小生、稲盛和夫さんの著書『心。人生を意のままにする力』を読み直し、昨日読み終わりました。

今回で5回目ですが、小生、熟年になり、その影響で、今まで以上に深く感銘致しました。

稲盛和夫さんといえば、京セラを創業し、第二電電、現在のKDDIを立ち上げ、さらに経営破綻した日本航空の再建にも尽力された、日本を代表する経営者です。

単に会社を大きくした人ではありません。

仕事とは何か、人生とは何か、人間はいかに生きるべきかを、実際の経営の現場で問い続けた方だと小生は思っており、たいへん尊敬しております。

この『心。』という本は、稲盛さんの人生哲学の集大成ともいえる一冊です。

能力、知識、技術、戦略、努力、環境。人生や仕事にはいろいろな要素があります。

しかし稲盛さんは、最後にすべてを決めるのは「心のあり方」だと説きます。

小生も年齢を重ね、地域活動、会社の仕事、AI活用、まちづくり、人との付き合いを続ける中で、まさに今回、この言葉が胸に深く刺さりました。

なぜ小生は、ここで再びこの本を読み直したのか。

それは、今の自分に必要なのは、知識の追加だけではなく、心の点検だと思ったからです。

AIも大切、資料作成も大切、企画も大切。

しかし、それを何のためにやるのか。誰のためにやるのか。そこに私心はないか。そう考えたとき、小生はもう一度、稲盛さんの言葉に戻る必要を感じました。

一つ目のフレーズは、「心が人生をつくる」 という考え方です。
小生はこれを、毎日の小さな選択の積み重ねだと受け止めました。
不満を言うのか、感謝するのか。
逃げるのか、向き合うのか。
人のせいにするのか、自分を省みるのか。
その一つひとつが、結局は人生の形をつくっていくのだと思います。

二つ目は、「善なる動機をもつ」 です。
小生はAIを活用して会社や地域を良くしたいと考えています。
しかし、目立ちたい、評価されたいという気持ちが前に出れば、道を誤ります。
大切なのは、相手の役に立つこと、現場の負担を減らすこと、地域に希望をつくることです。
動機が善であってこそ、行動に力が宿るのだと思いました。

三つ目は、「人間として正しいことを判断基準にする」 です。
これは簡単なようで難しい言葉です。
損か得か、早いか遅いか、楽か苦しいかで判断してしまうことは誰にでもあります。
しかし、最後に問うべきは、それが人として正しいかどうかです。
小生も迷ったときは、この基準に戻りたいと思います。

四つ目は、「強き心で成し遂げる」 です。
新しいことを始めると、必ず壁があります。
AIの導入も、地域活性化も、最初から皆が理解してくれるわけではありません。
最近ではスマホ教室運営です。
それでも、できると信じて一歩踏み出す。
小さくても前へ進む。
稲盛さんの言葉は、小生に「途中であきらめるな」と語りかけてくるようでした。

五つ目は、「美しき心根を育てる」 です。
小生はこの言葉が一番好きです。
人間は放っておけば、欲も出るし、慢心も出ます。
だからこそ、感謝する、謙虚でいる、反省する、相手を思う。その努力を毎日続ける必要があるのだと思います。
心は一度磨けば終わりではなく、毎日磨き直すものなのです。

折乃笠のまとめです。
小生にとって『心。』は、単なる経営書ではありませんでした。
人生の姿勢を正すための鏡でした。

どれだけAIが進化しても、どれだけ便利な道具が増えても、それを使う人間の心が曲がっていれば、良い結果にはつながりません。

反対に、心が正しく、動機が善で、感謝と謙虚さを忘れなければ、年齢に関係なく、人はまだまだ成長できる。

小生、もう一度この本を胸に置き、仕事にも、地域活動にも、人との出会いにも、まっすぐ向き合っていきたいと思います。

ん~ん 大マンダム!大満足!

 

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