「マネジメントの父」と謳われ、いまなお世界中の経営者やビジネスマンに
多大な示唆を与え続けている経営学者、ピーター・ファーディナンド・ドラッカー。
小生も「プロフェッショナルの条件 ドラッカー著」を中間管理職時代に読んで、
「人」を重んじる経営学にとても感銘を受けました。
実はその大経営学者は、自分が大きな影響を受けた3人の人物を上げています。
2人のアメリカ人、GMの中興の祖 アルフレッド・P・スローンとアメリカ陸軍の
参謀総長を務め後に国務長官となったジョージ・C・マーシャルです。
さて、皆さん、もう1人は誰だと思いますか?
実は、日本の渋沢栄一なんですって。
えっ、正直、小生びっくりしました。
なんで?
ドラッカーは若かれし頃、ロンドンでたまたま雨宿りした場所で見た日本画に「恋をした」。
日本に強い関心を抱いたドラッカーが衝撃を受けたのが明治維新でした。
ドラッカーにとり、多くの流血と混乱をもたらしたヨーロッパでの革命は失敗でした。
しかし明治維新は日本にもともとあった社会、文化の基盤の上に、西洋の新しい仕組みを
うまく取り入れ、最小の流血で変革を成し遂げた、世界的にも希有な成功例でした。
そして、その立役者の一人である渋沢栄一に、ドラッカーは強く惹かれたということです。
渋沢が企業の活動に道徳を介在させ、それによって国益を追求したことに着目しています。
ドラッカーは存在するものに新しいものを加えて変革することを理想とする
「正統保守主義者」になったわけです。
偉大な人物を見習って自分を成長させていく。
以上のお話から、小生の場合を考えて、軌道修正していきたいと思います。
1.偉大な人物には、大きな影響を与える偉大な人物がいる
・凡人の折乃笠にも大きな影響を与える偉大な人物がいる
芹沢光治良(小説家)、稲盛和夫(実業家)、塩沼亮潤(僧侶)
2.偉大な人物は、歴史から学んでいる
・凡人の折乃笠も、日本史から多くのことを学んでいる
3.偉大な経営者は、一番大切なのは「人」である
・超弱小個人事業主の折乃笠は、理念として「世のため、人のため、ちょびっと利益のため」
4.偉大な経営者の行動規範は、「道徳」である。
・ちょい悪オヤジの折乃笠の行動規範も「道徳」であるが、ちょい無理がある
5.偉大な人物は、存在するものに新しいものを加えて変革する
・凡人の折乃笠は、古いものを捨てすぐ新しいものに飛びついてしまう
6.偉大な人物は、本物の価値を見極めることができる
・凡人の折乃笠は、値段でその価値を決める
7.偉大な人物は、世界規模で物事を考える
・凡人の折乃笠は、最近、大月浅利地区(町内会)で物事を考えている
先ずは、自分にとって偉大な人を見つける。
そして、偉大な人物に対し自分を比べてみて方向性を見極めその知識を吸収していく。
偉大な人物を見習って自分を成長させていく。
素晴らしいことですね。
皆さんは如何でしょうか?
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小生の場合は、見習った偉大な人物が直ぐには思い浮かびません。強いて挙げると坂本龍馬くらいですかね・・・。
小さい頃は親の教え、学生時代は先輩を見習い、先生方の教えに従い?(たまには反して叱られていたっけ)、就職してからはやはり先輩・上司を見習って、、、いまの自分があると思っています。本当に皆さんには感謝しています。
たしかに、偉大な人物の生きざまや考えなど本やテレビドラマなどで知り、影響を受けている部分も沢山あります。