皆様、本年も人生応援ブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。
2020年ホップ、2021年ステップ、2022年ジャンプ、2023年フライ、2024年アップ。
そして2025年、小生はこの一年を「実装の年」と呼びたいと思います。
机上の空論ではなく、現場に持ち込み、汗をかき、失敗し、改善し、また走る。
まさに漢字一文字なら「動」、あるいは「新」。光陰矢の如し、今年の速さは格別でした。
今年の小生の活動は一言で言うと、ハイテクとド根性の「ちゃんこ鍋」。
AIという最新具材と、地域の泥臭い現場という昔ながらの具材を、同じ鍋でグツグツ煮込んだ一年でありました(笑)。

■【1月】凛とした空気と、心の原点
元旦前日は家の大掃除、午後はパソコン内の大掃除。紅白を観ながら飲み過ぎないように注意しつつ(笑)、23時には近所のお寺へ。浅利竹の会が作った竹灯籠が、除夜の鐘前の厳粛な空気の中で揺らいでおりました。年も変わり「よし、今年もやるぞ」と静かにスイッチが入った瞬間です。
そして1月の恵林寺「坐禅はじめ」。3時50分起床、氷点下6℃の早朝に車で走り、ムーンルーフを開けたら星がキラキラ。小生、柄にもなく「今日も良いことがありそうだ」と思いました。こういう“心の整え”が、結局一年の土台になるのだと痛感しました。
■【1月~】『愛(AI)の街 大月』構想、妄想から始める
今年の起点は1月25日に書いた『愛(AI)の街 大月』構想であります。 最先端を追いかけるのではなく、「日常の困り事から泥臭く始める」。異業種でコミュニティを作って情報共有し、大月全体を底上げする。さらに“大月市内のサイトをネットワーク化する”ビッグムーンビッグネットワーク構想まで言い出す始末。自分で言っておいて「折乃笠、また風呂敷を広げたな」と苦笑しましたが、言った以上はやるしかありません。
■【5月~6月】燕に教わった幸福論
5月、我が家の玄関軒先に燕が巣作りを始め、数日で完成。遥か遠く東南アジアから数千キロを旅して帰ってくる生命力に、小生は素直に感動しました。 燕が人の近くに巣を作るのは「ここは安全だ」と判断した証拠だとか。つまり小生の家は、燕から“合格”をもらったわけです(いや、そういうことでいいですよね?)。 AIだ、行政だ、地域活性化だと肩肘張っていた小生を、燕の子育て実況がふっと緩めてくれました。幸せは案外、足元にあります。
■【7月】市役所幹部の前で、生成AIを語るという事件
7月、小生は大月市役所で生成AI勉強会の講師を務めさせていただきました。市長、教育長、各部長という幹部の皆様の前で、AIの可能性と具体活用を熱弁。 ホームページ分析から広報紙の編集、デモ実演まで、皆様の表情が「怖い」から「面白い」「使える」に変わっていく瞬間に、小生の背中にも火がつきました。 もちろん、ハルシネーションや情報漏洩など課題もあります。だからこそ、ルール作りと運用が肝。小生は“魔法の杖”としてではなく、“右腕”としてのAIを提案したつもりであります。
■【8月~10月】現場発アップデート。老舗W電業様へ挑む
8月には「愛(AI)の街」を次のステップへ進めるべく、地元老舗のW電業様へプレゼン検討を開始。「暗い道がふわっと明るくなる」――派手さより“効く”アップデートを、現場×データで積み重ねたい。
そして10月30日、ついに本番。友人議員にご紹介いただき、W電業様本社でプレゼン。久々に背筋が伸びる、最高に心地よい緊張感でした。小生は「バリュープロポジション」まで持ち出し、現場の紙とExcel地獄を潰す具体策を実演。さらに“遊び心”でワットちゃんが踊る動画まで(笑)。 ところがディスカッションが始まると、専務様の知識と経験が想像以上で、小生のドヤ顔は真顔に。8割方は既に社内で検討済み…冷や汗。しかし最後に「結局、最後は人。人の『愛』が満ちた街にしたい」と締めたとき、「大変勉強になりました」と言っていただけた。あの日の清々しいやり切り感は、今年の宝物です。
