2026年10月20日(火)、午後3時から5時30分まで、大月短期大学L200教室で、令和8年度「教養文化養成事業」の講演会が開催され、小生も参加しました。

この事業は、学生支援の一環として、講演を通じて教養を深め、自分自身の可能性を信じて新たな一歩を踏み出すきっかけをつくるものです。

講師は、大月市出身で、2025年ミス・インターナショナル日本代表の能﨑愛(のざき あい)さん。

演題は「まだ何者でもない自分に、期待してみる。―ミス・インターナショナルへの挑戦から学んだこと―」でした。

華やかな肩書きを持つ方ですが、お話の中心は、順風満帆な成功談ではありませんでした。夢がかなわなかった経験、自信を失った時間、人との出会い、そして小さな努力の積み重ね。若い学生の皆さんだけでなく、小生のように人生の経験を重ねた者にも、考えるきっかけを与えてくれる内容でした。

夢がかなわなかった、その先に

能﨑さんは、最初から明確な夢や豊富な実績があったわけではないそうです。十代の頃は、進路調査や自己PRに何を書けばよいか悩み、周囲と比べて自分には誇れるものがないと感じていたといいます。

転機となったのは、宝塚の舞台と、憧れの出演者との出会いでした。宝塚を目指して歌やバレエの練習を始めましたが、幼い頃から学んできた人たちとの経験の差は大きく、簡単には埋まりません。それでも先生方の力を借りながら努力を重ねました。

しかし、合格には至りませんでした。その後の進路も見えなくなり、大学に進む友人たちを見て、自分だけ取り残されたように感じた時期もあったそうです。

そんな時に思い出したのが、声や国際性を評価してくれた周囲の言葉や、ミス・インターナショナルへの挑戦を勧める助言でした。

支えてくれた人たちに、別の舞台でも成長した姿を見せたい。感謝を伝えたい。その思いが、新たな道へ進む力になりました。

本当の美しさは、困った時に表れる

小生が皆さんに紹介したいのは、世界大会のボランティアで経験された二つの出来事です。

一つは、衣装や生活用品の入った荷物が届かない状況でも、笑顔を失わず、周囲に明るく接していた代表との出会いです。大切な舞台を前に、自分が困っている時でも、人を安心させる振る舞いができる。その姿から、大きな学びを得たそうです。

もう一つは、能﨑さん自身が案内中に道に迷い、各国代表を長く歩かせてしまった時のお話です。申し訳なさで涙が出るほどでしたが、代表たちは責めるのではなく、励まし、感謝まで伝えてくれました。

内面の美とは、単に「性格がよい」という説明では足りないのでしょう。困った時の態度や、相手の失敗を受け止める優しさ。それが行動に表れることなのだと、小生も考えさせられます。

最初の日本大会では日本代表に選ばれませんでした。それでも、「代表という肩書きが欲しい」だけではなく、「あの人たちのような女性になりたい」という目標が残りました。

人への接し方や自分のあり方にも向き合い、再び挑戦。そして二度目の挑戦で、日本代表に選ばれました。

小さな一歩を、今日から

講演では、「ベビーステップ」という考え方も紹介されました。

腹筋が2回しかできなければ、まず2回から。英語が苦手なら、1日1単語から。できることを続け、少しずつ増やしていくという方法です。

最初から大きな目標を完璧にこなそうとすると、動き出す前に疲れてしまいます。しかし、小さな一歩なら、今日から始められます。

また、「好き」「苦手」「やってみたら意外と楽しい」という、自分の心の声を捉えることも大切だと語られました。

憧れの人が好きであることと、その人と同じ仕事をしたいことは、必ずしも同じではありません。実際の現場に足を運び、自分でも動いてみることで、自分に合う道や、必要な努力が見えてくるのです。

