AIに興味がある皆さん、こんにちは!
最近、「AI」という言葉をよく聞きますよね。
自分でAIを使ってみたいけど、ツールがたくさんあって、どれから始めればいいか分からない…そんな風に思っていませんか?
今日は、AI活用の第一歩としておすすめのツールを2つ、初心者の方にも分かりやすくご紹介します。「Google AI Studio」と「Dify(ディファイ)」です。この2つは、どちらもAIと関わるためのツールですが、得意なことや使い方が少し違います。

1.Google AI Studioってどんなツール?
Google AI Studioは、例えるならGoogleが作ったAI(特に「Gemini」という最新AI)を「ちょっと試す」ための「AIのお試し場」です。
難しいパソコンの設定は要りません。ウェブサイトにアクセスして、Googleアカウントがあればすぐに始められます。「〇〇について教えて」と質問したり、「こんな感じの絵を描いて」と指示したりして、AIがどう応答するかを手軽に試せます。画像や簡単な音声・動画をAIに見せて、その内容を分析させることもできます。
Googleの最新AIがどんな能力を持っているのか、サクッと触ってみたい、アイデアを試すためにAIの反応を見てみたい、という方にぴったりです。本格的なアプリを作るというよりは、AIとの対話や簡単な実験に特化しています。初心者でもすぐに触り始められるのが大きな特徴です。
具体的な使い方の例:
AIに「今日の献立のアイデアを3つ教えて」と聞いてみる。
面白い写真を見せて、「この写真について説明して」とAIに解説させる。
ブログ記事のタイトル案をAIにいくつか考えてもらう。
2.Difyってどんなツール?
一方、Difyは、例えるなら「AIアプリを作る制作室」です。GoogleのAIだけでなく、OpenAI(ChatGPTの会社)や他の様々なAIモデルを使って、もっと実用的なAIのプログラム(アプリケーション)を作ることができます。
「アプリを作るなんて難しそう…」と思うかもしれませんが、Difyはプログラミングの知識がなくても大丈夫!画面上で「スタート」→「資料を探す」→「AIに答えてもらう」のように、AIが行う作業のステップを、絵を描くようにブロックを繋げて簡単に作れます。
例えば、あなたが持っているPDFファイルの内容について質問に答えてくれる「自分だけのチャットボット」(RAGと言います)を作ったり、いくつかの作業をAIに自動でやらせる仕組みを作ったりできます。作ったものは、ウェブサイトみたいに公開して他の人も使えるようにすることも可能です。こちらはAIを使った具体的な「何か」を作って、動かすのに向いています。
具体的な使い方の例:
会社の製品マニュアル(PDF)を読み込ませて、お客様からの質問にAIが答えられるチャットボットを作る。
入力されたウェブサイトのURLを自動で要約し、結果を表示する仕組みを作る。
複数のAIのステップを組み合わせて、質問に答えるだけでなく、関連情報をウェブ検索して集めてくるAIアシスタントを作る。
結局、どっちを選べばいいの?
どちらのツールが良いかは、あなたが「何がしたいか」によって決まります。
Googleの最新AIを手軽に触ってみたい、簡単な質問や画像生成など、AIの能力を実験してみたい → Google AI Studio がおすすめです。まずはAIと遊んでみる感覚で始められます。
自分の持っている資料(PDFなど)を元に答えるチャットボットを作りたい、複数の作業をAIに自動でさせて仕組みを作りたい、Google以外のAIも使ってみたい、作ったものをアプリとして公開したい → Dify を試してみましょう。AIを使って、もっと具体的なものを作るのに適しています。
簡単にまとめると、
Google AI Studio:AIを「お試し・実験」
Dify:AIで「アプリを制作・運用」
というイメージです。
迷ったら両方試してみよう!
どちらのツールも、無料で始めることができます。まずは、あなたの「やってみたい」に近い方を選んで触ってみるのが一番です。
Google AI StudioでAIとの対話の基本を学んでからDifyで本格的なアプリ開発に進む、という流れも良いでしょう。
AIの世界はどんどん広がっています。Google AI StudioやDifyのようなツールは、その世界への入り口をぐっと簡単に、身近にしてくれます。ぜひ、あなたもAIを使ったものづくりに挑戦してみてください!
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