これから紹介する詩は、ニューヨーク大学の壁に掲げられていて、140年前に
アメリカの南北戦争に従軍した南軍の兵士が記したものといわれています。
お読みください。
『悩める人々への銘
大きなことを成し遂げるために 強さを与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶように 弱さを授かった。
偉大なことができるようにと 健康を求めたのに
よりよきことをするようにと 病気を賜った。
幸せになろうとして 富を求めたのに
賢明であるようにと 貧困を授かった。
世の人々の称賛を得ようとして 力と成功を求めたのに
得意にならないようにと 失敗を授かった。
人生を楽しむために あらゆるものを求めたのに
あらゆるものをいつくしむために 人生を授かった。
求めたものは一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた。
私はもっとも豊かに祝福されたのだ。』
読んだ人によって解釈はいろいろあると思いますが、小生は以下と考えます。
重要なポイントは
『人生を楽しむために あらゆるものを求めたのに
あらゆるものをいつくしむために 人生を授かった。』
人生、自分の思い通りにならなくても、起きたことをしっかり受け止めて
対処していくことが大切である と解釈しました。
生きていく上で、自分の思い通りにならないことが本当に多いと思います。
血の滲むような(おしっこが血で赤くなるような)努力をしても、
結果思い通りにならなかったこともあります。
思い通りに事が進んでいても、最後の最後で大どんでんが返しがありました。
人のために良かれと思ってやったことが、逆に恨まれてしまいました。
キリスト教のシスター(文学博士 鈴木秀子さん)が言っています。
『人生で起こる出来事はすべて天の導きであり、すべてに深い意味がある。
無意味なことは何一つとしてない。
すべてを必然だと肯定していくことで、人生に迷いがなくなり
揺るぎない中心軸が自分の中に育まれるんです。』
折乃笠流で言うと
・何事にも努力をすること
・結果が思い通りにならなくても腐ることなく、これも試練と受け止めること
・再発防止をして次に進むこと
今回、人生を考えるべく、とても良い「詩」に出会えました。
無理をせず、できる事からやっていきたいと思います。
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