自分の精神レベルを上げるためには自分の体を犠牲にしなければならない。

長距離ランニングにあえてチャレンジとしようと決心しました。

42.195km完走とそのための練習ランニングはたいへんだった。
ほんとに、本当に、きつかった(涙)。

が!! もっともっと小生にとって、きついことがあったのです。

丸秘公開

それは、それは・・・・・

小生、ランニングをすると、必ず「う●こ」がしたくなるのです。

練習の時も、本番の42.195kmの時も。

一回目の本番の時は、走り出して2kmで既にやばい状態、
いつものホームセンターの野外トイレで何とか凌いでOK。

二回目の時は、折り返し地点の下吉田駅のトイレでギリギリOK。

何故、ランニングをし出すと、「う●こ」がしたくなるのでしょうか?
もしかすると、小生固有の病気? 怖!

素晴らしい回答がインターネットにありました。
『①そもそも便意がどうして起こるのか
 便意は便を送っている大腸が便の排出を行うためにうねるように
 動くことで便を下に押し出すことで起こります。
 この運動を腸蠕動(ちょうぜんどう)や蠕動運動(ぜんどううんどう)
 などといいます。
 お腹を壊した時などの腹痛の音は過剰に働いた腸のうねりによって
 確認できます。』

確かに、前日飲み過ぎた時にランニングをすると、最初の3歩で
したくなります(笑)。

『②走ると便意が!! その原因は?!
 普段は運動をしない人でも、いきなり急いで走ったりすると自律神経が
 交感神経を優位な状態にします。
 交感神経は人間が活動をしているときにスイッチされる神経で、
 これは腸蠕動を促します。
 そうなると、普段よりもいきなり腸が活性化されることで排便が
 スムーズに行われ、便意を促します。』

病気じゃなかった~! 良かった~!
と喜んでいる場合ではありません。

ここからが、お話の本番です。

実はランニングを2年間実施している間に多くの出来事がありました。

小生のランニングの練習は、平日は会社が終わって夜10時位から7km位。
休日は早朝7km~20km位。本番近くでは30km位です。

いづれも途中に2~5km毎にコンビニやホームセンターのトイレがあります。

それでは先ず、失敗を回避した好事例を紹介します。
 ある休日の早朝20kmコース、春の桜の咲く素晴らしい季節。
 こんな時、ランニングするのは本当に気持ちが良いんですよ。
 折り返し地点の都留市役所まで、桜吹雪の中、金さんの様に快調に飛ばします。
 今日は、いつもの輩(「う●こ」)が来ないなあ~なんて、余裕しゃくしゃく八でした。
 ところが、帰路、ん~、何となく下腹部が重くなってきました。
 そこにコンビニがあるから未然防止策として寄っていくか?
 いやいやまだ大丈夫・・・ これが敗因でした。
 都留からの帰りは裏道なのでこの先5kmはトイレがありません。
 トイレまで後4km地点:第一次発作発生、汗がいつもの3倍噴き出しています。
 トイレまで後3km地点:発作は若干収まっているが、とっても嫌な予感がしています。
 トイレまで後2km地点:やばいです。収まった輩が友達を連れてきました。
 トイレまで後1km地点:第三次発作、気を紛らわすために助平な事を考えても駄目です。
 トイレまで後500m地点:顔面蒼白。メーデーメーデー緊急事態発信。誰も助けてくれません。
 トイレまで後300m地点:おや?急に左旋回をはじめました。そして草むらの中に不時着・・・
 5分後、草むらから超爽やかな顔をして登場、あっと言う間に疾風の様に走り去っていきました。

はたしてこの話は、失敗を回避した好事例とよんで良いのでしょうか?

次の話は、涙なしでは語ることができません
 ある休日の早朝7kmコース、紅葉が色づき始めたどんよりと曇った秋の日のことです。
 前日は部品メーカーさんと大酒を飲み、ランニングのホラ話をしてしまったんです。
 翌日、二日酔いの中、ホラ話をしてしまった手前、ランニングをしないわけにはいかず
 いやいやスタートしました。
 おや、思ったより調子いいぞ!快調、快腸、廻腸・・・・。
 その時、突然、来た~!! 最初から第二次発作級です。
 これは、超やばい! 腸やばい!
 前方コンビニまで距離1.2km、後方ホームセンターの野外トイレまで800m。
 どうする、どうする、どうする。引き返すことにしました。
 お尻をできるだけ解放しない様に、もう完全に競歩のような歩き方です。
 競歩の選手も皆「う●こ」を我慢しながら歩いているのかなあ 
 なんて考える余裕はありません。
 残り500m、国際情勢は?ノーベル物理学賞は誰がとるのか?サインを微分すると?
 もう完全に勝負の世界になっています。ここで負けるわけにはいきません。
 国道139号線は草むらがありません。
 競歩の選手から箱根駅伝の選手に変りました。
 なんとか中継点の繰り上げスタートにならない様に間に合わなければなりません。
 中継点はまだか? まだ見えません。中継点はまだか? まだ見えません。
 腸蠕動は最大レベルに達しています。
 あっ! 中継点(ホームセンターの野外トイレ)が見えました。
 その瞬間 ああ~っ 「う●こ」が繰り上げスタートをしてしまったのです。
 ・・・・・

自分の精神レベルを上げるためには自分の体を犠牲にしなければならない。

なんて、長距離ランニングはつらいのでしょうか。
なんて、きついのでしょうか(泣き笑)。

皆さん、気を付けて下さいね。

     

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