人にはそれぞれ生き方があるようにお酒の味わい方も100人100通りです。
車にポピー!
オール阪神巨人のテレビコマーシャルです 古!
相当、マイナーですね。
それと同じぐらいマイナー? な飲み物。
ホッピー!
バリバリの下町育ちで大衆である小生は幼稚園の頃から知っていました。
(飲んではいませんでしたが・・・)
地元の浅草へ行くと、「新世界」の場外馬券場の近くの軒下の一杯飲み屋で
煮込み(何の肉かは不明)とあわせてホッピーを怪しいおじさんたちが飲んでいた
のを覚えています。
母校、南千住の航空高専の帰り、浅草の屋台で飲んでみましたが、
(歳は?聞かなかった事にして下さい。)
あまり美味かった覚えがあります。
(今は旨い!大好き!)
だいたい、ホッピーって何?
焼酎をビール風味の清涼飲料水ホッピーで却って飲む。
ホッピーは庶民の味として長く親しまれできました。
つまり、ビールが高くて手が出ないので、安い焼酎をホッピーで割って飲むと
それなりの味で酔っぱらう。
かっこ良く言うと、日本人独自の酒文化「焼酎との割り飲料」のパイオニア
として知られているホッピー。
飲んでいる途中、「中(なか)」といって、焼酎だけを頼んで濃くすることも
できるんですよ。
小生の場合、ポッピー1本で後は「中」を頼み続け、
気が付くと焼酎のロックを飲んでいることが多いです(笑)。
先日、八王子の焼き鳥屋でホッピー1本で3時間いました。
さて、現在、ホッピーは昔の大衆のイメージと合わせ、
立派なブロンドを確立しています。
その功績は、俗名「Hoppy Mina」 本名石渡美奈、
現女社長によるものです。
1910年(明治43)年創業の老舗飲料メーカーの三代目に当たる。
現会長の一人娘です。
『当初はホッピーをダサい、おやじの飲み物だと思っていた。
家業を継ごうという気持ちはまったくなかった。
大学を卒業した後は大手食品メーカーに入社して、後継ぎになれる
お婿さん探しをしました(笑)。
不純な動機でしたから、結婚生括は長続きせず、7カ月で離婚。
その後は、アルバイトとして広告代理店などで働きました。
でも、そうした経験がいまにつながってますね。』
近年、「Hoppy Mina」の戦略により個性的な味わい方にも注目が
集まっています。
冷やしてそのまま飲めばアルコール度数約0.8%低アルコール飲料に。
ジン、ウォッカ、梅酒など、いろんなリキュール類と組み合わせれば
自分だけのオリジナルホッピーとしても楽しめるということです。
「Hoppy Mina」がブログ「i-Mina」でこんなことを言っています。
『3代目拝命直前、高田馬場にあるお取引先様の社長様から
いただいた貴重な言葉がある。
それは「人柄の良い商品を作りなさい」とのことだった。
「実は、マーケティング戦略とか広告とか営業力は後付けな話だと
考えている。
「ホッピービバレッジは、お祖父様もお父様もお人柄がよかった。
だから、人柄の良い社員が集まり、人柄の良い企業文化が生まれ育った。
そこから作り出される商品も人柄が良い。
だからホッピーはロングセラー商品になったのだと思う。」
「だから石渡さん、あなたも人柄の良い商品を作りなさい。
人柄の良い商品を作るということは、あなた自身の人柄を磨き続けると
いうことだよ。」
社長就任の餞けにとおっしゃって私にくださったこれらの言葉は、
今、私の座右の銘となっている。』
今回のブログはお酒の話をしているのに、いつの間にか、
とっても良いお話、人生訓になってしまいました。
人柄の良い商品・ホッピーを飲めば、人柄がよくなれる?
そのためには、焼酎「中」は、ほどほどにしなければなりません。
やっぱそれは無理だわ。
Hoppy Happy Scrappy
お酒大好き ホッピーに感動でした。
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