自分の挑戦を、地域の力へ

日本代表になった後、能﨑さんは、その立場を通じて社会に何を届けられるかを考え、世界各国の代表を山梨に招くツアーを企画しました。

地域の魅力発信、国際交流、子どもたちが世界に触れる機会づくり。そのために、スポンサー集めや関係先への説明にも自ら動きました。

学業や卒業論文との両立、費用の確保など、苦労も多かったそうですが、周囲の協力を得て開催を実現しました。

自分が得た機会を、自分だけのものにしない。地域や次の世代へ広げていく。小生は、ここに大月・山梨にとっても大切な意味があると感じます。

世界大会についても、競争するだけではなく、国籍や文化の異なる仲間と支え合い、共に舞台をつくる経験として紹介されました。国際平和という大きな願いも、まず隣にいる人を思いやる行動から始まるのでしょう。

姿勢や所作も、日々の積み重ね

後半には、ウォーキングや姿勢、お辞儀、写真の撮られ方などの実演もありました。

視線や頭の位置を意識すること。壁を使って姿勢を確認すること。言葉を言い終えてから、丁寧にお辞儀をすること。写真では体の角度や腕の位置、光の当たり方を工夫すること。

特別な舞台だけでなく、日常にも生かせるお話です。人に与える印象も、毎日の小さな意識から変わっていくのだとわかります。

折乃笠コメント

小生がこの講演から受け取ったのは、「今の結果だけで、自分の可能性を決めつけなくてよい」というメッセージです。

能﨑さんは、宝塚受験のために学んだバレエが、その後のウォーキングの習得に役立ったと話されました。その時には実を結ばなかった努力も、別の場所で自分を支えることがあるのです。

人生は、その場その場の合否だけで採点できるものではありません。遠回りに見えた経験が、後になってつながることもあります。

これは、若い人だけの話ではないと思います。小生が取り組むAIの学びや地域活動も同じです。初めから何でもできる必要はありません。まず一つ試し、人に教わり、失敗したら直す。その繰り返しが、やがて誰かの役に立つ力になっていきます。

そして、もう一つ大切にしたいのが、「何者になるか」だけでなく、「どのような人でありたいか」という問いです。

知識や技術を増やすだけでなく、困っている人にどう接するか。相手の失敗をどう受け止めるか。自分の経験を、どう地域や次の世代に生かすか。

小生も、まだまだ学ぶことがあります。まだできないことがあるのは、これから挑戦できることが残っているということです。

まだ何者でもない自分に、期待してみる。

小生なりに言い換えるなら、「これまでの自分だけで、これからの自分を決めつけない」。そんな気持ちで、また一歩を踏み出したいと思います。

追伸 夜は「美女と野獣の会」へ

夜は、高級居酒屋で「美女と野獣の会(御苦労さん会)」を実施しました。小生も皆さんとご一緒し、より親睦を深めました。

学びの時間に加え、人と人とのつながりを深める時間も持てた一日でした。

そして皆様、ぜひ11月14日のイベントにもご注目、ご参加ください。

講演では、能﨑さんが総合プロデュースし、世界各国のミス・インターナショナル代表が集まる催しが案内されました。山梨にいながら世界の代表と出会える、貴重な機会になりそうです。能﨑さんご本人も参加されるとのことです。

・開催予定日:2026年11月14日(土)
・会場:ベルクラシック甲府
・所在地:山梨県甲府市丸の内1丁目1-17
・アクセス:JR甲府駅北口から徒歩3分
・内容:講演では、世界各国の代表と出会えるショーを伴う催しとして紹介されました。正式なプログラムは今後の案内でご確認ください。

もちろん、小生も行きまっせ!

 

ブロトピ:人生応援ブログ 毎日ブログを更新しています

ブロトピ:ブログ更新しました

 

◆お願い (お手数お掛けします)                                               ブログを読まれた方は下記2つのボタンを順番にクリックをお願いします。                      クリックしてアクセスするだけで点数が入り(投票され)順位が上がります。                       アクセス後は何もせず、本ブログに戻ってきてください。

にほんブログ村 その他生活ブログ 人生相談へ
にほんブログ村


セルフコントロールランキング