小生のとても親しい友人の菅原照仁さんが現在サウジアラビアで実施されている
ダカールラリー2023に出場しています。

世界一過酷と云われるダカールラリーで培った“歩み続ける力“、“諦めない力“、
“結束する力“で、新たな1ページを開いています。

本ブログではラリーが終了するまでトピックスを皆様に紹介しています。

今回はその4として、いよいよラリーがスタートしましたのでその様子をお伝えします。

先ず、現地からの照仁さんからの新年の御挨拶を紹介します。

『いろいろありましたが多くの方々の熱いサポートがあって再びスタートを迎えます。
 25回目となるダカールが、そして2023年が自分にとっても皆さんにとっても
 ステキな記憶となると良いですね!』

1月2日終了でトラック部門12位となかなかの位置にいます。

車両はハイブリッド機構を搭載した600シリーズ1台で参戦しています。
乗員は代表の菅原照仁がステアリングを握り、ナビゲーター、メカニックの3人体勢です。

車両は前回の経験を基に車両全体を見直し、サスペンションセッティングを変更。
より効果的にエンジントルクを補完するハイブリッド制御によって総合的なポテンシャルを
向上させました。
3年目のコンビで息の合った乗員の力量も高く、トラック部門の上位入賞を目指します。

出場は2輪車121台、クアド(4輪バイク)18台、4輪車69台、小型バギー47台、
改造範囲の広い小型バギー45台、トラック55台の合計355台です

それでは現地からのレポートを要約して紹介致します。

『ダカールの2023年大会がいよいよスタート
 サウジアラビア北西部、ヤンブ郊外の紅海岸沿いでプロローグランを実施。
 燃料系トラブルに見舞われてトラック部門54位でゴール。

 12月31日、ダカール2023年大会のスタートセレモニーがヤンブ市郊外で行われ、
 続いて1日の競技出走順を決めるためのプロローグランが実施された。
 チームスガワラは燃料のガス欠症状に見舞われて思うように走れず、この日の順位は
 トラック部門54位にとどまった。

 コースはビバーク周囲の丘陵に建設機械で設えたもので距離は13㎞。
 路面は基本的にグラベルだが、走行によってコーナー部などには深いワダチが出来、
 スタート順の遅い車両には走りにくい状態となっていた。

 足慣らしとも言うべきこのショートステージに臨んだ日野600シリーズは走り出して間もなく
 ガス欠症状に見舞われてストップ。
 ゴールは出来たものの順位はトラック部門の54位にとどまった。

 菅原照仁
 ガス欠症状は少々残念でしたが、これからが長い本番。気持ちを切り替えて
 しっかり頑張ります。』

『ヤンブ近郊のシーキャンプを基点に第1ステージを実施
 後方スタートから果敢な走りでSSを総合10位(暫定)で走破。

 1月1日、ダカール2023は第1ステージをヤンブ近郊のシーキャンプを基点に
 したループコー スで実施。
 SS距離は368kmと、本格的な競技の始まりである。

 トラック部門に参戦するチームスガワラのは前日のプロローグラ ンで燃料系トラブルが
 発生して遅れたため、この日の出走順は後方からとなったが、持ち前の力量で追い上げ、
 同部門総合10位(暫定)で気を吐いた。
 この日のルートはシーキャンプから42kmのリエゾン(移動区間)で一旦北上して紅海岸
 沿いの SS(競技区間)スタート地点へ。
 SSは海岸線の内側を南下するルートで、最初は海岸沿いを 走るが、すぐに山間地に。
 路面はグラベルに始まり、岩の多い山間路や砂地のピスト(未舗装 路)と変化。
 終盤には砂丘も登場するバラエティに富んだ内容だった。

 ゴール後は193kmのリエゾンで北上してシーキャンプに帰着。
 総距離は603kmとまずまずの長さで、初日としては難易度も相応に高かった。

 前日のガス欠症状は短いステージ距離に合わせて燃料搭載量を減らした結果、
 燃料タンク内の液面が低い状態となり、走行中の慣性力による偏りで燃料を汲み出す
 配管に空気が混入しやすくなったものと判断された。
 チームは対策を検討するとともに、当面は燃料を多めに搭載することで対応する。

 600シリーズは見直したサスペンションセッティングも奏功して快調に推移。
 累積順位は同部門総合15 位となった。
 車両がシーキャンプに帰着したのは夜9時頃。

 菅原照仁
 昨日は残念な結果でしたが、第1ステージを順調に走ることが出来て良かったです 。
 サスペンションの見直しの効果もあり、良いペースを保てました。最後の砂丘は難しいと
 聞 いていましたが、それほど難しくなかったです。』

『ラリーは北部の山間地へ
 アルウラへのロングSSを総合12位でクリア。
 スペアタイヤがないまま360kmを走破。

 2日、ダカール2023はシーキャンプ~アルウラ間で430kmの競技を行い、健闘してトラック
 部門総合12位でゴール。
 これにより同日までの累積順位は総合12位に浮上した。 

 2日の行程は海岸沿いのシーキャンプからアルウラ。159kmのリエゾン(移動区間)で
 ヤンブ 市の東側に
 移動したあと、430kmのSS(競技区間)がスタート。
 大きく蛇行しながら北東のアルウラへ向かうルートで、21年に行われたアルウラ~ヤンブ
 の逆行程だが、通過するエリアは 異なっていた。
 前半は埃の酷いワジ(枯れ川の底)を行く、石の多いツイスティなワダチでは じまり、
 その後は山間部を行くオフロードに。最後の数キロには砂丘も現れる。
 長く厳しい、 タフな行程だった。

 SSゴールはアルウラの郊外で、1kmのリエゾンで空港近くのビバークに到 着する。

 600シリーズはこのSSを引き続き良いペースを保って走りだした。しかしワジの砂の中
 には多くの石が隠れており、序盤の35km地点で右後輪をパンク。70km地点で再び
 右後輪がパンクした。
 さらに2回目のタイヤ交換時にはセンターブレーキの効きが甘く、ジャッキアップ中 に
 車両が動いて樹脂製のフェンダーが脱落するトラブルも発生した。

 2本のパンクによりスペアタイヤがない状態となった600は、慎重な走りでその後の
 約 360kmを走行。
 幸いその後はタイヤのトラブルは発生せず、無事にゴールした。

 菅原照仁
 今日のステージに我々のトラックのスピードでは、パンクはある程度仕方ないと思います。
 スペアを使い切った上にパンクしているトラックも見られました。
 昨日今日とまずまず順調なペースで走れています。まだ本格的な砂丘が出てくる場面
 ではないので、ここで無理をせず、後半戦の難所に備えたいと考えています。』

以上、いろいろなトラブルに見舞われながらも、頑張って順位を上げています。

どうか皆様、応援をよろしくお願い致します。

 

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