大月から中央高速道路の笹子トンネルを抜けると前方には
広大な甲府盆地と南アルプスが拡がります。
そして、右側には山の中腹から下に拡がる一面の勝沼のぶどう畑があります。
小生は1年を通して月に1回か2回このぶどう畑を塩山まで横断しています。
塩山恵林寺の6時からの早朝坐禅会に参禅するためです。
坐禅会の坐禅や老大師様の講話と合わせ、この勝沼を訪れることを
とても楽しみにしています。
春夏秋冬、四季折々の景色は、毎回「日本人に生まれて良かった」と思っています。
さて、今回はぶどう狩り。
昨日の午後、ぶどうだけのために勝沼に行ってきました。
今が一番、ブドウが収穫できる季節。
葡萄畑がお見事!
ぶどう、ブドウ、葡萄でいっぱいです!
去年から行きはじめたブドウ園の百果苑へ。
さて、今日の買い物は?
試食品を一通り食べてみてと。
どれを食べても超美味い。今年は特に美味いね。
やっぱ、シャインマスカットは外せないな。
もう一つはどうしようかな。
家内と厳選に厳選を重ねた結果、クイーンニーナにしました。
ここで皆さんとぶどうの勉強をしましょう。
順位は小生の好きなもん順で皆さんにお勧めします。
◆印は小生の蘊蓄(うんちく)で、是非参考にして下さいね。
1.シャインマスカット
「安芸津21号」に「白南」を交配し、皮ごと食べられる黄緑色のブドウ品種で、
2000(平成18)年に品種登録されています。
◆現在、味、濃く、甘さで一番美味しい葡萄だと思います。
2.クイーンニーナ
「安芸津20号」と「安芸クイーン」を交雑させ、2011(平成23)年に
品種登録されました。
登録されてからまだ数年しか経っていない新しい品種で、
食味に優れた大粒の赤色ぶどうとして注目されています。
◆食べた瞬間、新生代という感じがします。甘さと酸っぱさがたいへん濃いです。
皆さん点是非食べてみてくださいね。絶対ファンになると思います。
3.ピオーネ
巨峰(母)とカノンホール・マスカット(父)で昭和48年にピオーネ
(イタリア語で開拓者という意味)と改名され、種苗名称登録されました。
◆紫系では一番美味しい。お母さんの巨峰とお父さんのマスカットの
美味しさを上手く引き継いだ傑作だと思います。
4.巨峰
両親が「石原早生」×「センテニアル」で、1945年(昭和20年)に
発表された大粒の黒ぶどうです。
◆昔の味という感じです。美味しいのですがやはり子供のピオーネに
負けています。
5.ロザリオビアン
「ロザキ」に「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を交配し生まれ、
1987(昭和62)年に品種登録されました。
露地栽培も可能な大粒高級ブドウとして生産者にも人気が有り。
消費者にも店頭に並ぶ白ブドウ品種の中では、シャインマスカットに
並ぶ人気のブドウとなっています。
◆もう少し頑張れば、シャインマスカットに追いつく様な気がします。
ちょっとグリーン系の青臭さが残っています。
6.甲斐路
「フレーム・トーケー」と「ネオ・マスカット」の交配により
生まれた欧州種の赤ブドウです。
◆これを食べると、ぶどうを食べたなあと思います。
たまに食べるのに良いかと思います。
以上、山梨にはこの他にも、まだまだ種類があってとても楽しいです。
まさしく、山梨はぶどう、ブドウ、葡萄で話題いっぱいです。
今が旬です。
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近くに勝沼ぶどう園があって羨ましいです。埼玉にも農家が経営するぶどう園はありますが・・・
ぶどうのシーズンになると、時々ですが食後のデザートにぶどうを食べるのが楽しみです。巨砲は定番ですが、シャインマスカットは皮ごと食べられて最高に美味いです。他にも新種があると聞いているので、機会が合ったら勝沼に行ってで食べたいですね。いろんな種類のワインも飲めるしね!(笑)
◆昔、日本に来たての若い中国女性に、巨砲ジュースのことを巨乳ジュースと教えて周りに酷く叱られたことがあります。トホホ~反省しています。