昔の文献を読んでいたら、こんな言葉と再会しました。

「こころを乾かさない」

正直、グサッときました。

ずばり、この九文字が、今の自分の事、廻りの事、日本の事の様に思えたんです。

大きく目を向ければ、少し前の日本はいくら実質GDPが増えても、
日本人は幸せになっていないというデータがあります。

更に現在、実質GDPが減少して幸せも減少してしまっています。

科学技術が発達し、モノは豊かになりました。
平均的に裕福にもなりました。
美味しいものも一杯食べられます。

でも、何かが足らない。

小生が幼い頃、東京下町での生活レベルは現在に比べてはるかに低かったです。
それでも、明るく笑って家族が生活し、住んでいた町も御近所付き合いがあって、
明らかに今よりも何か人情味豊かな人たちがたくさんいました。

今、想うに、「こころが潤っていた」んですね。

時には、潤い過ぎて、ビチャビチャになって、親切がうっとおしいこともありました。
こころが潤いで流されてしまって喧嘩することもありました。

いつも「こころを乾いていなかった」

現在、新型コロナ禍より、より露わになってしまいました。

まったくポリシーが感じられなくその場凌ぎでパフォーマンス先行の政治家。

マスコミは注目度アップに始終して一般国民が不安になる事ばかり伝えている。

テレビのワイドショー番組で芸能人やスポーツ選手が出てきてコメンテータを
務めてまことしやかなコメントを偉そう顔をして話している。

一般人は大事な義捐金までだまし取る犯罪が横行している。

そんな小生も、文句ばっかり言って、何もせず同じようなものです。

本来日本人が持っている資質は、自分より人を敬う心、おもいやり、勤勉、まじめ、
正直さです。

本来「こころは潤っている」はずです。

先ずは、我々一人一人が、ほんの小さなことで良いから、できる事から、
「こころは潤していく」べきですね。

ゆっくり食事をとる、家族や友人とおしゃべりする、お酒を飲む、
鳥の声に耳を傾ける、いい音楽を聴く、温泉にいく、美しい自然を見る、
本を読む、映画を観る・・・

先ずは「自分のこころを潤す」

そして、人の「こころを潤す」してあげる。

「こころを乾かさない」
とてもよい言葉だと思います。

これからは、いつも意識していきたいと思います。

   

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