この頃、テレビのニュース、新聞、雑誌などでスーパーコンピューター「富岳」と
いう名前が良く出てきますね。

今、世界の脅威になっているコロナ禍に対し人間の咳の飛沫の飛び方や薬の開発、
異常気象の中での高精度の気象予測などで、「富岳」は世界を大きくリードしていると
聞いています。

インターネットより
『「富岳」は理化学研究所と富士通が2014年から開発を進めてきた
 スーパーコンピュータで2021年3月9日に完成しました。
 「富岳」は同日から共用が開始され、広く学術・産業分野向けに提供されます。
 「富岳」が世界性能ランキングの4部門で3期連続で1位を獲得しました。
 (①単純計算性能 ②アプリ実行性能 ③AI性能 ④ビッグデータ処理性能)』

さて、小生、「富岳」はハードウエア的には凄いコンピュータであることは
何となくわかるですが、それがどうやって動いているのかが、最大の疑問でした。

今回のブログは、小生が日頃疑問に思っている件について調べ考えた内容を
示す超個人的ネタであります。

御興味の無い方は、ネタ(寝て)下さい。

どうやって動いているのか?
鉄人28号を正太郎が動かしたり、マジンガーZを兜甲児が操縦したり、
ドロンボー一味の巨大メカをドロンジョやボヤッキーが操るのとは
ちと訳が違うはずです。

いろいろ調べて分かったことは、使われている言語は標準的なLinux環境であり、
大部分のアプリケーションは普通に※コンパイルして使われているということです。
 ※コンパイル:人間が分かる言葉で書いたプログラムの元ネタ(ソースコード)の
 中身をコンピュータが分かる言葉に翻訳することで動作するようになること。

そういうこと!

と言うことは、世の中で良く使われているサーバ、パーソナルコンピュータ、
携帯電話やテレビなどの組み込みシステムなど、幅広い種類のハードウェアで
使用されている言語(Linux)とは同じってことなんですね。

もちろん、周辺で固有の特殊技術は色々使われていると思いますが。

いずれにしても、咳の飛沫の飛び方の計算の時のおおもとになる計算式は、
人間が作って、それを超高次元の連立微分方程式(?)にして、「富岳」が
物凄い速さで解いているのでしょうね。

これを同じLinux環境の普通のコンピュータが計算したら何万年もかかると
いうことなのでしょう。

折乃笠の全くの素人解釈としては、「富岳」の計算能力の凄さは「質」より「量」の
凄さと言うことです。

やっとすっきりしました。

P.S. もしかすると全然違うかもしれません。
     その時はゴメンナサイ。
     考えることに意義があるということで。

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