まった宴は、まさに至福の時間でございました。
極上の大吟醸「笹一」を酌み交わしながら、師匠自慢の美味しい肴に舌鼓を打ち、お互いに胸襟を開いて語り合う時間はどこまでも優しく、そして熱く続いていきました。
そしてこの宴の最中、さらに感動的な出来事がありました。
師匠が小生のために、直筆の短歌を詠んで、その場で読んでくださったのです。
そこには、初夏の夕べに友(小生)と語らう喜びとともに、小生が今歩んでいる「固き道」への力強い励まし、そして「つひに開けなん(必ず道は開ける)」という、この上ない確信と願いが込められておりました。
短歌の書き起こし
折笠様へ
初夏の夕べ友と語らへば酒(きす)もまた固き道に光よと光りぬ
初夏の夕べ友と語らふ酒(きす)と共固き道に光をしなん
初夏の夕べ友と語らふ酒(きす)と共固き道にもひかり差しなん
初夏の夕べ友と来たりなば遠からじ固き道とてつひに開けなん
令和八年六月吉日
贈呈
短歌に込められた思いの考察
師匠が小生との楽しい宴を振り返り、これからの歩みを力強く後押しするために詠んでくださった、情愛と信頼に満ちた四首です。
友(門下生)との語らいの喜び
「初夏の夕べ」という爽やかな季節の中、お互いに胸襟を開いて語り合い、お酒を酌み交わした時間の充実感がまっすぐに伝わってきます。「友」と言い切る温かいまなざしからは、単なる師弟関係を超えた、志を同じくする同志としての深い親愛の情が感じられます。
「固き道」への励ましと確信
全首に共通して登場する「固き道」という言葉には、小生が地域や未来のために強い決意を持って歩まれている、決して平坦ではないが尊い挑戦への敬意が込められています。
「酒もまた固き道に光よと光りぬ」「ひかり差しなん」という表現からは、共に酌み交わした酒や語り合った言葉が、進むべき行く手を照らす一筋の光(希望や確信)になるようにという願いが伝わります。
最後の「つひに開けなん」という結びは、「信念を持ってこの固い道を歩み続ければ、道は必ずや未来へ向かって切り開かれる、その時は決して遠くない」という、師匠からのこの上ない力強い太鼓判であり、最高の応援歌です。
令和八年の初夏、小生の健康と家内安全を祈りながら、これからの挑戦をどこまでも温かく見守り、支えようとしてくださる師匠の深い情熱が満ち溢れた素晴らしい短歌です。
師匠自らが買い物に行き、料理してくださった美味しい肴。小生の感謝を込めた大吟醸。そして、小生の未来を照らすように詠まれた心のこもった温かい短歌。それらが一つになったあの夜の宴は、小生の生涯の宝物となるような、豊かで贅沢な時間でございました。
良き師に恵まれ、こうして固い絆で結ばれた交流を持てる幸せを、今しみじみとかみ締めております。
いただいた光を胸に、小生はこれからも自らの信じる道を一歩一歩、力強く歩んでまいる所存です。
師匠、本当にありがとうございました。
次の日、予定通り二日酔いでございました。
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師匠の短歌四首は、言葉が料理や酒と同じ “もてなし” になり得るのだと改めて感じました。
心を込めて贈った大吟醸が、さらに心を込めた肴と短歌になって返ってくるなんて…人と人がつながる醍醐味というか、ドラマだと思います。
予定通りの翌日の二日酔いまで含めて、忘れがたい宝物ですね! 本当によい師弟関係で羨ましい限りです。
小生は現役時代に、小生のことを師匠と呼んでくれた舎弟(部下)がいました。夜の南銀通りの過ごし方など変なことばかり教えていましたが、、今でも誕生日にはメッセージをくれますし、時々飲みに行ったり、ゴルフにも誘ってくれます。つい最近ゴルフに行きましたが、小生がコースの谷間にボールを落としたときには 急な傾斜を昇り降りしてボールを拾ってきてくれました。本当に感謝です。。
折笠さんの師匠には足元にも及びませんが、小生も師匠と呼ばれたはしくれ…これからも師弟関係を大切にして頑張りたいと思います。