■【12月】ビッグムーンビールは「単発の花火」から「長く燃える灯火」へ
令和ビッグムーンプロジェクト(クラフトビール)は、今年大きな戦略転換をしました。昨年好評の「BIG MOON BEER」を短期完売のイベント商品で終わらせない。年間を通じて計画的に販売・プロモーションし、大月ブランドとして定着させる――この舵切りが、今年の小生の“地域側の実装”であります。 12月には小菅村のファーイーストブルーイングにも伺い、次期ビッグムーンビールの打合せ。ビール好きにとっては夢の楽園…と言いながら、ちゃんと仕事もしております(たぶん)。
■【12月】歴史はロマンだ。短大市民講座とAI動画の連携プレー
小山田信茂公顕彰会では、12月に大月市立短期大学にて市民講座「武田家最後の十一日間」を開催。「信茂公は裏切り者ではなかった」というアップデートされたお殿様像を史料検証でお伝えし、最後は最新AIで作成した動画を上映。「わかりやすい」「連携プレーが素晴らしい」との声を頂戴したとき、歴史とAIが握手した気がしました。
■【ブログ】祝2000回突破、そして反省:下ネタ不足(笑)
最後にブログ。小生の「人生応援ブログ」は2020年3月12日開始、2025年12月27日まで無休で2157回。あれ?いつの間にか2000回超え。自分でも驚きの継続力です。 コメントは1522回、コメント率71%。その約95%はメインコメンテータSM様。感謝感謝であります。 ただ反省点も一つ。今年は真面目なAIと地域活動が多すぎて、「スケベな話」や「う●この話」という崇高な(?)折乃笠イズムが減りました。飲み仲間から「最近、折乃笠が綺麗になりすぎて面白くない」とクレームも(笑)。来年は“人間臭い成分”を少し取り戻したいと思います(AIに下ネタを考えさせる勇気は…まだありません)。
【2025年の大きな出来事(小生的まとめ)】
①『愛(AI)の街 大月』構想を掲げ、妄想から実装へ踏み出した
②大月市役所幹部の前で生成AI勉強会講師を務め、行政の現場に風穴を開けた
③老舗W電業様へ現場寄りAI提案。最高の緊張感と“やり切った感”を得た
④ビッグムーンを「単発イベント」から「ブランド定着」へ舵切り
⑤浅利分館長として地域の学びと交流の場づくりに奔走した
⑥燕の家族に癒やされ、幸せの本質を思い出した
⑦ブログ2000回突破(2157回)――そして下ネタ不足を反省(笑)
⑧AI学習講座(初級編完成・中級編カリキュラム)で「広げる」準備が整った
いやあ~今年も忙しかったです。
でも、充実していました。 一番良かったことは、たくさんの人に出会い、語り合い、同じ方向を向けたこと。
AIが進化しても、最後に街を温めるのは人の「愛」。
そこだけは、来年もブレずに行きたいと思います。
皆様、どうぞ良いお年を。
また、明日お会い致しましょう。
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折乃笠さんの一年は、AIの最先端と地域の泥臭さがぶつかり合う“実装の旅”。
読みながら思ったのは、結局どんな技術も “人の温度” がなければ街は動かないということです。燕が巣を作る家に、人が集まらないわけがないですね! 糞対策は大変だったと思いますが・・・(笑)
AIに尻を叩かれ、燕に癒やされ、ビールに励まされ、ブログに突っ込まれ…。
今年もフルスイングでしたね。
来年はどんな具材が鍋に入るのか楽しみにしています。股 “下ネタ成分” の復活も期待していますよ~(笑)
よいお年をお迎えください。