1.はじめに
人は、科学が証明できない精神世界を宇宙に託してきました。
しかし、それは昔の話で、現代では数学という言語を用いてを神を語る数理宗教学
なるものが現れました。
また、シンギュラリティが到来することで、AIを神として崇拝しようという動きもあります。
宗教、宇宙、科学の垣根は、現代において、無くなりつつあるのではないでしょうか。
2.宇宙寺院計画
出典 読売新聞2022年1月11日 宙を仰ぐ4
『年の瀬も押し迫った昨年12月25日、京都市伏見区の真言宗醍醐派総本山・醍醐寺で、
宇宙の安寧と平和を祈る「宇宙法要」が行われた。
厳かな雰囲気の中、僧侶たちは約30分間、読経などを行った。
醍醐寺の「宇宙法要」は昨年1月に初めて行われ、これで11回目。
実は、寺は2023年末、宇宙での寺院の建立を目指している。
京都市の衛星開発のベンチャー企業「テラスペース」と連携し、
寺の機能を備えた人工衛星を「宇宙寺院」として打ち上げる計画だ。
内部には宇宙の真理を表す大日如来像や曼荼羅をまつる。』
小生、新聞でこの記事を読んだ時、正直びっくりしました。
まさしく今、民間人が宇宙旅行をできる時代になり、各国が軍事や資源を目的に
宇宙開発にしのぎを削っています。
宇宙という名がつくものをピックアップすると
宇宙ステーション 宇宙兵器 宇宙基地 宇宙戦争 宇宙条約 宇宙軍縮
宇宙旅行 宇宙環境 宇宙生活 宇宙観測 などなど
やはり、きな臭い感じがします。
3.何故、宇宙寺院?
醍醐寺の御住職のコメント
「仏教はインド哲学の影響を受け、宇宙観を作り上げてきた。
その集大成の一つが密教で、曼荼羅は宇宙の世界を表し、
我々は宇宙の一部であると考える。
それはいつの時代も変わらない。
今は宇宙に行ける時代。
宇宙寺院は、実際、我々が宇宙に存在することを強調できる。」
ん~ん。わかったようでわかりませんね。
折乃笠のコメント
1.宇宙人が地球に接近しようとして、宇宙寺院に気が付き、
宇宙の真理を表す大日如来像や曼荼羅を見て、地球文明の
凄さを知って逃げ去る事を期待する。
2.本来、各国は同じ地球人として合同で、宇宙の平和利用や宇宙開発、
将来は宇宙人との交流をしなければならないのに、今の今醜い争いが
始まっている。
それを否めるために神にお願いする。
インターネットのコメント
宇宙から地球の安寧・平和と宇宙で活動する全ての人々の安全を祈願が目的です。
宇宙と地球全体の安全を祈願する「宇宙法要」を定期的に開催していくようです。
折乃笠
??? 具体性に乏しい。
4.今後の進め方
小生のライフワークテーマ「人として何が大切か、真の幸せとは何か」では、
以下の定義をしました
・人の「幸せ」を考える → 哲学、宗教
哲学、宗教は、「幸せ」を定義し、「人はどう、『幸せ』に生きるか」という問いに
向きあうものである。
・「幸せ」を実現する手段 → それ以外の学問
工学は「モノづくり」から、芸術は「表現とその解釈」から、「幸せ」を実現しようとする。
この考え方に、宇宙といるフィールドも入れて今後考えていきたい
と思います。
スケール でけえ~! ・・・
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